フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年05月24日 |
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規格品番 |
NCS88015 |
レーベル |
|
SKU |
4988002930937 |
※タワーレコード限定販売。限定盤
※SACDハイブリッド盤
※世界初SACD化
※ジュルケース仕様
※2023年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:袴田剛史氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※解説書:板倉重雄(新規序文解説)、小石忠雄氏による初出時解説を再録、解説書合計10ページ
1973年5月に日本が東ドイツと国交を樹立した直後の11月。待望の来日を果たしたベルリン弦楽四重奏団の公演は、ピアノに永富和子、コントラバスに堤俊作を加え、東京朝日講堂の他各地で行われました。この音源は、従来より東欧アーティストのレコーディング実績があったビクターのスタジオで、ディレクター相澤昭八郎氏、エンジニア依田平三氏によって録音。SACD化において当時のサウンドを忠実に再現すべくアナログマスターまで遡り、袴田剛史氏(FLAIR Mastering)によってリマスタリングを施した美質溢れるサウンドをご堪能ください。
1973年11月の初来日以来、実演に、レコードに日本で高い人気を誇り続けた往年の名団体、ベルリン弦楽四重奏団の初来日時のビクターへのスタジオ録音を世界初SACD化した貴重なアルバムです。ベルリン弦楽四重奏団のリーダー、カール・ズスケ(1934~)は、戦後ヨーロッパを代表する名コンサートマスターの一人。そして、オーケストラ活動と並行して、ソリスト、室内楽のリーダー、ヴァイオリン教授としても世界的に活躍したことで知られています。
ベルリン弦楽四重奏団は、ズスケがベルリン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスター時代の1965年に、同歌劇場のメンバーを集めてズスケ弦楽四重奏団(Suske-Quartett)の名称で結成されました。その目覚ましい芸術的成果により結成僅か5年で東ドイツの国民賞3等を受賞し、同時にベルリン弦楽四重奏団と名乗ることを許されました。この名称は主に海外公演のときに用いられましたが、東ドイツ国内ではSuske-Quartettの名称を通し、1977年にズスケがゲルハルト・ボッセより名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス弦楽四重奏団のリーダーを禅譲されるまで活動を続けました(録音は1980年まで)。
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シューベルトの《ロザムンデ》第1楽章から、彼らの特徴である確かな造形と様式感覚の中での艶やかな音色と磨き抜かれたアンサンブル、しなやかな旋律の歌、表現の抒情性が際立っています。彼らは旋律を隅々まで丁寧に歌わせながらも、ポルタメントやルバートを抑制して、テンポやリズムも乱すことなく、造形をキリリと引き締めることに成功。シューベルトが随所に織り込んだ痛切なアタックも、彼らの合奏には力強さと音色の深いコクがあり、絶妙な「歌」と見事なコントラストを描いています。展開部で曲想がどんどん高まってゆく部分(トラック1の4分10秒~)など、彼らの高い理想への飛翔に誰しも心奪われてしまうことと思います。
一方の《セレナード》は長年ハイドン作として親しまれた作品でしたが、1964年にロマン・ホフシュテッター(1742~1815)の作だったとの研究が発表されてから、近年ではほとんど演奏されなくなってしまいました。この愛らしい旋律美、屈託の無い歌、シンプルな造形、見事な起承転結は作者が誰であっても「名曲」に相応しいものであり、このベルリン弦楽四重奏団の名演復活を機に、演奏する団体が増えることを期待したいと思います。
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尚、解説書には小石忠男氏によるLP初出時の解説と、新規で序文解説を掲載しました。また、ジャケットはLP初出時のデザインを使用しています。
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構成数 | 1枚
エディション | Remaster
1. フランツ・シューベルト:弦楽四重奏曲 第13番 イ短調 作品29 D.804 「ロザムンデ」
2. ヨーゼフ・ハイドン:弦楽四重奏曲 第17番 ヘ長調 作品3-5 「セレナード」(ホフシュテッター作曲)
【演奏】
ベルリン弦楽四重奏団
カール・ズスケ(第1ヴァイオリン)、クラウス・ペータース(第2ヴァイオリン)
カール=ハインツ・ドムス(ヴィオラ)、マティアス・プフェンダー(チェロ)
【録音】
1973年11月17日、18日 ビクタースタジオ(東京)
【Original Recordings】
Recording Producer: Noritsune Matsumoto
Recording Director: Shohachiro Aizawa
Recording Engineer: Heizo Yoda
【マスタリング・エンジニア】
袴田剛史(FLAIR Mastering Works)
【原盤】
ビクターエンタテインメント
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1.[SACDハイブリッド]
演奏や録音は良いのですが、マスタリングが全く駄目。この☆2はマスタリング。ハイ上がりの音でボリュームを下げないと聞けない。マスタリングエンジニアの名前まで掲載されているのはよほど自信の表れと思いますが、本当にマスタリング後のプレイバックを聞かれたのか非常に疑問です。私がカール・ズスケが来日時に聞いた音とはまったく違います。しなやかなヴァイオリンの音色で、でこんなに高音域が耳に付くような音質ではありませんでした。マスタリングエンジニアはこの音をいい音だと勘違いしているのではないですか。非常に疑問です。計器のデータだけで判断しているのではないですか。本当に素晴らしい音質を知らないのではないですか。そんな思いです。残念です。
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