フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
デジパック |
発売日 |
2023年12月29日 |
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規格品番 |
TDSA288 |
レーベル |
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SKU |
4943674388042 |
※SACDハイブリッド盤
※デジパック仕様
※2023年最新マスタリング音源使用(192kHz/24bitで高品位デジタル化後にSACD層、CD層を個別にマスタリング)
※マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:檜山 乃武氏(新規解説) 、解説書合計16ページ
以前市販されたSACDではイギリスのアビイ・ロード・スタジオでの96kHz/24bitリマスター音源を使用していましたが、今回のSACDではフランスのアヌシーにあるArt & Son Studio にて最新のデジタル機材を用いた192kHz/24bitリマスター音源を使用しています。
ニュー・フィルハーモニア管との旧EMIへの1966年録音盤を新規で本国アナログ・マスターテープより最新復刻。真摯な指揮の中にも情熱が光る歴史的名盤。優秀録音。新規解説付
ボールト没後40年企画。さらに翌2024年はホルスト生誕150年&没後90年を迎え、旧EMIレーベルにボールトが収録したステレオ録音である2種の「惑星」を、新規でデジタル化し最新マスタリングを施しました。こちらは1966年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団と共演したアルバムで、後の1978年録音盤の影に長年隠れてきた盤ですが、曲の本質に沿った真摯な姿勢はそのままに、内部でほのかに燃える演奏が魅力的です。また、録音時期やオケの違いによる音質や演奏の差も堪能ください。今回の発売のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
「惑星」は、2023年のボールト没後40年と、2024年にホルストの生誕150年&没後90年を迎える節目ということで最新復刻を行います(今回同時発売で1978年録音盤(TDSA289)も復刻)。英国きっての名作名盤です。本来、同じ曲を同時に復刻することは稀ですが、今回の機会では、共通項も多い両音源を同時に復刻することで、復刻条件を合わせての発売としました。これら2つの「惑星」は特に最後の1978年盤はCD時代においても何度も再発を繰り返した音源であり、両者ともSACDが発売されています。この1966年にニュー・フィルハーモニア管弦楽団と共演した録音は1959年にウィーン歌劇場管弦楽団との収録から間もない時期に収録された音源で、ボールトによるステレオ時代の本国のオケとの録音ということで注目されました。当時のニュー・フィルハーモニア管弦楽団はクレンペラーにより再編成されてからまだ2年弱ほどしか経っておらず運営に不安がある状況でしたが、フィルハーモニア管弦楽団時代から引き継いだ名手も多く、全体ではレベルの高い演奏を行っていました。ボールトとの録音は多くありませんが、この後、1968年にヴォーン・ウィリアムズの交響曲第6番の録音を行っており、その後2曲も収録して以降はロンドン・フィルと録音が継続し交響曲全集を完成させています(TDSA225として2022年に当企画で復刻)。尚、この録音と1978年盤は同じキングスウェイ・ホールで収録が行われており、プロデューサーは異なりますが、エンジニアはかのクリストファー・パーカーが務めています。1978年盤はさらにクリストファー・ビショップとのコンビであり、この違いも興味深いです。他に異なるのはオケと年代ですので、ボールトの解釈の微妙な相違点含め、聴き比べたくなる録音ではないでしょうか。もちろん、必ずしも同じ条件ではありませんが、同時に最新のデジタル化とマスタリングを行っているという点において、ここまで近づいた例は無いと思われます。ぜひ、両方をお聴きください。また、今回カップリング曲を加えました。ヴォーン・ウィリアムズの名曲で、これらも評価の高いボールトの重要な遺産のひとつです。
(1/2)
<音源復刻コンセプト>
当企画では、本国より取り寄せた192kHz/24bitのWAVデータを基本に、SACD層用としてDSDに変換後にマスタリングを行い、別途CD層用としてPCMでもマスタリングを施していますので、SACD層、CD層、それぞれ独立したマスタリングとなっています。PCMで編集した後にDSDにも変換を行う、もしくはDSDで編集した後にPCMにも変換を行うといった1回のマスタリング作業で兼ねるのではなく、SACD、CD、それぞれの特徴や音質を重視した上で、個別にマスタリングを行いました。その際、過去に発売された音源と極力比較する検証も行なった上で、音楽を最大限に生かすべく、オリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけています。
(2/2)
構成数 | 1枚
エディション | Remaster
1. グスターヴ・ホルスト:組曲「惑星」 作品32
2. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:イギリス民謡組曲(G.ジェイコブ編曲)
3. レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ:「グリーンスリーヴス」による幻想曲 (R.グリーヴズ編曲)
【演奏】
アンブロジアン・シンガーズ (1)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (1)、 ロンドン交響楽団 (2,3)
サー・エイドリアン・ボールト(指揮)
【録音】
21&22 July 1966, Kingsway Hall, London(1)、 8 August 1970, Kingsway Hall, London(2)
12-13 August 1970, Kingsway Hall, London(3)
【Original Recordings】
Producer:Peter Andrey(1)、 Producer:Christopher Bishop(2,3)
Balance engineer:Christopher parker(1)、 Michael Gray (2,3)
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
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1.[SACDハイブリッド]
想定したよりも迫力のある“惑星”、ボールトの思わぬ一面を見たような気もするが、実はこれが本性なのかも。70年代から80年代の“惑星”ブームでは、メータ、小沢、レヴァイン、カラヤン(再録)、ショルティ、マゼルなど若手からベテランまでこぞって録音した。私もブームに乗ってLPを買いに買った。その中でボールト盤は、新盤(再録)とも地味な存在だったようで、私の購買対象にならなかった。しかし、今ここで、それが誤りであることに気付いた。この旧盤の前ではあらゆる盤が霞む。新盤は聴いていないが……。
録音も、おそらく見違えるほどリフレッシュされたのだろう。ホール感をしっかりと聴き取ることができる。
初演指揮者の矜持!
この《惑星》を世界初演したボールト本人による、鮮烈極まるステレオ録音! 78年盤をも凌ぐ音質!
それ以上に、両翼配置の採用がオーケストレーションの面白さを再現しつくしていることを、声を大にして言いたい。
例えば『水星』。「翼を持った使者」との副題があるが、両翼に翼を授かったお陰で、広い宇宙を右へ左へと飛び回っている。各楽器の掛け合いの面白さは折り紙付きだ。有名な『木星』でも、あの美旋律が左右いっぱいに広がりを持って奏でられるのだ。
そんなスペクタクルな音響を最新のリマスターによる高音質で聴けるのだから、文句なしの星5つ!
リマスターで素晴らしいサウンドに蘇った、迫力ある演奏に感激しました。皆さんのコメントにつられて買ってよかった。ただ今まで愛聴してきたカラヤンや、小沢盤を聴きたくなくなったのが寂しい。
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