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<Altus>ムラヴィンスキー~ショスタコーヴィチ:交響曲第8番&1961年ベルゲン・ライヴ

〈Altus〉ムラヴィンスキー5月発売予定分(2タイトル)

これまで数多くのムラヴィンスキー音源を発掘してきたAltusレーベルが、新たな音源をリリースします。名演中の名演として知られる1982年のショスタコーヴィチ:交響曲第8番は、未亡人所蔵の音源から新マスタリング。幻の1961年ベルゲン音楽祭ライヴはINA(フランス国立視聴覚研究所)からの発掘音源となります。

ショスタコーヴィチ:交響曲第8番、1982年盤 未亡人所蔵の音源から新マスタリング

衝撃のリリース。ムラヴィンスキー&レニングラード・フィルによる1982年のショスタコーヴィチの交響曲第8番といえば、空前の名演として他の録音を寄せつけない特別な存在となっていました。しかし発売当初から、ピッチの異常による音程の不安定とテンポの早まりが指摘されてきました。にもかかわらず演奏の凄さが問題を凌駕して不動のベスト盤に君臨し続けています。
その後、RussianDiscからピッチ修整盤がリリースされましたが、音質がイマイチだったためファンの満足を得られませんでした。さらにRegisからもピッチ修整盤がリリースされましたが、ノイズリダクションのためか、生々しい迫力がそがれたような印象で、これも満足のいくものではありませんでした。
そうした不満を解消したディスクがついに登場します。未亡人所蔵の音源からAltusが念入りにマスタリングを施し、フィリップス盤をも上回る生々しさに加え、ピッチを正したことで凄絶さが増して、ちょっと人間業とは思えぬ次元の演奏が蘇りました。
    Philips盤  Altus盤
第1楽章  24' 33"  25' 48"
第2楽章  6' 07"    6' 24"
第3楽章   6' 17"    6' 35"
第4楽章  9' 37"  10' 06"
第5楽章  12' 58"    13' 44"
同一演奏ながら、全体で3分、特に第1楽章は1分15秒も長くなっています。その結果、重心はさらに下がり、厳しさ、音楽の巨大さが恐ろしいまでに迫ってきます。また第3楽章での凶暴な速さと巨大なエネルギーは、ホールを破壊してしまうのではという凄さ。そして終結部の恐いまでの緊張感。これまでの1982年盤も別格の存在でしたが、このAltus盤はついに真なる奇跡の演奏を再現したと申せましょう。とにかく最初の音から金縛りにあったように動けなくなります。
ショスタコーヴィチの交響曲第8番は1943年に作曲、ムラヴィンスキーに献呈されました。同年11月3日にムラヴィンスキー指揮ソヴィエト国立交響楽団により世界初演。ムラヴィンスキーは生涯に36回演奏し、6種の録音が残されています。なかでも1982年盤は、この曲のベスト演奏としてショスタコーヴィチ・ファンの至宝とみなされています。
(キングインターナショナル)

【曲目】
ショスタコーヴィチ:交響曲第8番 ハ短調 Op.65
【演奏】
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1982年3月28日 レニングラード・フィルハーモニー大ホール(ライヴ)

ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル 1961年ベルゲン・ライヴ

ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルが、1961年5月にノルウェーのベルゲンで行われた音楽祭に出演した際のライヴ録音が日の目を見ました。これまで一度だけ怪しげな海賊盤で出たことがあるそうですが、編集も製盤も粗悪で、ムラヴィンスキーの真価を伝えていませんでした。今回ついにラジオ・フランスで使用したオリジナル放送マスター音源からの復刻!いずれもムラヴィンスキーの十八番ですが、演奏は冴えに冴えていて興奮。モーツァルトの狂気すら感じさせる「フィガロの結婚」序曲、親しみやすいメロディをここまで緊張感あふれるものにできるのかと感じ入る「ロミオとジュリエット」組曲第2番をムラヴィンスキーにはめずらしく全7曲が収められているのが大変貴重。推進力と音楽の大きさに圧倒されるチャイコフスキーの交響曲第5番と、夢のひとときを満喫できます。モノながら大変良好な音質です。
(キングインターナショナル)

【曲目】
1.モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
2.プロコフィエフ:「ロミオとジュリエット」組曲第2番 Op.64(全7曲)
3.チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 Op.64
【演奏】
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1961年5月29日 ベルゲン音楽祭(ライヴ・モノラル)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年04月08日 13:06