<オールデイズレコード 紙ジャケ帯解説付き 輸入盤>
オールデイズ厳選の世界中のグッドミュージックな輸入盤を国内仕様でリリース!
知る人ぞ知る台湾発のリイシューレーベル「ONCE MORE MUSIC」でリリースされた作品にオールデイズレコードおなじみの紙ジャケットと帯解説が付いたスペシャル仕様!
フリー・ジャズ界のスーパー・グループがパリで録音した初期の傑作!
アート・アンサンブル・オブ・シカゴは1960年代後半にシカゴのアフリカ系アメリカ人音楽家集団「AACM」から生まれたアヴァンギャルド・ジャズ・グループで、メンバーそれぞれが多くの楽器を使用しフェイスペイントを施して繰り広げられるパフォーマンスは日本でもサン・ラと共に熱狂的なジャズ・ファンから支持を集め来日公演も行われた、いわばフリー・ジャズ界のカリスマ的スーパー・グループ。
1969年に発表された本作『People In Sorrow』(苦悩の人々)はグループが活動拠点をフランスのパリに移して録音されたアルバムで、ロスコー・ミッチェル、レスター・ボウイ、ジョセフ・ジャーマン、マラカイ・フェイバーズ・マゴストゥットの4人が様々な楽器を用いて大きなうねりを作り上げていく様は圧巻。当時日本でも国内盤が発売され、その後も定期的に再発されフリー・ジャズ・ファンに愛され続けてきた彼らの初期を代表する傑作だ。
ボーナス・トラックにはアート・アンサンブル・オブ・シカゴがバックを担当しサラヴァよりシングル・リリースされたAlfred Panouの音源を追加収録。同じく同時期に彼らが参加したブリジット・フォンテーヌ「ラジオのように」と聴き比べてみるのも一興。
帯解説付き 国内流通仕様 輸入盤
解説:原田和典
発売・販売元 提供資料(2025/05/16)
アヴァン/フリー・ジャズ界の代表格アート・アンサンブル・オブ・シカゴによる初期傑作。1960年代後半にアフリカ系アメリカ人音楽家集団「AACM」から生まれたジャズ・グループで、フェイスペイントを施したマルチ奏者のメンバー達によるスピリチュアルなパフォーマンスは、サン・ラと共に熱狂的なジャズ愛好家達から支持を獲得。1969年の本作は活動拠点をフランスのパリに移し録音され、ロスコー・ミッチェル、レスター・ボウイ、ジョセフ・ジャーマン、マラカイ・フェイバーズ・マゴストゥットの4人が様々な楽器を操り、大地と宇宙を接続する唯一のグルーヴを旋回させる圧巻作。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.176(2025年6月20日発行号)掲載)