| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2000年01月03日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Erato |
| 構成数 | 2 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | 398429588 |
| SKU | 639842958820 |
構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:14:00

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ダビデとバテシバの不倫恋愛は、ポッペアほどの野心家ではない印象のバテシバだったからなのか悲劇性の色を帯び、ダビデが人口比で極少の王という権力者だったことから、バテシバ夫妻には恋愛災害による被災となった。
この物語のハイライトはどこだろうか。私には、ウリヤが戦死する場面である。気質も軍人だった美人妻の夫は、職務に忠実だったことも仇となり、恐らく満身に矢が刺さって死んだ。ダビデの奸計を戦場で悟りながら絶命したと私は感じる。
苦労人で、戦巧者のダビデが、王の割には、王だからか、軽挙妄動で、詩編を読むと、音楽家でもあり詩人でもあったダビデの作品に於いては、“ヒソップをもって、私を清めて下さい、私は清くなるでしょう。わたしを洗って下さい、私は雪よりも白くなるでしょう。”と都合よく美しい懺悔の詩の1篇に昇華されている。
聖書を、教養のためにと、端から端まで読むのは困難だが、音楽作品や絵画作品、里中満智子女史の秀逸な漫画などから入ると、人間がよく描かれていて面白い。教条的に読むより、人間ドラマとして読むと、人間の変わらぬ実相に触れて、真価も少しづつ分かるような気持ちになる。リヨン美術館所蔵のヴェロネ―ゼ作「バテシバの水浴」を見ることなく、帯同から帰国したことを我が身の不運のひとつと思う。
本盤は、キリスト教文化理解へ導き、門外不出とされた傑作作品の霊性を損なうことなき名演。