カスタマーズボイス一覧

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kentarohさんが書いたカスタマーズボイス

(全72件)

この迫力、最高です。SACDでの復活を望みます。

ジャケットのボッシュの絵そのものの世界ですね。録音は古いがやっぱり怖い(とてもよい)。
日本でも最近演奏されると聞きますが、初めての方は実演の前にこのCDで予習をオススメします。

Doremiなので音はあまり期待していませんでしたが、エアチェック音源であるにしてもちょっと、ね・・・。
単に古いというだけでなく、おそらく無理なノイズカットと整音がひどく聴きづらい音にしているような気がします。バルトークなどある程度しっかりした音でないと楽しめないですね。たくさん入っていますが、あるもの寄せ集めの感、なきにしもあらず・・・。

発売当初のレヴューでは皆さん今一つの感ありというニュアンスのようですが、私は堪能させていただきました。古い録音であることを考えれば多少のことは仕方ない、ここまでにして出してくれたことに私は感謝します。従来のCDとは比べものになりません。

BuschQの復刻は、Biddulphでないならばこの一連のEMI盤が素直な音でよかった。だからいくら古くても処分できない。最近のボックスものでなくても、これらをそのまま出してくれればよい。

BuschQの復刻は、Biddulphでないならばこの一連のEMI盤が素直な音でよかった。だからいくら古くても処分できない。最近のボックスものでなくても、これらをそのまま出してくれればよい。

このPreiserの復刻もよい音だ。この時代のものでノイズがないものがあるはずがない。このCDのように、原盤の音を知る人ならば古くともよい音で下手なノイズカットなしに復刻してくれる。ワーナーのボックスはひどい音だ。

BuschQの復刻は、Biddulphでないならばこの一連のEMI盤が素直な音でよかった。だからいくら古くても処分できない。最近のボックスものでなくても、これらをそのまま出してくれればよい。

古いEMI輸入盤は原盤のノイズを残しつつも伸びやかな音を聴かせてくれたが、マスタリングが原音をダメにする悪弊はこのあたりからか。窮屈で頭から押さえつけたような音だ。さらに現在のワーナーなど言わずもがな。

55年のEMI録音です。生き生きした音で楽しめます。20年以上前にDuttonからプレスCDで出ていましたが、今やre-issueはみなCD-Rですか・・。寂しい時代になりましたね。(結構いいお値段してますが。)

このCDは肝心の無伴奏ソナタ第一楽章(第3トラック)4分51秒に、音飛び(欠落)がある。レーベルは修正したものを再プレスすることはしないとのこと。
私は返品しました。レーベルはわかっているのに欠陥のあるものを流通させるとは、消費者、演奏家に対して非常識極まりない。

これはこの協奏曲の二回目の演奏で、限定された招待客を前に行われたもののようである。初演は同年4月にバルセロナ音楽祭でクラスナー独奏、シェルヘン指揮で行われている。音源はクラスナー自身が持っていたアセテート盤と解説にある。アセテート盤特有のノイズはあるが、当時のこの種の録音としては比較的マシな部類、繰り返しの鑑賞にも耐えるものである。クラスナーのヴァイオリンはppでは聴き取りにくい部分もあるが凄い熱演で、ウェーベルンの伴奏も雄弁である。冒頭の五度の動機が最後に回帰するところが聴き取れないなど「?」もあり、万人にはお勧めできるものではないが、この曲が好きな方は是非聴くべき素晴らしい記録である。英文の解説も内容ある証言で構成された貴重な資料である。

入手難であるところ中古でようやく見つけ、以来聴き続けている。これまではコラッシやスゼー、モラーヌといった定番を愛聴したが、これら他盤に比べソプラノのために高く移調(本当はどちらが原調かわからない)され、またその声が非常に清澄で美しいので不思議な浮揚感がある。またピアノが能弁に過度の主張をしないのでそれが一層際立つ。17曲中11曲がこの女声独唱なので、それがアルバムの印象を支配し個性的なものにしているように感じる。17曲のコンプリートであることも珍しいし、女声と男声で分担しているため無理な発声で曲を損なうようなこともない。また装丁の良さや曲の余韻を味わうに十分な長さの曲間の静寂、曲にふさわしい雰囲気の録音など、誠実な企画による良質のアルバムだ。
これがなかなか買えないというのは、勿体ないことだ。タワーさん、Timpaniに働きかけてちゃんと流通させてくださるとよい。

