フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年05月19日 |
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規格品番 |
0303045BC |
レーベル |
|
SKU |
885470030456 |
※タワーレコード限定販売。輸入盤仕様。ステレオ録音
※世界初SACD化(1-4,6)。SACDハイブリッド盤
※2023年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書に他のジャケット・デザインも一部使用)
※ジュエルケース仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ、ドロップアウト等が一部にございますが、ご了承ください。
※日本語帯付(帯裏面に板倉 重雄の解説付)。解説書独文仕様、解説書内にオリジナル・アナログ・マスターテープの外箱写真をカラーで掲載
名門シュターツカペレ・ドレスデンのメンバーによる至福のモーツァルト演奏を、ドレスデン、ルカ教会での優秀なアナログ・ステレオ録音で捉えたLP時代の名盤2枚を1枚のSACDハイブリッド盤に収めています。尚、「ホルン五重奏曲」の音源は2021年発売の0301780BCと同一です。今回、SKD関連のモーツァルトの室内楽アルバム集成ということで以前リリースした同曲を再収録しました。また、新規でデジタル化-マスタリングを行っています。
シュターツカペレ・ドレスデンの室内楽活動は1854年6月に設立されたトーンキュンストラー・フェライン(TV)に遡ります。音楽評論家リヒャルト・ポールのサロンで開催された室内楽の演奏会を機に、室内楽の恒久的な基盤を作りたいという思いがメンバー間に芽生えたことがきっかけでした。「未知の室内楽作品を学ぶこと」、「共に演奏することで学びを深めること」、「物的利益を期待せずに参加すること」の3点を重視して始まった活動は、ドレスデンの音楽パトロンの庇護のもと、クララ・シューマン、フランツ・リスト、ハンス・フォン・ビューロー、ヨーゼフ・ヨアヒムらを名誉会員に迎え、シュターツカペレ・ドレスデン歴代楽長たちの積極的な支持を受け、ドレスデンの音楽生活に大きな影響を与える存在に成長しました。20世紀に入ってからもTVは両次大戦の困難な状況を乗り越えて存続し、2004年には創立150年を盛大に祝い、今日まで活動を続けています。
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ここには宮廷都市ドレスデンで育まれた雅やかで優美な室内楽演奏が見事に息づいています。柔らかさと冴えた音感を併せ持ったヨハネス・ワルター(フルート)、抜群の安定感と奥深い響きをもつペーター・ダム(ホルン)、魅惑の音色でくっきりと旋律線を描くクルト・マーン(オーボエ)というドレスデンの管を象徴する首席奏者たちと、艶やかで瑞々しい弦楽合奏が溶け合ってゆく美しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。また、ヴィオラが2人必要なホルン五重奏曲で、ウルビリヒ弦楽四重奏団のヨアヒム・ツィントラーに、もう一人のヴィオラ首席ヨアヒム・ウルブリヒトが加わっても、音色的にも音楽的にも全き統一が見られるところにTVの伝統やメンバー共通の文化的背景が実感されます。まさにシュターツカペレ・ドレスデンの美質を集約したような室内楽の名演が展開されています。
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<マスタリング詳細>マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。 現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
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構成数 | 1枚
エディション | Remaster
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:
1. フルート四重奏曲 第1番 ニ長調 KV 285
2. フルート四重奏曲 第2番 ト長調 KV 285a
3. フルート四重奏曲 第3番 ハ長調 KV 285b
4. フルート四重奏曲 第4番 イ長調 KV 298
5. ホルン五重奏曲 変ホ長調 KV 407 (386c)
6. オーボエ四重奏曲 ヘ長調 KV 370 (368b)
【演奏】
ドレスデン・カンマーゾリステン (1-4)
ヨハネス・ワルター(フルート)、ラインハルト・ウルブリヒト(ヴァイオリン)、
ヨアヒム・ウルブリヒト(ヴィオラ)、ヨアヒム・ビショーフ(チェロ)
ペーター・ダム(ホルン)、ウルブリヒ四重奏団 (5)
ルドルフ・ウルブリヒ(ヴァイオリン)、アヒム・ツィントラー(ヴィオラ)
ヨアヒム・ウルブレヒト(ヴィオラ)、クレメンス・ディルナー(チェロ)
クルト・マーン(オーボエ)、ウルブリヒ四重奏団のメンバー (6)
ルドルフ・ウルブリヒ(ヴァイオリン)、ヨアヒム・ツィントラー(ヴィオラ)、クレメンス・ディルナー(チェロ)
【録音】
1971年11月15-26日 (1-4)、 1974年11月4-7日 (5)、 11月20-23日&1975年1月2-3日 ルカ教会、ドレスデン
【Original Recordings】
Musik und Tonregie:Bernd Runge (1-4)、Horst Kunze (5,6)
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Berlin Classics
【First LP Release】
ETERNA 8 26 649, 8 26 758
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1.[SACDハイブリッド]
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これまでもシュターツカペレ・ドレスデンに関連する録音を多く出しているベルリン・クラシックスとのETERNA音源SACD化プロジェクトから、室内楽作品が今回最新復刻。ソリストとしても録音や演奏活動の多い首席奏者達によるこれらの音源は、それぞれ伝統に根差した正統的なスタイルとして模範となる演奏であり、録音の確かさも含め手元に残したくなるアルバムと言えるだろう。オリジナルのLPでは2枚分の録音を1枚にまとめて収録している点も重要で統一感もあり。協奏曲作品でも見せた各名技術が小気味よく披露されている。統一されたアンサンブルの妙でも注目。
intoxicate (C)北村晋タワーレコード (vol.164(2023年6月20日発行号)掲載)
フルート四重奏曲集はCD初期にDENON?の廉価盤で聞き親しんだ記憶があります。以来いろいろな演奏を聞きましたが、久しぶりにこのドレスデンのメンバーによる演奏を聞いて、暖かくアットホームな雰囲気に癒されました。SACD化によってこの演奏の美質をより深く味わえるようになりました。私にとってのベスト盤です。なお、ホルン五重奏曲、オーボエ四重奏曲を含め、83分超の長時間収録。
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