ジャケを見ながら、なんで左に寄ってるんだろ?あっ、手を入れてるからか!この手を入れる事が大切なんだね、確か写真は武藤さんだと思うのだが、プロだなぁって今更ながら納得。写真選んだのはプロデューサーの若松さんでしょうけど、若松さんの天才っぷりも彼女の功績に無くてはならない方だと思わされます。松田聖子プロジェクトのリーダーですからね。彼女の全アルバム中、曲のクォリティが1番高い。このアルバムの為に、どれだけの優秀な候補があったんだろう?と思わずにはいられない。パイナップルアイランドのむっちゃブリブリのボーカル、し〜んぴてき〜 の き〜の声を抜く発音でメロメロにしたかと思うと、ひまわりの丘では全く歌い方が違ったり、赤いスイートピーの完成度の高さ、今までも、これからもアイドルのアルバムの頂点にある事は間違い無いでしょう。プレゼントの、微熱が〜あ〜るよ〜に の表現からもう心を持っていかれる、いや、大村さんのシンセで始まるイントロからですね。このアルバムに関わったすべての人達のレベルの高さを考えると鳥肌ものです。しかしながら、レコ大の優秀アルバム賞を取らなかったのは、当時の審査員の聴く耳の無さを感じる。アイドルカテゴリーを下に見てたのか、出来レースだったのかは知らないけれど。初めて選ばれたのはユートピアですからね。
風立ちぬ、パイナップルも優秀アルバム賞に選ばなかったのは、当時のレコ大審査員の恥、だろう、と思うほど完成度が高過ぎる。