クラシック
SACD

フルトヴェングラー復帰三日目ライヴ<限定生産盤>

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フォーマット SACD
発売日 2023年12月27日
国内/輸入 輸入
レーベルAltus
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 ALTSA1008
SKU 4543638810086

構成数 : 1枚
エディション : Remaster

【曲目】
ベートーヴェン:
交響曲第5番 ハ短調『運命』 Op.67
『エグモント』序曲 Op.84

【演奏】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
ライヴ録音
1947年5月27日
ティタニア・パラスト(ベルリン)

  1. 1.[SACD]

作品の情報

商品の紹介

DG盤とは別音源のDRA(ドイツ放送協会アーカイヴ)オリジナル音源に基づくフルトヴェングラー復帰三日目ライヴ!
限定生産SACDシングルレイヤー盤

フルトヴェングラーのベルリン・フィル復帰三日目ライヴを、MagistraleレーベルからのライセンスでALTUSがSACD化。Magistrale盤(MG17600102/通常CD)と同じソースであるDRA(ドイツ放送協会アーカイヴ)のオリジナル音源を使用し、かつALTUSが独自の技術をもって一からSACD用にマスタリングした、唯一無二の音盤です。

フルトヴェングラーの放送録音には、当時の機材でうまく収録するために、録音時に音量レベルを調節したであろうケースが散見されます。全体のバランスをとりつつ、静かすぎるところは大きめに、大音量のところは小さめにすることで、音楽を「聴けるように収録する」操作がなされていたのです。このDRA音源の『運命』も、音質の生々しさにはまったく不足なしですが、第1楽章より第4楽章の方が(トロンボーンが加わり、音楽的にも盛り上がりを増すにもかかわらず)全体の音量が抑えられていました。そこで、現代のマスタリング技術をもって本来のダイナミクスを復活させようと試みたのが、ALTUSの新シリーズ〈re-Dynamics series〉です。フルトヴェングラーの強弱の幅は誰しもが驚くものだったといいます。第3楽章から第4楽章にかけてのブリッジでは、聴こえないような最弱音から天へと突き抜ける最強音までの長大なクレッシェンドが、まさに途轍もない音として鳴り響いていたことでしょう。このようなダイナミクスを、前後の、全体のバランスを見ながら、一つずつ丁寧に復元したのが当盤。さらにピッチについても、より本来に近い響きを求めて、微妙な調整を施しました。

〈re-Dynamics series〉の音造りは、SACDの広いレンジ感にぴったりのものです。SACDであればこそ、この壮大な音の変化、フルトヴェングラーの凄絶なまでの演奏を追体験できることでしょう。限定生産につき、お早めのご入手をお勧めします。
録音場所の表記はDRAの資料に合わせティタニア・パラストとしております。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2023/12/06)

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
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この曲を語るうえで絶対外せない歴史的記録。演奏の中身も音質も今聞くと時代を感じるが、それでも感動的である。
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広告文には「三日目の当ライヴはDGとETERNAから発売され名盤の誉れ高いものです。音質も当時としては極上とされておりましたが、何とも籠った感じがしたものです。今回DRAオリジナル音源からの復刻は曇ったガラスを拭き清めたかのような生々しさと迫力で甦ります。」と書かれている。果たしてどうか? UCCG41002と比較試聴してみたが、たしかに、音質的には、少しクリアになっている。ところが、旧盤(UCCG41002)において顕著だった、腹にずしんと響くような低音部の力強さは大幅に後退し、代わりにキャンキャン、キンキンとした響きが耳につく、というのが、今回の新盤の大きな特徴だ。好みの問題もあるかもしれないが、聴後の感銘度は、圧倒的に旧盤の方が上である。UCCG41002をすでにお持ちの方は、わざわざ買い直す必要はまったくない。
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