両曲とも愛好者が多いはずのところ、何故にこういう良盤が今日まで売れ残るのか、私にはよくわからない。

分厚く太くよい音だ。内声の動きもよくわかるゆえ奥行き・立体感も普通に流通するCDにはない出来具合だ。優秀な復刻というのは、すべすべとしたツヤ、モノクロ写真をカラー化したような人工的倍音、原盤ノイズの除去というものをデジタル技術で実現したようなものをいうのではない。opus蔵なきあとこういう復刻をいったい誰がやってくれるのか。悪貨が良貨を駆逐するがごとき現状を憂いてやまない。

私も好きな盤だが、本当に完全限定なのか。一度もう一つ買おうと思ったら買えなかった。なのにまた買える。
at Sとかエビピラフは盛んにヒストリカル物を出すが、なんか胡散臭く信用できない。まれにこういうあたりもあるが、えらくハズレも多いしね。

高雅で知的なコラッシの歌唱、選曲の良さ、充実したブックレット、そして音源復刻の素晴らしさ、極めて良心的で価値あるCDだ。いい加減なまがい物が横行する昨今、こういうものに出会うと、よき音楽文化を維持しようとするレーベルがまだ世界にあることを知り、心温まる思いがする。

ワルターを聴いて育ったものとして期待に胸膨らませて聴いたものだが、演奏以前にデジタル処理臭がきつく、音楽に身を任せられない。オーケストラの厚みは感じるが、ウィーンの香りというのはいったいどういうものをいうのか。残念だが私にはこのCDを聴いてもわからない。

こういうものを聴くと、opus蔵はこれまでどれだけいい仕事をしてくれたのかつくづく感じる。星五つはメンゲルベルクとopus蔵両方へのオマージュ。ACOの木管、ホルン、たっぷりした弦楽、本当に素晴らしい。買えなくなってしまう前にこういうものは皆さん是非に。両曲とも他の誰とも違う個性ある名演だ。

こういうものを聴くと、opus蔵はこれまでどれだけいい仕事をしてくれたのかつくづく感じる。星五つはメンゲルベルクとopus蔵両方へのオマージュ。ACOの木管、ホルン、たっぷりした弦楽、本当に素晴らしい。

シゲティのヴァイオリンは素晴らしいが、オーケストラの音がバランス悪くごく貧弱で、やはりベルクはこれでは楽しめない。ピアノ協奏曲はいくら何でも・・・。このCDはよほどのマニア向け。私ももう一回聴くかどうか・・・?

演奏については私ごときが言うことは何もない。しかし、ブックレットのデータを見ると、収録年月日・場所、原版の番号の記載にCDによって差がある。収録年しか記載がないのは、三枚目のショパン練習曲全曲、それと四枚目と五枚目のブラームスの協奏曲だ。いずれも有名なものなので、このセットを手にする方には既知のものであろう。そこで、ショパンは板起こしのCDと、ブラームスは三十年前に求めたデッカ輸入盤のCDと比較すると、原盤からと思われるノイズなど特徴が皆一致する。で、このprofilに何か音質等の改善があるのかといえば、意図不明のデジタル処理の結果と思われる音場、それに寒天質を纏ったような音の変化だ。率直に言って30年前のデッカ盤、板起こしのノイズ盛大なパール盤の方が素直な良い音だ。下衆の勘繰りと思われるかもしれないが、既出CDのコピーを音源に使っているようにしか思われない。独自の音の変化で差別化しているつもりならば、ちょっとライヴ風ながら不自然で聴いていると気持ち悪くなる様な音にしかなっていない。古い音源を復刻するならば、誠実なやり方で意義あるものにしていただきたい。他にはよいものも入っているので星三つにしておく(上記三枚だけなら星一つにもならない)。続編が出ているようだが、もちろん買わない。反省してください。

モーリス・デュリュフレのレクイエム、、すごいジャケットと内容で復活ですか。これは要りませんねぇ。

音質よろし、パッケージは怪しいが全くまとも。楽しめます。

このレーベルが出すレッド・ツェッペリンのセットものは、品を変え何種類か出しているにもかかわらず、数枚全く同内容のCDがダブって入っていたりする。音質は良いが、曲目が明らかにされていないと安心して買えません。表示してくださるようお願いします。

