フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
4 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
デジパック |
発売日 |
2022年12月25日 |
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規格品番 |
TDSA245 |
レーベル |
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SKU |
4943674369706 |
※SACDハイブリッド盤
※デジパック仕様
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※本国のオジリナル・アナログマスターテープから192kHz/24bitでハイレゾ化したマスター音源を使用
※2022年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)。マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:相場ひろ氏(新規解説)、解説書合計20ページ
歴史的録音であり旧EMIの優秀録音盤でもある名演を最高品位でマスタリング!
新規で本国のアナログ・マスターテープより最新復刻。新規解説付。
シリアル・ナンバー付1,000セット限定盤
1976年に亡くなったマルティノンが、73年から翌年にかけてフランス国立放送管弦楽団と収録した歴史的遺産。同時期に同じく旧EMIレーベルに残したパリ管弦楽団とのラヴェル:管弦楽曲全集と並ぶマルティノンの偉業として評価される名盤を最新で復刻しました。元々優秀な録音であることに加え、まとまったドビュッシーの管弦楽曲集としても貴重な音源であることもこのセットの価値を高めています。現況での最高音質を目指し、あらためて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。1,000セット限定のシリアル・ナンバー付。
今回、第50弾の発売となるDefinition Seriesは、2020年12月にリリースしましたラヴェルの管弦楽曲全集に続き、マルティノンが旧EMIレーベルに体系的に録音を行ったのもうひとつのフランス音楽録音の雄である、ドビュッシーの管弦楽曲集を復刻しました。録音時期もラヴェルと近いこれらの録音は、オーケストラがパリ管弦楽団から、音楽監督を務めていた言わば手兵のオケであるフランス国立放送管弦楽団と行っているのが相違点ですが、何と言ってもドビュッシーの管弦楽曲がまとまって聴けるという点においては発売以来、ある意味ラヴェルを超える評価を得てきたのがわかる音源でもあります。ラヴェルに関してはEMIにクリュイタンスの録音が存在しているのに対し、ドビュッシーに関しては単発でまとまったステレオ音源が無かったことも起因しているでしょう(アンゲルブレシュト盤がありますが・・)。とは言えこの評価は、フランス系指揮者による第一に推されるべき演奏であることに加えて、EMIによるアナログ録音の完成期としての録音的な価値が重なったことも無縁ではないでしょう。ドビュッシーはダイナミックレンジが広い作品も多く、さらに小音量での細かな動きや表現のニュアンスも豊かでもあることから、録音の良し悪しが盤自体の評価を大きく左右する要素のひとつであることも否めません。マルティノン盤は生まれるべくして生まれた演奏、でしょうか。
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今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行っています。マスターは総じて整ったバランスであり、経年変化も少ない状態でした。そのため、極力オリジナルのバランスを重視し、音楽的な観点でのマスタリングを心掛けました。それにより楽器の距離感や奥行きなど見通しが良くなり、さらに定位が向上したことでストレスなく最上の演奏をお楽しみいただけます。尚、解説書には山崎浩太郎氏による新規文章を掲載しました。ジャケットは全集BOXのデザインを採用しています。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。
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構成数 | 4枚
エディション | Remaster
クロード・ドビュッシー:管弦楽曲全集
<DISC1>
1. 交響詩 『海』~3つの交響的素描
2. 夜想曲
3. 牧神の午後への前奏曲
4. 民謡を主題とした 『スコットランド風行進曲』
5. 英雄的子守歌、
6. 劇付随音楽 『リア王』 ファンファーレ、リア王の眠り
<DISC2>
7. バレエ音楽 『遊戯』
8 管弦楽のための 『映像』
9. 交響組曲 『春』
<DISC3>
10. 組曲 『子供の領分』 [カプレ編]
11 小組曲 [ビュッセル編]
12. 神聖な舞曲と世俗的な舞曲(ハープと弦楽合奏のための舞曲)
13. バレエ音楽 『おもちゃ箱』
<DISC4>
14. ピアノと管弦楽のための幻想曲
15. レントより遅く
16. アルト・サクソフォンと管弦楽のための狂詩曲
17. クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
18. バレエ音楽 『カンマ』
19. スティリア風タランテラ[ラヴェル編]
【演奏】
アラン・マリオン(フルート) (3)
ミシェル・サンドレ(ピアノ) (9)
ファビエンヌ・ブーリィ(ピアノ) (9)
マリー=クレール・ジャメ(ハープ) (12)
アルド・チッコリーニ(ピアノ) (14)
ジョン・リーチ(ツィンバロン) (15)
ジャン=マリー・ロンデクス(サクソフォン) (16)
ギイ・ダンカン(クラリネット) (17)
ファビエンヌ・ブーリィ(ピアノ) (18)
フランス国立放送合唱団(合唱指揮:マルセル・クーロー) (2)
フランス国立放送管弦楽団
ジャン・マルティノン(指揮)
【録音】
1, 2, 4, 6. VI, 21. IX (1,2), 30. I, 16. VI, 21, 22, 24, 28. IX (3-6)、12-14, 26-28. II (7,8)、30. I, 16. VI, 21, 22, 24, 28. IX (9), 1973
27-28. IX. 1973, 18-19. I & 4, 6, 9. IV. 1974 (10-13)、18-19. I & 6, 9-11. IV. 1974 (14-19), Salle Wagram, Paris
【Original Recordings】
Producer: Rene Challan
Balance Engineer: Paul Vavasseur
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
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3.[SACDハイブリッド]
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4.[SACDハイブリッド]
既出のSACDは持っていなかったのでUHQCDバージョンの2枚組選集と音質を聴き比べてみたが、やはり雑味が払拭されてクリアー感が際立っている。特に倍音を多く含む楽器の音色がよりインテグラルに響き、ハープの撥弦音やパーカッション・セクションは目の醒めるような鮮烈な音質が再生される。左右、奥行きだけでなく上下の音像もくっきりと浮かび上がり臨場感を高めている。半世紀にもなろうという古い音源だが、バランス・エンジニア、ポール・ヴァヴァスールは決して曖昧模糊としたサウンドを求めていたわけではないことが初めて分かった。この時代のEMIのエンジニア達の意気込みとレコーディング技術を見直したセットだ。
この全集は元々イギリスプレスのオリジナルLPで聴いていて、EMIミュージック・ジャパンから出ていたSACDハイブリッドも所有しているので購入を迷いましたが、旧SACDが若干不満だったので思い切って購入して、結果正解だったと思いました。やはり、旧SACDよりハイレゾということで音質が洗練されてきれいです。この際、オリジナルLPと聴き比べてみましたが、LPはSACDほど音にパワーがないけれど、自然で繊細できれいです。最近はSACDの出現であまりLPを聴く機会がなくなっていましたが、LPの良さを再認識する機会になりました。
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