OKI DUB AINU BAND 4年振りの大作

ドイツ、スペイン、ポルトガル、イギリス、台湾、ブラジル、アメリカ、シンガポール…前作『OKI DUB AINU BAND』から4年。渡り歩いたフェスは世界で数知れず。
より鋭さを増したタフでヘヴィなサウンド、OKIと内田直之の渾身DUB、涸れることないOKIのアイヌ音楽へのLOVE。2010は間違いなく“AINU BEAT”確立元年だろう。
パンデイロの魔術師マルコス・スザーノとのブラジル録音、トンコリの故郷・サハリンの地でのフィールド録音を含む前例なき13曲を収録!
アルバム制作中にトンコリの源流を訪ねる旅に出た
そこで想像以上の衝撃を受ける
躁(そう)状態で終えた旅から帰り
いままでトンコリ奏者として築き上げてきたものが
音をたてて崩れていくのに気づく
そして深い思索の旅が始まる
帰国後アルバム作りを再開
サハリン旅行のアンサーは、サハリン・ロック
~OKI
OKI DUB AINU BAND:
OKI(tonkori, vo, g, b, dr, key, mukkuri)
居壁太(chorus)
沼澤尚(drums)
内田直之(engineer)
○プロフィール
カラフト・アイヌの伝統弦楽器『トンコリ』を現代に復活させたOKIが率いる日本/世界唯一のAINU ROOTSバンド。いにしえの楽器トンコリを大胆にもオール電化し、ベースとドラムで強靭に補強したヘヴィなライブサウンドに、アイヌに歌い継がれるウポポ(歌) の伝承曲やリムセ(踊り)、アフロ・グルーヴ、レゲエ、ロック等が入り混じった越境サウンドで人気を集める。
これまで主に海外フェスでライブ実績を重ね熱狂的に迎えられたサウンドが、アルバム『OKI DUB AINU BAND』(2006年)のリリースを機に日本上陸。今作『サハリン・ロック』が4年振りの作品となる。
現在のメンバーはトンコリ、ギター、ヴォーカルのOKI、トンコリ、コーラスと勇壮なリムセで脚光を浴びる北海道出身アイヌ、居壁太、説明不要の日本が誇るグルーヴメイカー、ドラムの沼澤尚と、Dry&Heavy、Little Tempo、Flying Rhythms等でも活躍する“天下一品の働くラスタ”ことDUBエンジニア内田直之。
これまで世界最大規模のワールドミュージック・フェスとして知られるWOMADへの参戦(2004年オーストラリア、2006年イギリス、2007年シンガポール)をはじめアジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地をツアーし、また日本国内でも数多くのフェスに出演(FUJI ROCK、朝霧JAM、RISING SUN ROCK FES、渚音楽祭、SUNSET等)。2009年にはRSRFES初日ヘッドライナーを努めた他、ブラジルで開催されたPERCPANに出演し喝采を浴びる。2009年11月から2010年2月までクラブ・クアトロ・マンスリー企画を実施。多種多様なゲスト陣(MO'SOME TONEBENDER、サカキマンゴー&リンバ・トレイン・サウンド・システム、OOIOO、OGRE YOU ASSHOLE)との競演も話題となる。