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バイヤー厳選!CLUB/TECHNO名盤100:DJが選ぶ今聴くべきハウスミュージック10選追加!

CLUB/TECHNO名盤100

〈番外編〉

現役クラブDJが選ぶ最新かつ親しみやすいハウスミュージック

今回は2015-16年にリリースされたCDをベースに、最新かつ親しみやすいハウスミュージックを選んでみました。一歩目が踏み出しにくいハウスミュージックですが、みなさんの発見になってもらえれば幸いです。(sio)

ダンスミュージック界の重要人物の一人であるLouie Vegaの最新アルバムです。
Masters At Work (MAW) をKenny Dope と共に結成して、ハウスミュージックというものを定義付けたLouie Vegaは、今までたくさんの名曲を世に送り出してきていますが、今回のアルバムも28曲入りの大作となっています。とくにCD2 – M1"You Are Everything" はJocelyn Brownの力強いボーカルと疾走感のあるトラックがマッチして、ハウスに馴染みのない人でも親しみやすい素晴らしい一曲になっています。

 

 

UK出身でベルリンを活動拠点にするDJ/プロデューサーであるマーキス・ホーキのデビューアルバムです。リズムがはっきりしていて、気持ちいいシンセサイザーが入った M3の”Fantasy”やM7の”Six Sixty Groove”などは、どんな人でも首を振らずにはいられない曲になっています!伝説的ディスコ・ディーバ、ジョセリン・ブラウンが参加するM5 ” I'm So Glad [Satisfied Mix]”も重なり合ったボーカルが気持ちをあげてくれます!

 

 

モスクワ出身のDJ/プロデューサー、Lay-Farによるフルアルバムです。様々な楽曲を作る彼は、ハウスミュージックのアーティストとしても、さらにジャズやソウルなどの生音を取り入れたクロスオーバーのアーティストとしても、よい評価を得ています。特にこのアルバムのM6 “Jump Higher Feat. Mark De Clive-Lowe”では、人気キボードニストであるマーク・ド・クライヴ・ロウを迎え、二人の自由なプレイが最高の一曲を作りあげています。

 

 

ザ・ベースメント・ボーイズという伝説的なハウスプロデュースチームの一員であり、ソロでもプロデューサー/DJとしてクラブ・シーンで活躍するカリズマ。そのカリズマの別名義、ケイトロニックの初となるフルアルバムです。ハウスとヒップホップが半々になったアルバムで、どちらも好きな人には気持ちいい一枚。ラストの” State We In”はハウス特有の反復によって気持ちがあがっていくのが深く感じられる一曲です。

 

 

日本を代表し、KING OF HOUSEと呼ばれるDJ EMMAのMIX CDシリーズ『EMMA HOUSE』の最新作です。この『EMMA HOUSE』は95年から発売され、過去に19枚リリースされているおり、今回はDJ EMMAのDJ活動30周年記念となる一枚です。単純にハウスミュージックというものを知りたいと思った時はこのアルバムを聞けばいいんじゃないでしょうか。それくらい名曲揃いの1枚となっています。僕も初めてハウスミュージックを知ったのは EMMA HOUSE 4でした。

 

収録曲のひとつTODD TERJE - Strandbar (Eric Duncan remix)

 

ベルリンにて〈Money $ex Records〉というレーベルを主宰する Max Graef & Glenn Astroのコンビが日本でも人気のレーベル〈Ninja Tune〉からリリースしたアルバムです。普段はそれぞれでハウスのプロデューサーとして活動している二人ですが、今回のアルバムはほぼ生音で構成されていて、とても面白いダンスミュージックへのアプローチになっています。M2の” Where The Fuck Are My Hard Boiled Eggs?!“のまさかの展開は、5分間があっという間に感じられる一曲です。

 

 

南アフリカ出身のDJ / プロデューサーJullian Gomesの2枚目となるフルアルバムです。南アフリカはハウスミュージックが大流行していて、DJはヒーローのように扱われています。彼らの作るハウスミュージックはアフリカ特有のトライバルな雰囲気をまとっており、同じハウスという枠でもまた違ったテイストの音楽を楽しめます。リード曲になっている” Nothing Can Break Us”は甘いボーカルが素晴らしく、前向きになれるパワーを与えてくれます。

 

 

日本人 DJ/プロデューサーである DJ SODEYAMAのアルバムです。テクノDJとして活動しつつ、ARPA recordsというレーベルも主宰するDJ SODEYAMA。このアルバムでは、テクノをベースにしつつも、曲の速さや雰囲気も様々で、M2の”Gosh’s ear”では、だんだん増していくシンセサイザーとドラムマシンの音で少しずつテンションが上がっていきます。またM10”Physical feeling”やM11”The way in the truth”などはクラブに踊りに行きたくなるようなテクノサウンドになっています。

 

 

ベルリン在住のDJ/プロデューサーMoominのアルバムです。彼のこのアルバムはハウスミュージックの中の一つの種類であるDEEP HOUSEを表すのにとてもしっくりくる一枚になっています。決して派手で盛り上がる曲があるわけではないのですが、キレイなシンセサイザーの音やピアノが多用されていて、空間全体を包んでくれるような音楽を楽しむことができます。M6 “Alone”もピアノの音とポップなシンセの音が楽しい気分にしてくれる一曲です。

 

 

約4年間で60以上の爆発的なスピードリリースと気鋭のアーティストを次々発掘し、ヨーロッパを中心にハウスミュージックレーベルとして人気を集めているスウェーデンのレーベルLocal Talkと東京発のハウスミュージックパーティーEUREKA!がコラボレーションしたMix CD。レジデントであるMidori AoyamaがLocal Talkの音源のみを使い、現場の空気感をそのまま伝える1枚となっています。ラストには2016年にEUREKA!よりリリースされた”Crackazat / Coffee Time”が!

 

 

〈選盤者〉 sio:根っからのパーティピープル。ハウスDJ。
20代前半よりDJ活動を始め、都内様々な場所でPLAY。 LONDON滞在中も積極的にDJやオーガナイズを行なう。 2012年より『EUREKA』をスタートさせ、都内随所でパーティをオーガナイズする。 DEEPなHOUSE MUSICを中心に、アップリフティングなフロアを演出。『だれでも楽しめる空間を』モットーに勢力的に活動中。

 

快進撃を続ける気鋭のハウスパーティー“ EUREKA! ”にマンチェスターから気鋭のアーティスト Adesse Versions が登場!!

過去にDetroit Swindle、Lay-Far、Atjazz、Kyodaiなど気鋭のアーティストを招き快進撃を続ける“ EUREKA! ”がマンチェスターからAdesse Versions、国内からDJ SODEYAMA を迎え、話題のベニューVENTで開催。

EUREKA!

Date: 12月2日(Friday) Open 23:00
Price: Door ¥3,000 | Facebook discount ¥2,500

Room1
Adesse Versions
DJ SODEYAMA (ARPA records /трип)
Kenji Endo
Midori Aoyama
sio

Room2
hiroshi kinoshita
KDT (DEEPTRAP)
Ezumonat
Ririko Nishikawa (El Amor!)
Nari (CYK/Juvenile)

Photo: Yoshikawa Yoshihiro

カテゴリ : キャンペーン | タグ : クラブ/テクノ

掲載: 2016年11月10日 12:00

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