バディ・ガイは1936年7月30日、アメリカ、ルイジアナ州生まれ。60年に名門チェスと契約、次々と名演を残した。また、60年代後半からはジュニア・ウェルズとのデュオでも活躍。70年代も順調に活動を続けていたが、80年代には一時活動が停滞して表舞台から遠のいていた。しかし、91年に発表した『アイ・ガット・ザ・ブルース』でグラミー賞のベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞。ジェフ・ベックやエリック・クラプトンなど豪華ゲストが参加した本作で見事復活を遂げる。2005年にはロックンロールの殿堂入りを果たす。今までにグラミー賞を7回受賞、50年以上のキャリアを通して50枚以上のアルバムをリリース。現在に至るまで第一線で活動を続ける現役ブルース・ギタリストの最高峰にひとりである。本作は2022年の『ザ・ブルース・ドント・ライ』 以来、約3年ぶりの新作。ジョー・ウォルシュ、ピーター・フランプトン、ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ 等を豪華ゲストに迎えたアルバム。2025年7月には89歳となるバディのいぶし銀のプレイが聴ける。 (C)RS
JMD(2025/07/01)
ブルース界のレジェンド、バディ約3年ぶりの新作︕
バディ・ガイは1936年7月30日、アメリカ、ルイジアナ州生まれ。60年に名門チェスと契約、次々と名演を残した。また、60年代後半からはジュニア・ウェルズとのデュオでも活躍。70年代も順調に活動を続けていたが、80年代には一時活動が停滞して表舞台から遠のいていた。しかし、91年に発表した『アイ・ガット・ザ・ブルース』でグラミー賞のベスト・コンテンポラリー・ブルース・アルバムを受賞。ジェフ・ベックやエリック・クラプトンなど豪華ゲストが参加した本作で見事復活を遂げる。2005年にはロックンロールの殿堂入りを果たす。今までにグラミー賞を7回受賞、50年以上のキャリアを通して50枚以上のアルバムをリリース。現在に至るまで第一線で活動を続ける現役ブルース・ギタリストの最高峰にひとりである。
本作は2022年の『ザ・ブルース・ドント・ライ』 以来、約3年ぶりの新作。ジョー・ウォルシュ、ピーター・フランプトン、ブラインド・ボーイズ・オブ・アラバマ 等を豪華ゲストに迎えたアルバム。今年7月には89歳となるバディのいぶし銀のプレイが聴ける。
発売・販売元 提供資料(2025/06/28)
89歳になったブルースのレジェンドが3年ぶりの新作をリリース。コンスタントな活動ぶりだけでも凄いが、もはや老いや円熟すらも超越したような唯一無二の滋味深い歌とギターの迫力にはただひたすら聴き惚れるばかり。情感豊かな"Send Me Some Lovin'"のカヴァーを筆頭にリズム&ブルース調の意匠もいい味わいなので、これはソウル好きにも推薦しておきたい。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.501(2025年8月25日発行号)掲載)