カスタマーズボイス一覧

J.S.バッハ:クリスマス・オラトリオ / カール・リヒター、他

聞いていると気分が和んだり高揚したりして今更ながらさすがバッハだと思います。演奏もたるむことなく進みます。全部で64曲ありますが今のところ第8曲、第29曲、第43曲が大変気に入っています。第8はバスの力強い独唱と金管の伴奏が素晴らしいし、第29はソプラノとバスの絡み合いや伴奏の木管やオルガンの音色が楽しめます。第43は合唱ですが歯切れのよいリズムが効果的でうきうきしてきます。

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EH10さんが書いたカスタマーズボイス

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(全19件)

スピーカーから音が飛び出して来ません。全域もごもごしていて、低音はやたら威圧的に響きます。酷い録音だと思います。

音に特徴がある。分厚く濡れた音で、弦も金管も鋭くは鳴らない。耳当たりがよいがもう少し明確な輪郭があればとも思う。聞いているとマーラーが来し方を振り返り諦観に至る心を見ているような気がしてくる。ノイマンは自らの半生を重ねて指揮したのだろうか。

SACD+SHMの仕様のディスクを購入しましたが痩せた音がします。最も指摘したいのは第1楽章のほとんどの時間、右と左からは音がするが中央部分からの音は存在しないかの如く聞こえる点です。

この1枚がブルックナーの良さを分からせてくれました。冷たい朝の空気管、寂寥感、厳しい自然の荒々しさ、が伝わって来ます。くっきり感のある音も良い。

しっとりしたウィーンフィルの音が聞ける。重なった音も分離して聞こえ、69年の録音とは思えない。演奏はエキサイティングな楽章、耽美的な楽章、それぞれ良いのだが、深く浸れないもどかしさがある。リズムを感じにくい音のせいか。

丸みのある音、流れるような演奏がほんわかした暖かさを醸し出し、ノスタルジックな世界に浸れます。さすがは世評の高いCDです。ただ音に霞が掛かっている印象はあります。音の輪郭や音色のバラエティーが感じられないのは残念。

ステージを遠くから捉えた音になっている。ソリストや楽器、楽器群は取り立てて強調される事はない。それは特に第6楽章で効果をあげる。弦の音は水面のようで、時に木管やハープがさざ波をたて、金管やどらが揺さぶる。そしてチェレスタが静けさを呼び戻す。終始アルトも声高になることはない。まるで人も自然とともにあるようにです。歌詞もそういうことなのでしょう。

バックを務めるコンソートの音が貧弱で曲を楽しめない。救いはサンプソンの声がはっきり捉えられていることだが、コンソートが弱いので活きてこないです。モーツァルトにはもっと厚みや艶のあるバックが欲しい。

バイオリンの音が素晴らしい。繊細な高音、深い響き、唸る重音、どれもこれまでに聞いたことのないレベル。そのような音を創るファン・ダールの感性、そして録音技術もまた優れているのだと思います。

音の輪郭の曖昧さ、ソプラノの出来のばらつきは満足できないですが、落ち着いて聞ける点を評価します。モーツァルトのミサ曲のCDが少ないなか貴重な存在と思います。

引き締まった音がよい。バッハの時代の石造りの部屋で聞いているように感じます。古楽器グループのきつい演奏ではなく、また大編成オーケストラの厚ぼったい感じとも違う、聞きたかった音です。組曲第2番のポロネーズの中間部のフルートも膨らみのある音で心地よいです。

音が高音域に跳んだ時のきつい感じが無く、重音もきれいです。耳当たりのいい音です。マルツィのうまさと録音、復刻の技術のおかげなのでしょう。訴えかけてくる力も大きいです。

バイオリン協奏曲を聞いて、軽快に弾く技巧に優れたバイオリニストというのが第1印象。しかしパルティータを聞いて変わりました、深みのある音は年齢を超える才能を感じさせます。特にシャコンヌは情熱的で圧巻です。バイオリンの共鳴箱が振動で壊れるのではと思うくらいです。録音も優秀だと思います。

聞いていると気分が和んだり高揚したりして今更ながらさすがバッハだと思います。演奏もたるむことなく進みます。全部で64曲ありますが今のところ第8曲、第29曲、第43曲が大変気に入っています。第8はバスの力強い独唱と金管の伴奏が素晴らしいし、第29はソプラノとバスの絡み合いや伴奏の木管やオルガンの音色が楽しめます。第43は合唱ですが歯切れのよいリズムが効果的でうきうきしてきます。

リーフレットに印刷されたゴッホの糸杉が心を掴みます。見方によっては捌け口の無い虚ろさを表しているように見えてきます。そんなことを感じる日に、気分を楽しみながらくつろぐのにぴったりな曲が詰まっています。

じっくり聞くと素晴らしい曲。敬虔な気持ちになったり、高揚した気分になったり、悲しみを感じたりで、いっとき信者になったようです。音は実際に教会で聞いているようで、柔らかで、広がりや奥行きもあります。金管の枯れた音も、ティンパニーの膨らみある音も心地よい。

バーンスタインはロッシーニやスッペも指揮していたんですね。はじめて聞きました。ベートーベンのエロイカやマーラーの交響曲5番の感情全開の演奏に近いものが、このCDの曲にもありますね。畳みかけるようなところはエキサイティングです。但し音に厚みがないのは残念です。特に「詩人と農夫」はボリュームを上げるとブーンブーンと響くような音が聞こえます

ゆらゆらと漂っているように感じるチトラヴィーナの音、インドの激しい踊りの足音のようなムリダンガムの音、そしてときどき聞こえるガダムの乾いた音や響き、これらが同時に聞こえると何とも不思議な感じがします。音の世界で南インドを楽しんでいます。

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