フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2024年01月24日 |
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規格品番 |
OVEP00028 |
レーベル |
|
SKU |
4526977320287 |
※タワーレコード限定販売
※SACDハイブリッド盤
※世界初SACD化
※限定700セット。スリムケース仕様
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、ケースの裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※2024年最新マスタリング音源使用。 (マスタリング・エンジニア:江崎友淑氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※解説書:岩野裕一氏(新規序文解説)、結城亨氏他による初出時解説&曲目解説(一部加筆修正)を掲載、解説書合計12ページ
朝比奈隆は、ドイツ音楽と並び東欧系も得意にしていたことは良く知られています。生涯に5回しか振ることがなかった「第8番」は、99年に演奏された当盤がカタログに残る唯一の記録。ここには朝比奈の精気が全体からあふれ出て、聴き手を一気に引き込むような吸引力があります。「新世界より」は関西響(現大阪フィル)第1回定期でもとりあげた朝比奈愛着の1曲で、この97年盤は3種存在する最後の演奏。大らかな情感と男性的気風があざやかに交錯する巨匠の至芸は必聴です。岩野裕一氏の新原稿、結城亨氏の旧原稿再録、緑色レーベル仕様、2024年江崎友淑による新マスタリングで、約四半世紀眠っていた貴重な記録をお聴きください。
この第8番は朝比奈にとって貴重な演奏です。生涯5回振ったうち2回は学生オーケストラとの共演で、残り3回は大阪フィルとではありますが、録音が残されたこの1999年2月に2回、そして翌年のいずみホール開館10周年記念特別演奏会での演奏が最後になったようです。同じドヴォルザークでは演奏回数がかなり多い「新世界」と比較して少なく、実際耳にできた公演がごく僅かですので、かなり稀少と言える曲でしょう(この曲にまつわる詳細は岩野裕一氏による今回の新規序文解説に詳しいですので、合せてお読みください)。朝比奈のドヴォルザーク解釈は「新世界」にも通じるとは言え、このメロディ豊かな第8番がより強調されるかのような明るい演奏は随一と思われます。演奏は40分を切る速さですが充実度は図り知れません。今回の高音質化でより朝比奈の第8番が浸透し再評価されることを期待します。
「新世界」は朝比奈のレパートリーの中核を成していたと言えるほど演奏機会が多い割には、多数の録音が残された曲ではありませんでした。指揮活動の初期から演奏しており、生涯で250回以上を数えたのは驚異的ではありますが超有名曲ゆえかも知れません。毎年のニュー・イヤー・コンサート含め定期的に振っていた曲ですので、実演に接した方も多いのではないでしょうか。今回収録の音源は「大阪フィル新春名曲コンサート」における1997年1月7日のライヴで、朝比奈としては熱気を感じさせる演奏になっています。名曲の数々のフレーズをじっくり歌わせる表情が豊かで、聴衆を楽しませる演奏とも言えるでしょう。全体的に振幅の大きい演奏であることで安定感もあります。定番曲の流れというより、むしろ音楽自体を楽しませてくれる朝比奈の精神がより感じられます。今回のSACD化でより細部まで掴めるようになりましたので、この音源もまた、評価が進むことになるでしょう。
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構成数 | 2枚
エディション | Remaster
アントン・ドヴォルザーク:交響曲第8番、交響曲第9番「新世界より」
<DISC1>
1. 交響曲 第8番 ト長調 作品88
<DISC2>
2. 交響曲 第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」
【演奏】
大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈 隆(指揮)
【録音】
1999年2月21日、愛知県芸術劇場コンサートホールにてライヴ収録 (1)
1997年1月7日、大阪・フェスティバルホールにてライヴ収録 (2)
【Original Recordings】
Producer: Tomoyoshi Ezaki (No.8), Hiroshi Hirai, Tomoyoshi Ezaki (No.9)、
Recording Director: Tomoyoshi Ezaki (No.8), Yukio Kojima (No.9)、 Assistant Director: Miyuki Ito (No.8)、
Recording Engineer: Tomoyoshi Ezaki (No.8), Yukio Kojima (No.9)、 Assistant Engineer: Takeshi Muramatsu (No.8)
【マスタリング・エンジニア】
江崎友淑(Tomoyoshi Ezaki)
【原盤】
オクタヴィア・レコード(1)、キャニオンクラシックス(2)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
晩年の良くない時の、典型的な演奏。メリハリがなく、テンポが間延びして生気がない。こんな演奏を、ワザワザSACD化する必要はないのでは。1980年代のキングレコードから出ていた、「新世界」や「悲愴」の方が、SACD復刻の価値が大いにある。
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サマリー/統計情報
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