カスタマーズボイス一覧

ザ・コロンビア・レガシー<完全生産限定盤> / ユージン・オーマンディ、他

これは演奏、録音共に期待を遥かに超えていて、しばらく夢中で聞いてしまいそう。SONYが何故オーマンディの演奏をここまで徹底的に復刻しようとしているのかがよくわかった。ここまで来たらRCA音源も含めて徹底的に復刻してほしい。
実に豊かで聴きやすい音質。古いものは1944頃のものもあるが、それでもかなり細かいところまで聞き取ることができる。モノラルなのに、音の出し入れというか、立体感というか、陰影というか、そういうところまで聞き取ることができてびっくりした。一緒にステレオ初期のセット(1958-1963)も購入したが、当時の録音特有のギラギラした音がどうしても気になるので、こちらの方がずっと鑑賞に向いている。
演奏も、後年より推進力が高く颯爽としている。オーケストラの技量が恐ろしく高く、それをグイグイドライブしていく見事さがある。

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senza sordinoさんが書いたカスタマーズボイス

  • 1

(全3件)

2022年の来日公演を聞いて感じたのだが、マケラが指揮するとパリ管弦楽団が驚くほど活気付く。これまでの上手いのだけれど必要以上にピッチやらバランスやら正確さやらにこだわるインテリ集団というイメージを一新する生々しい演奏をするようになった。
弦楽器セクションの表現の幅が大きくなった。恐れずにゴリゴリと弾くようになった。よく鳴るようになった。霞のような音も出すようになり、雄弁なピアニシモも手に入れた。その必然として、管楽器群が大胆な表現をするようになった。自由自在に吹きまくる様子の何と痛快なことか。マケラの演奏を「爆音」とか「やりたい放題」などと揶揄する人もいるようだが、それで何が悪い? こんなに面白くいのに。
この指揮者がレコード産業の冬の時代に登場してしまったのが残念。1960、1970年代だったならば、2ヶ月に1回くらいのペースでこの人の新譜を楽しめただろうに。当時のメータ、アバド、小澤征爾がそうであったように。これ程の才能なのに、年に1回新譜が出ればいい方、という現状が悲しい。

いよいよ懐かしい「オーマンディ音の饗宴1300」の時代に入ってきた。レギュラー盤の半分以下で買えて、お金のない中高生時代にお世話になった。友達と相談して別々の曲を買い、貸し合ったものです。耳慣れた演奏に加え、バッハのロ短調ミサなんかも入っていて、楽しめる。
録音会場がBroadwood Hotel →Academy of Music →Town Hall と推移していくうちにスタッフがどんどんステレオ録音に慣れて、聴きやすくなっていくのを追体験できて楽しかった。直接的で耳に痛い初期のものが、次第に会場の響きというか、間接音も取り入れた広がりの感じ取れる音になっていくのに感心。
CBSステレオ録音の集成の継続と共に晩年のRCAのセットまで、是非最後までやり抜いて欲しい。出れば買います。

これは演奏、録音共に期待を遥かに超えていて、しばらく夢中で聞いてしまいそう。SONYが何故オーマンディの演奏をここまで徹底的に復刻しようとしているのかがよくわかった。ここまで来たらRCA音源も含めて徹底的に復刻してほしい。
実に豊かで聴きやすい音質。古いものは1944頃のものもあるが、それでもかなり細かいところまで聞き取ることができる。モノラルなのに、音の出し入れというか、立体感というか、陰影というか、そういうところまで聞き取ることができてびっくりした。一緒にステレオ初期のセット(1958-1963)も購入したが、当時の録音特有のギラギラした音がどうしても気になるので、こちらの方がずっと鑑賞に向いている。
演奏も、後年より推進力が高く颯爽としている。オーケストラの技量が恐ろしく高く、それをグイグイドライブしていく見事さがある。

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