バイヤー厳選!CLUB/TECHNO名盤100 CDで入手可能な100タイトルピックアップ!!
バイヤーが厳選したクラブ/テクノ名盤(1990年~2014年までに発売された)現在CDで入手可能なオリジナルアルバムを100タイトルピックアップ!!
CLUB/TECHNO名盤10
※アルファベット順で掲載
エイフェックス・ツインことリチャード・D・ジェイムスが85年から92年にかけて作りためていたアンビエント・テクノ・トラックをまとめた本作。それまでハードコア・レイブなトラックによって頭角を現していたエイフェックス・ツインが突如リリースし、その美しくピュアな電子音によって大きな驚きと共にその評価を決定付けた傑作!!
ロニ・サイズと共にドラムンベースを定義した帝王=ゴールディー95年の初聖典がコチラ。そのミステリアスでカリスマティックな存在感が転移したような、壮大かつソリッドなドラムン・サウンドは、一聴してすぐに魅了されるであろう魔力を秘めている。度を越した音楽マニアである自身のルーツを開陳したような、2014年の3枚組コンピ『MASTERPIECE』も必聴です。
本作は、ドイツ出身の電子音楽バンド、クラフトワークのテクノ・ポップ・スタイルを決定付けた、1978年発表の通算7枚目となるアルバム。ロボットと人間の融合をテーマにしたクラフトワーク流の近未来型SF作品であり、テクノ、ロックの両面から最高峰と評された1枚。カール・バルトスが作曲者としてクレジットされた初のアルバムであり、シングル・カットされた「ザ・モデル」は、1982年にイギリスのチャートで1位を記録。「ネオン・ライツ」と並んで、多くのバンドにカヴァーされる楽曲。
後にトランス、ハウス系アーティストに再評価され一気に神格化されたアルバム。「インヴェイションズ~」に始まるミニマル・ギター・サウンドはこのアルバムによってそのピークを迎えたといっても過言ではない。エレクトロニカ系ダンス・ミュージックの先駆的作品として語り継がれるべき作品。
ハウス、ジャズ、ヒップホップ、ラテン、サルサ...その全てを飲み込んだ、マスターズ・アット・ワークが放ったプロジェクト=ニューヨリカン・ソウルの、“歴史を変えた”といっても過言ではない殿堂入りの超名盤がリマスター&ボーナスCD付で再発!ハウスの基本となる4つ打ちドラムではなく、アグレッシヴなブレイク・ビーツ・トラックをベースとした生バンドを主体とした編成でありながらもハウス的な音の仕上がりとなっている本作。そして何よりもスゴイことは、時が流れた今でも全く色褪せていないことでしょう!さあ一緒に、「ラ~ンナウェ~イッ!」
ドラムンベース史に燦然と輝く屈指の名作! ロニ、クラスト、ダイ、サヴ、ダイナマイト、オナリーのコレクティヴが生み出す、テクノロジーと有機的サウンドの完璧な融合。“Watching Window”“Brown Paper Bag”などフロアを熱狂させたヒット満載!
マッシヴ・アタックの代表作にして絶大な影響力を誇る、ブリストルで生まれた1991年の傑作。サンプリング、ブレイク・ビーツ、ラップと生楽器を融合し、不吉なベースラインが響く「セイフ・フロム・ハーム」や英国流のラップが乗せられた「ファイヴ・マン・アーミー」、そして最も有名な代表曲「アンフィニッシュド・シンパシィ」など、全てが今なお新鮮に響く!
御馴染み「TOKIO」というヴォコーダーの音からスタートする歴史的大ヒット2ndアルバム。“テクノポリス”、“ライディーン”といった大ヒット曲を生み出し、アルバム発売の翌月からワールド・ツアー≪トランス・アトランティック・ツアー≫を開始。テクノ・カット&人民服も大ブームに。オリジナル盤は1979年のリリース。
それまでのモンド/ラウンジ/サンプリング的作風から、徹底してソリッドなミニマル・ファンクにシフトした驚きの電気脱退後初ソロ・アルバム。彼がフェイヴァリットに上げるATCQ『Love Movement』にも通じる未来的でハイファイなヒップホップのビートを基軸に、配置から音色まで一音一音吟味され尽くした電子音がリスナーを覚醒に促す超絶傑作。
彼らのライヴの定番であり代表曲である感動のチルアウト・テクノ“虹”を収録した94年の名盤。前作である『VITAMIN』(93年)で、当時日本に上陸しつつあったテクノ・ブームを先駆的に取り入れ、約半数がインスト・トラックで占められるという当時としては異例の構成にもかかわらず好セールスを記録。その勢いのまま発表された本作は、やはり約半数がインスト・トラックで占められ、よりピュアにテクノを追及した内容で、後年の日本におけるテクノ受容に大きな影響を与えた歴史的一枚。