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フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年05月17日 |
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規格品番 |
AVSA9953 |
レーベル |
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SKU |
8435408099530 |
サヴァールによるモツレク
幼い日、サヴァールが教会に足を踏み入れると、そこではモーツァルトのレクイエムのリハーサルが行われていました。サヴァールはそれを聴いて「音楽というものがこんなにもすごい力を持っているなら、僕は音楽家になりたい・・・」と思ったといいます。それから長い年月が流れ、これまでに約230の録音をしてきたサヴァールが、モーツァルトの≪レクイエム≫をリリースします。
サヴァールはこれまで、中世からモーツァルトの時代(さらに最近ではベートーヴェンやシューベルト)まで、ありとあらゆる音楽をヴィオラ・ダ・ガンバや指揮で演奏してきました。その中には宗教音楽も多くありましたが、サヴァールは、暗い悲しみと威嚇的な死、というものをスペインのカトリック主義という絵筆と色彩で描いてきました。音楽家として、そして学者としてまさに「啓蒙」の人であるサヴァール。ここで、死者のためのミサ、という本来のレクイエムの宗教的意義と効果を見事に私たちに提示してくれます。
残響が非常に豊か、かつ過剰ではない絶妙な会場での録音。≪怒りの日≫での激しさもありつつ、とてもやわらかな響きは、かつてない聴体験。《奇しきラッパの響き》での神聖な響きには驚かされます。音楽史を生きてきたサヴァールにしかなしえない表現がここにあります。
キングインターナショナル
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:44:44
モーツァルト:レクイエム KV 626
【演奏】
レイチェル・レドモンド(ソプラノ)
マリアンヌ・ベアーテ・キーランド(メゾ・ソプラノ)
ミンジェ・レイ(テノール)
マヌエル・ヴァルサー(バリトン)
ラ・カペラ・ナショナル・デ・カタルーニャ(合唱)
ル・コンセール・デ・ナシオン(マンフレート・クレーマー(コンサートマスター))
ジョルディ・サヴァール(指揮)
【録音】
2022年5月11-13日、カタルーニャ自治州カルドーナ城参事会教会
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1.[SACDハイブリッド]
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1.Requiem en Re mineur, KV 626~Introitus: Requiem aeternam (Adagio)
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2.Requiem en Re mineur, KV 626~Kyrie (Allegro - Adagio)
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3.Requiem en Re mineur, KV 626~Sequentia: 1. Dies irae (Allegro assai)
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4.Requiem en Re mineur, KV 626~Sequentia: 2. Tuba mirum (Andante)
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5.Requiem en Re mineur, KV 626~Sequentia: 3. Rex tremendae
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6.Requiem en Re mineur, KV 626~Sequentia: 4. Recordare
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7.Requiem en Re mineur, KV 626~Sequentia: 5. Confutatis (Andante)
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8.Requiem en Re mineur, KV 626~Sequentia: 6. Lacrimosa (Larghetto)
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9.Requiem en Re mineur, KV 626~Offertorium: 1. Domine Jesu Christe (Andante con moto) / Quam olim Abrahae (Andante con moto)
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10.Requiem en Re mineur, KV 626~Offertorium: 2. Hostias (Andante) / Quam olim Abrahae (Andante con moto)
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11.Requiem en Re mineur, KV 626~Sanctus (Adagio) - Osanna (Allegro)
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12.Requiem en Re mineur, KV 626~Benedictus: Benedictus (Andante) / Osanna (Allegro)
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13.Requiem en Re mineur, KV 626~Agnus Dei: Agnus Dei
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14.Requiem en Re mineur, KV 626~Communio: Lux aeterna, (Adagio) / Cum sanctis tuis in aeternum (Allegro - Adagio)
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サヴァールの再録音。澄んだ美しい響きはもちろんだが、とても劇的でスケールが大きい、そして颯爽とした音楽運び。サヴァールは近年モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの交響曲分野で成果を上げていることが記憶に新しい。その流れを汲んだようなキリエ、怒りの日を聴いて頂きたい。この作品の難しさはモーツァルト自身の絶筆となったラクリモサ以後の展開でこれまで聴いた録音はどうも尻すぼみの感が拭えなかった。しかしここでのサヴァールは熱をこめてルクスエテルナを頂点に音楽を進めることに成功している。独唱、合唱は緻密に溶け合い「絶美」と言いたい歌声が心休まる。
intoxicate (C)雨海秀和タワーレコード (vol.164(2023年6月20日発行号)掲載)
演奏スタイルは1991年の旧録音と基本的には同じ。新録音はやや角が丸くなったような気がするが、録音の違いの影響もあるかもしれない。SACDなので、CDと比べるとマイルドで余裕がある音に聞こえるのだ。ピリオド楽器を使った録音の中では、このたびの新録音は洗練度が高い秀演といえよう。
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