フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年07月26日 |
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規格品番 |
0303080BC |
レーベル |
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SKU |
885470030807 |
※タワーレコード限定販売。輸入盤仕様。ステレオ録音。歌詞対訳無し
※世界初SACD化。SACDハイブリッド盤
※2023年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ジュエルケース仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ、ドロップアウト等が一部にございますが、ご了承ください(録音が古いため一部で経年変化による劣化や編集ポイント等のドロップアウトも存在しています)。
※日本語帯付(帯裏面に板倉 重雄の解説付)。解説書独文仕様、解説書内にオリジナル・アナログ・マスターテープの外箱写真をカラーで掲載
フレーミヒ生誕110年・没後25年企画。バッハの同名作品より66年前に作曲されたシュッツ晩年の傑作をフレーミヒが見事に再現!アナログ領域でのみマスタリングを行いダイレクトでDSD化!本国のETERNAオリジナル・アナログテープ最新復刻企画。SACDハイブリッド化第30弾
バッハの同名作品よりも66年前の1666年に作曲されたシュッツ(1585~1672)「マタイ受難曲」アナログ・ステレオの名盤が世界初SACD化!この復刻プロジェクトは元々、シュッツの没後250年である2022年に企画を開始しましたが、マスターテープの捜索や制作上の遅延により、ようやく1年越しで実現することができました。音質も素晴らしい状態で残されており、声楽曲でも抜群の効果を発揮するSACDに相応しい録音です。ヴォーカルだけの緻密な音楽の世界を、従来を超える最高音質でお楽しみください。
81歳のシュッツがドレスデン宮廷礼拝堂のために作曲した「マタイ受難曲」は、楽器を一切使わず、単声の朗唱とア・カペラの合唱だけで構成された純声楽的な作品です。シュッツは簡素なスタイルと厳粛な雰囲気の中で、マタイ福音書第26~27章(ルター訳ドイツ語聖書)による受難の物語を、巧みな登場人物の性格描写とともにドラマティックに描きました。
演奏はマルティン・フレーミヒ(1913~1998)指揮ドレスデン聖十字架合唱団とドイツの名歌手たちによるもので、音響のすばらしさで知られるドレスデン、ルカ教会で1973年に録音されました。
フレーミヒは、ルドルフ・マウエルスベルガーのあとを継いで1971年にドレスデン聖十字架合唱団の音楽監督(クロイツカントール)となり、1991年まで同職を務めました。古楽から現代まで幅広いレパートリーをもちましたが、とりわけシュッツ解釈の第一人者として知られました。また、約700年の歴史をもつドレスデン聖十字架合唱団も、17世紀にドレスデンで活躍したシュッツにとってゆかりのある団体です。
この録音は1976年に日本でも初発売され、LPやCDで愛好家に親しまれてきました。フレーミヒは、女声パートに少年合唱を用いたドレスデン聖十字架合唱団から作品に相応しい求心力のある響きを引き出しています。また、ソロにはシュライヤー、ポルスター(この二人はドレスデン聖十字架合唱団の出身者)、ローレンツ、ロッチュなどドイツの名歌手を起用。彼らの美声と思慮深い歌唱が、要所で挟まる合唱と相まって聴き手をキリストの悲劇の渦に巻き込んでゆきます。
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<マスタリング詳細>マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。 現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
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構成数 | 1枚
エディション | Remaster
1. ハインリヒ・シュッツ(1585-1672):マタイ受難曲SWV 479
【演奏】
福音史家:ペーター・シュライヤー(テノール)
イエス:ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(バス)
総督ピラト:ジークフリート・ローレンツ(バリトン)
使徒ペテロ:ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(テノール)
使徒ユダ:ハンス=ユルゲン・ヴァハスムート(テノール)
大祭司カヤパ:ペーター=フォルカー・シュプリングボルン(バス)
偽証者I:アルミン・ウーデ(テノール)
偽証者II:ゴータルト・シュティーア(バリトン)
下女I:ユルゲン・プッシュベック(ソプラノ) (Kruzianer)
下女II:ロインハルト・ヴィーマイヤー(ソプラノ) (Kruzianer)
ピラトの妻:ティルマン・ラウ(アルト) (Kruzianer)
ドレスデン聖十字架合唱団
マルティン・フレーミヒ(指揮)
【録音】
1973年3月14-17日&10月1-3,5日 Dresden Lukaskirche
【Original Recordings】
Musikregie:Heinz Wegner、 Tonregie:Eberhard Richter, Helgard Unger
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Berlin Classics
【First LP Release】
ETERNA 8 26 398
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1.[SACDハイブリッド]
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本来は2022年のシュッツ生誕250周年の際に立案されたものの、本国で所蔵しているマスターテープ自体の捜索や制作上の遅延が重なり、約1年遅れての発売となった。フレーミヒはシュッツと所縁のあるドレスデン聖十字架合唱団のクロイツカントルに1971年から就任してしており、来日公演やLP、国内盤CDを通して日本のリスナーにも馴染みがある。ただ、亡くなってから四半世紀が経過し印象が薄くなってきたことは確か。そのような中、生誕110年でもある今年に高音質盤として生まれ変わっての復刻は意義がある。SACD自体が声楽曲に威力を発揮することもあり、全編声だけのこの盤のリリースは挑戦的かつ画期的だ。
intoxicate (C)北村晋タワーレコード (vol.165(2023年8月20日発行号)掲載)
マウエルスベルガーとフレーミヒのSACDシリーズ、誠に素晴らしいです。往年のファンの心を捉えてやみません。全て購入させていただきました。タワレコさんには大感謝です。この上はシュッツのダヴィデ詩篇全曲をフレーミヒとマウエルスベルガーでSACD化を熱望いたします。私が所持しているCDは1,2がフレーミヒ、3がマウエルスベルガーでした。勿論全曲ドレスデン聖十字架合唱団による演奏です。
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