深い深い漆黒の闇に浸りたいとき
もうどんな音楽も今は聴きたくないというとき
温もりある摩訶不思議な静寂

演奏はいくつ星があってもよいくらい、比べるものがない演奏。
しかし、なぜグールドが間奏曲集をop.117-1で始めop.118-2で終わらせたのか、少しでも思い致せば、間奏曲10曲のあとにオマケのバラードほかなど入れるか。そうするならば、二枚に分けてグールドのブラームス集成にすればよい。
これでは、本来の深い余韻が台無し。

星四つでは申し訳ないのですが、リュビモフ、ポリーニ、グールドと極めて個性豊かな名盤ぞろいの中、師直伝の正統的歴史的名演として神棚にあげる、ということになっています。面白いのはヘルの弾く組曲、むしろこちらを聴く頻度の方が高い、そしてヘルのシェーンベルク録音を是非是非、WERGOにでも実現してほしい。

ダヴィッドヴィチのメロディア録音がCDで入手できるなど思ってもみなかった。物凄いピアノです。熱中してショパンのワルツを聴きとおしたのははじめてかも。
ここにあるだけでしょう、早い者勝ちだ、皆さんすぐに買い給え!!

かつて実家にLPがあり、50年近く聴いている演奏だが、このSACDには驚いた。
金星・土星・海王星など精妙の極みのような音楽はまるではじめて聴くがごときで、土星のコントラバスのソロ、海王星のチェレスタ他などしばし茫然とした。
こんなにSACD復刻の効果を感じたことはないが、かといってGS等の優良アナログ再現復刻の価値がなくなるわけではない。落ち着いて味わいある音を楽しめる良質の復刻CDもよいものだ。
往年の名演奏を異なるアプローチの復刻で楽しみながら聴くことができるとは、全く贅沢なことだ。

シェルヘンの新ウィーン楽派がなかなか入手できないのはどういうことだろうか。セットものでも何も収録されない。ベートーヴェンの交響曲全集は何組かあるにもかかわらず・・・。

タワーレコードさん、シェルヘンの「20世紀音楽録音集成」、高品位のCDで充分、やりませんか。こんな名演奏が入手難、音楽文化の一翼を担う企業として憂うべきことと思いませんか。

このCDは良い音で楽しめる(敬意を表します)が、こういうものは録音がある程度の水準でないとなかなかよさが伝わらない。かつてベルクのヴァイオリン協奏曲が、シェルヘン指揮ロスタル独奏の廉価版でかつて出たが、いくら歴史的価値があるといってもあんな劣悪な音では誰の演奏であれ、ベルクを聴くには何の価値もない。

よい音源で、シェルヘン渾身の仕事集を聴いてみたいものです。

シェルヘンの新ウィーン楽派がなかなか入手できないのはどういうことだろうか。セットものでも何も収録されない。

タワーレコードさん、シェルヘンの「20世紀音楽録音集成」、高品位のCDで充分、やりませんか。

こんな名演奏が入手難、音楽文化の一翼を担う企業として憂うべきことと思いませんか。

このCD、こういうものは録音がある程度の水準でないとなかなかよさが伝わらないということで、星一つの減点。
ベルクのヴァイオリン協奏曲が、シェルヘン指揮ロスタル独奏の廉価版でかつて出たが、いくら歴史的価値があるといってもあんな劣悪な音では誰の演奏であれ、ベルクを聴くには何の価値もない。
よい音源で、シェルヘン渾身の仕事集を聴いてみたいものです。

ベートーヴェン弦楽四重奏曲の名盤中の名盤で、30年以上前に発売されたCDもよい音だった。
正攻法に徹した何の外連もない演奏で、ヴィオラの音の太さ、ボッセのミスや音程不安定などもはやどうでもいいくらいの室内楽のお手本のようなヴァイオリン、3番の最終楽章の凄まじさ、本物の貫禄としか言いようがない。

ただただ懐かしく・・・。

アルバムを聴くときほど気構えせず、のめり込む覚悟もいらず、来し方を思いながら楽しんでいます。

「昭和臭い」などという戯言を言う若造もいるようだが、スマホもSNSもないからこそ、味わい深い良い時代だった。

ただただ懐かしく・・・。
アルバムを聴くときほど気構えせず、のめり込む覚悟もいらず、来し方を思いながら楽しんでいます。
「昭和臭い」などという戯言を言う若造もいるようだが、スマホもSNSもないからこそ、味わい深い良い時代だった。

どうしてこういうタイミングでSACDシングルレイヤーなのか?

