3rdアルバムとなる今作『MY CHEMICAL ROMANCE』は、静と動が混在した心地よいグルーブと多彩で情緒的なサウンドが凝縮。アルバムトータルとして非常に作品性の高いアルバムに仕上がっている。そして音楽性で確かな実績を積み重ねてきたゆうらん船の洗練された音楽的実験性をこれでもかと感じさせる一作!彼らの特徴である美しいピアノの旋律と、様々な表情を見せるキーボードのアレンジはメロディに心地良さと唯一無二の景色を残す。また幅広いサウンドルーツへの見識の深さから、あらゆる音楽を独自に昇華。フォーキーなグッドメロディを土台に、ポップス、ロック、エレクトロといった多様な要素が融合。所々に垣間見えるストレンジなサウンドにも洗練された美学と、1曲1曲に5人の有機的で濃密な実験性を感じる。1st『MY GENERATION』、2nd『MY REVOLUTION』とも脈々と通ずるゆうらん船のアヴァンギャルドさが爆発した中毒性のあるアルバムに仕上がっている。 (C)RS
JMD(2025/05/27)
ゆうらん船、待望の3rdアルバム発売決定!
3rdアルバムとなる今作「MY CHEMICAL ROMANCE」は、静と動が混在した心地よいグルーブと多彩で情緒的なサウンドが凝縮。アルバムトータルとして非常に作品性の高いアルバムに仕上がっている。そして音楽性で確かな実績を積み重ねてきたゆうらん船の洗練された音楽的実験性をこれでもかと感じさせる一作!
彼らの特徴である美しいピアノの旋律と、様々な表情を見せるキーボードのアレンジはメロディに心地良さと唯一無二の景色を残す。また幅広いサウンドルーツへの見識の深さから、あらゆる音楽を独自に昇華。フォーキーなグッドメロディを土台に、ポップス、ロック、エレクトロといった多様な要素が融合。所々に垣間見えるストレンジなサウンドにも洗練された美学と、1曲1曲に5人の有機的で濃密な実験性を感じる。1st「MY GENERATION」、2nd「MY REVOLUTION」とも脈々と通ずるゆうらん船のアヴァンギャルドさが爆発した中毒性のあるアルバムに仕上がっている。
発売・販売元 提供資料(2025/05/21)
KAKUBARHYTHMからの初作は、フォーク/カントリー/ブルースを背景とした陶酔的な音世界や前作からのダンサブルなビートは継承されつつ、シンプルにいい歌、いいメロディーがより際立って聴こえてくる印象だ。突如唸りを上げるディストーション・ギターも、微かに鳴り続ける奇妙な電子音も軋むノイズも、実験的でありながら終始レイドバックしたムードを崩さない。前作のラスト曲をモチーフにしたインストで幕を開け、前作のオープニング曲であるサイケデリック・ブルースを7分超のオルタナ・カントリーへと変貌させた終曲で締める構成も物語性があって◎。フレッシュな枯れ具合がとても魅力的な一枚。
bounce (C)土田真弓
タワーレコード(vol.499(2025年6月25日発行号)掲載)