2022年にシマノフスキの生誕140年を記念した公演"シマノフスキの夕べ"で類稀なる演奏を披露した、澤和樹と木田左和子。当盤はオール・シマノフスキで初期から晩年までの作品をセッション録音しました。高い技巧を求められる難曲でありながら、豊かな音楽表現で繊細に楽曲の魅力を引き出す、円熟のデュオが収められています。また、木田によるピアノ独奏も収録。前奏曲嬰ハ短調は木田が1997年に日本初演をしてから大切に弾いてきた珠玉の小品で、当盤の新録音も貴重な資料となることでしょう。ポーランドの作曲家シマノフスキの魅力が詰まったアルバムをお楽しみください。 (C)RS
JMD(2023/06/02)
シマノフスキの生涯をめぐる旅
2022年にシマノフスキの生誕140年を記念した公演「シマノフスキの夕べ」で類稀なる演奏を披露した、澤和樹と木田左和子。当盤はオール・シマノフスキで初期から晩年までの作品をセッション録音しました。
高い技巧を求められる難曲でありながら、豊かな音楽表現で繊細に楽曲の魅力を引き出す、円熟のデュオが収められています。
また、木田によるピアノ独奏も収録。前奏曲嬰ハ短調は木田が1997年に日本初演をしてから大切に弾いてきた珠玉の小品で、当盤の新録音も貴重な資料となることでしょう。
ポーランドの作曲家シマノフスキの魅力が詰まったアルバムをお楽しみください。
<木田左和子(ピアノ)>
桐朋学園大学卒業後、ポーランド政府給費留学生としてポーランド国立ショパン音楽アカデミー(現ショパン音楽大学)研究過程に留学。留学中リサイタル、オーケストラとの共演の他、シマノフスキ、ルトスワフスキ等ポーランド作品の放送録音を行う。帰国後、「シマノフスキ3Mとマズルカ」リサイタルシリーズ(全3回)、日本シマノフスキ協会例会、NHK-FM放送の他、東京ゾリステン・サロンコンサートでは毎回ポーランド作品を演奏。ポーランド・ラジオ・オーケストラとの放送録音、ヴィラノフ弦楽四重奏団、チェコ・フィルハーモニー・ゾリステンとの共演の他、ポーランド・カリシュ・フィルハーモニー、ヴァウブジフ・フィルハーモニー、東京ニューシティ管弦楽団(シマノフスキ交響曲第4番《協奏交響曲》作品60)、山形交響楽団の定期演奏会にて共演。2005年愛知万博ポーランド館、2010年日本ショパン協会主催"ショパン・フェスティバル2010in表参道"にてリサイタルを行う。
1983年第1回シマノフスキコンクール(ポーランド)にてディプロマ、1993年第2回ウィーン国際コンクール(オーストリア)にてピアノ部門第2位及びジャン・フレデリック・ペルヌー賞受賞。上野久子、須田眞美子、バルバラ・ムシンスカの各氏に師事。現在、昭和女子大学非常勤講師、(公財)目黒区芸術文化振興財団評議員、日本ショパン協会正会員、日本シマノフスキ協会理事。
オクタヴィア・レコード
発売・販売元 提供資料(2023/05/30)