フォーマット |
SACDハイブリッド |
---|---|
構成数 |
3 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年11月15日 |
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規格品番 |
NCS88019 |
レーベル |
|
SKU |
4988002935406 |
※タワーレコード限定販売。限定盤
※SACDハイブリッド盤
※世界初SACD化
※マルチケース仕様
※2023年最新マスタリング音源使用。 マスタリング・エンジニア:山崎和重氏(FLAIR MASTERING WORKS)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(他のジャケット・デザインも解説書他に一部使用)
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がある場合がございますが、ご了承ください。
※解説書:平林 直哉氏(新規序文解説)、柴田 龍一氏、宇野 功芳氏、小石 忠男氏他による初出時解説を再録、解説書合計38ページ
ムラヴィンスキー円熟の境地をSACDで再現!レニングラード放送局のテープ倉庫深く眠っていたムラヴィンスキーの専属エンジニア、シュガル氏秘蔵のマスター・テープから製品化が行われたのが1989年。'60年代から最後の収録記録となった1984年のショスタコーヴィチの第12番まで、それまで出ていなかった音源が突如発売され、リスナーに大きな衝撃を与えました。これらの音源はデジタルでしか保管されていませんでしたが、この機会に、マスター音源を使用してFLAIR Mastering works山崎和重によりビクターが誇るK2の技術を用いて最新でアップコンバート&マスタリングを行い、遂に初のSACDとしてリリースします。
第1回発売ではベートーヴェンとモーツァルトの交響曲を3枚組に集成。1964年収録のベートーヴェンの交響曲第7番から最後のライヴ収録となった1984年の前年のモーツァルトの交響曲第33番まで、計7曲をSACDハイブリッド盤で最新復刻します。7曲のうち4曲はモノラル録音、3曲が当時のデジタル録音であり一部はメロディアにも音源がありますが、それぞれ貴重なライヴということと比較的良好な録音状態ということもあり、初出時にはかなりの話題になりました。とりわけベートーヴェンやモーツァルトにも心血を注いだムラヴィンスキーにとっては重要な作品群であり、まとめて放送音源が残っていたことは奇跡に近いです。どれも溌剌として気品が高く、ヨーロッパのかつての雰囲気をも十分に伝えてくれます。虚飾を排したこれらの演奏は、むしろ定評のあるロシアもの以上に評価されて然るべきでしょう。ベートーヴェンにおいては、第1番の発想の豊かさと安定感、運命での本来曲が有しているダイナミズム、英雄でのスケールの大きさと構成力、田園の描写力とスムーズさ、第7番での躍動感など、特筆すべき点はたくさんあります。そして何といっても驚異的なアンサンブルでしょう。ムラヴィンスキーの演奏をもっと良い音、もっと良いバランスで聴きたかったというのは世界中でのリスナーの心情です。それらの条件に合致する音源がいかに少ないかは周知の事実ですが、メロディアをはじめこれまでの音源ではバランスに難があった曲も多く、当時の姿を十分伝え切れていたとは言えません。これらの音源も完全に払拭できてはいませんが、今回、最新のマスタリングにおいてはマスターを重視しながら音楽的要素を従来以上に残すべく、細心の注意を払い復刻を行いました。この機会に、高音質化により少しでも往時のムラヴィンスキーの神髄に近づいた最良の音源を残したいと考えた次第です。
(1/2)
尚、解説書には初出時の各盤解説や曲目解説、各種写真(モノクロ)を掲載し、新規で来日時にムラヴィンスキーの演奏も実演で接した平林直哉氏による序文解説を収録しました。資料としての価値も高いです。また、ジャケットには初出時のデザインを、一部文字等を変更の上で使用しています。
<K2HDマスタリングとは>
「原音を追求したK2HDマスタリング」
「K2」テクノロジー(K2HD)では、失われた音楽情報を解析することで、それぞれに異なる倍音成分を持つ各楽器ごとの音色の復元や、演奏者の音楽表現の再現までを可能にしています。本作のマスタリングでは、当時のディレクターとレコーディングエンジニア立合いの元、「K2」の技術を使い、CDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートすることで原音の追求を図りました。SACD層だけでなくCD層でもその差を感じていただけるものと思います。
■「K2」とは
日本ビクターとビクタースタジオが共同開発した音源デジタル化における高音質化情報処理技術です。
■「K2」の理念
「元の状態に戻す・復元する」「変質させない・オリジナルのまま」、この2つの指針に基づき、「アーティストの拘りの音をオリジナルのままに再現する」これが「K2」の理念です。
■22.05kHz以上の復元(失われた情報の復元)
音は多くの倍音により構成されており、その倍音はデジタル化で失われてしまいます。 「K2」は、失われた音楽情報を時間軸で解析し、デジタルマスターで失われた再生周波数22.05kHz以上の周波数を再現することにより、各楽器ごとの倍音の音色や、演奏者の表現を復元し、オリジナルマスターと同等の音楽表現を再現しています。
■本作独自のマスタリング
本作は、K2HDによりCDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートし原音の追求を図りました。周波数領域ではなく時間軸で処理をする「K2」だからこそ実現可能な技術です。
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構成数 | 3枚
エディション | Remaster
<DISC1>
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ペートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調 作品21
2. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:交響曲 第33番 変ロ長調 K.319
3. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
<DISC2>
4. ルートヴィヒ・ヴァン・ペートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 「運命」 作品67
5. ルートヴィヒ・ヴァン・ペートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 「英雄」 作品55
<DISC3>
6. ルートヴィヒ・ヴァン・ペートーヴェン:交響曲 第6番 へ長調 「田園」 作品68
7. ルートヴィヒ・ヴァン・ペートーヴェン:交響曲 第7番 イ長鯛 作品92
【演奏】
レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
【録音】
(1)1982年1月28日 ステレオ・デジタル録音、
(2)1983年12月24日 ステレオ・デジタル録音、
(3)1972年5月6日 モノラル録音、 (4)1974年9月15日 モノラル録音、
(5)1968年10月31日 モノラル録音、 (6)1982年10月17日 ステレオ・デジタル録音、
(7)1964年9月19日 モノラル録音 以上、レニングラード・フィルハーモニー大ホール
【Original Recordings】
Recording Engineer: Shugal(1,2,4,6)、 Minakova(3,5)、 Kustov(7)
*上記、エンジニアのファーストネームは資料に未記載
【マスタリング・エンジニア】
山崎和重(FLAIR Mastering Works)
【原盤】
ゴステレラジオ
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
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3.[SACDハイブリッド]
さすがムラヴィンスキーの解釈、第九も振ったのか気になるところです。
指揮者の熱は伝わるものの、演奏は素晴らしいのに何故か淡白に感じます。やっぱり政治的な壁を感じざるおえません。
歴史的価値は高いと思います。
これまでエラート、ヴェネツィア、CD版のビクターと複数のレーベルから発売された同一音源を聞いてきたが、今回のSACD盤は最も音質が良い。
従来のCDよりも楽器間のバランスが良くなり、ムラヴィンスキーの曲へのこだわりがより明確に感じられるようになった。奥行きも広がり、音質改善によって全く違う演奏に感じた。次回発売分も楽しみだ。
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