こういう客を小馬鹿ににしたような商法をする企業は必ずどこかでダメになる。

消費者に対してもっと真摯であれ。

もはや古典なのかもしれないが、なんといってもかつては時代の最先鋭・前衛だったもの。現在においても、より一層の受容と理解促進のため、是非ともこういうものは解説をつけていただきたい(別売り有料でもよい)。
そのような販売者の姿勢が、音楽文化の維持に貢献し、また事業として音楽を記録し、それを購買しようとする者が存在し続けることにつながることを、信じています。
内容は偉大なドキュメントのアンソロジー、古くなっても価値を失わない。ぜひ続編を。その時は解説つけて。

シュトイアーマン、ポリーニ、リュビモフ、それにグールドと名盤ぞろいだが、こういうよくわからん(?)曲だと弾き手の個性が際立つ。とても私には優劣を論じることなどできませんが、みな面白い。深く沈潜していく趣のグールド盤、聴く機会がいちばん多いかも。
更に録音してほしい人と言えばT・ヘル。

マスターワークス、プロジェクトと他にも質の高い作品集成が出されているが、このセットは著名演奏家をずらり揃えた横綱相撲のようなもので、演奏の説得力という点でやはり一頭抜きんでているか?
1960年代の録音からブーレーズ、アッバード等の押しも押されぬ決定版まで、やはり老舗大レーベルならではのリゲティ受容史を辿るかのような名演集と感じざるを得ない。すごい。
マスターワークスとプロジェクトと共に、なくならないうちに是非!!
(ファースト・チョイスならこれをお勧めしたい。)

幼少のころ、母のLPレコードの中にこの録音があり(当CDのジャケットの写真がLPジャケットの裏面解説とともにのっていた。)、私自身も何度もCDで買いなおしたものです。誰の演奏が良いと人に聞いても戻ってくるのは、いつもこのオイストラフかシゲティでした。
期待に違わず、柔らかく実に奥行きがあり、耳につくような固い人工的リマスタリング感が何もない、小出力の真空管アンプと古いスピーカーが良く鳴ります。他のCDと全く違う響きに、幼いころに何もわからず聴いていた音もこのようなものであったかと、しばし聴き惚れました。
*最近、トスカニーニを出しておられませんが、ミサ・ソレムニスとケルビーニのレクイエムを、機会があればぜひお願いしたい。モノラルながら、このブラームスのような奥行きのある深い音で聴ければ、望外の幸せです。

多くの人が聴けるようぜひ復活を望みます。
武満アンソロジーの中でも質が高く重要なものと思います。

新ウィーン楽派と銘打ちながら実は半分以上がシェーンベルク、このレコーディングがされた時代、生きていたのはもうこの師匠だけだったなど、様々な背景があるのでしょう。また、ブーレーズらのようなの明晰、人間心裡の奥底をのぞき込むようなアプローチなどなく、技術的にも現代のアンサンブルと比較するものではないとも思う。
しかし、20世紀の音楽を、作曲者に直接薫陶を受けた音楽家として、有象無象の制約・抑圧もなくなった戦後の新たな時代にその真価を問うたドキュメントとして、また聴こえてくる音の凄まじい気や、当時の現代音楽はこのように演奏されていたという現代の演奏にない温かみや音への慈しみなど、万人にお勧めするものではないが、傾聴に値するものと思う。
ダンコの気高い「架空庭園の書」、凄い気迫の弦楽三重奏曲、一音一音に温かみを感じるマデルナのウェーベルン、先駆者としてのシュトイアーマンのピアノ演奏やコーリッシュの幻想曲、そして一瞬ハッとするようなまだフルトヴェングラーが生きていた時代のBPOによる底光りがするような分厚いアンサンブルなど、聴くべきものは多い。

良い音楽を少しだけ聴きたいと思うとき、武満徹を何か聴きたいと強く思うときに頻繁に取り出す。選曲も演奏も素晴らしく、音楽に浸りきり心静かに満ち足りる私にとっての本当の名盤。日本にこんな音楽のこんな演奏があると誇らしい気持になります。

何という豊穣!(こういうのが好きな人には。)
なくならないうちに早く買った方がよい。

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