ソウルの申し子！ラファエル・サディーク新作に再び酔いしれる

全米各地のサウンドが体感できる、これぞソウル・トラベリング！

ミュージック・トレンドの先を行く、マルティプル・グラミー受賞アーティスト、ラファエル・サディーク。元トニ・トニ・トニのメンバーとしても知られ、ジョン・レジェンド、スヌープ・ドッグ、ジョス・ストーン、ザ・ルーツ、メイシー・グレイ、ディアンジェロといった大物のプロデュースや、ホイットニー・ヒューストン、メアリー・J.ブライジ、ケリス、Qティップ、リュダクリス、ビー・ジーズ、アース・ウィンド＆ファイアなど錚々たるアーティストの作曲、アレンジ、レコーディングメンバーとしても関わっているグラミー受賞プロデューサーでもある。

今作は、コロムビア移籍第2弾となるソロ4作目のR&Bアルバムで、2008年の前作『ザ・ウェイ・アイ・シー・イット』で、60'sのR&Bサウンドを見事に蘇らせたが、今作でも60's、70'sが持つファンキーかつソウルフルなサウンドで、前作を超えるパワフルでエネルギッシュなリズム＆ブルースを披露！収録される楽曲それぞれがウエストコースト、ミッドウエスト、サウス、イーストコーストといった全米各地のソウル・サウンドを体感させられ、地元FMラジオのブラック・ステーションを聴きながらアメリカを旅している気にさせられてしまう、まさに“ソウル・トラベリング”である。リード・トラックの「ストーン・ローリン」と「グッド・マン」はロック・ファンも聴き逃すことができない、オーセンティックなソウル・ソング。