クラシック
SACDハイブリッド
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ドビュッシー:管弦楽曲全集<タワーレコード限定>

4.7

販売価格

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2022年12月25日
国内/輸入 国内
レーベルTOWER RECORDS DEFINITION SERIES
構成数 4
パッケージ仕様 デジパック
規格品番 TDSA245
SKU 4943674369706

構成数 : 4枚
エディション : Remaster

【曲目】
クロード・ドビュッシー:管弦楽曲全集
<DISC1>
1. 交響詩 『海』~3つの交響的素描
2. 夜想曲
3. 牧神の午後への前奏曲
4. 民謡を主題とした 『スコットランド風行進曲』
5. 英雄的子守歌、
6. 劇付随音楽 『リア王』 ファンファーレ、リア王の眠り

<DISC2>
7. バレエ音楽 『遊戯』
8 管弦楽のための 『映像』
9. 交響組曲 『春』

<DISC3>
10. 組曲 『子供の領分』 [カプレ編]
11 小組曲 [ビュッセル編]
12. 神聖な舞曲と世俗的な舞曲(ハープと弦楽合奏のための舞曲)
13. バレエ音楽 『おもちゃ箱』

<DISC4>
14. ピアノと管弦楽のための幻想曲
15. レントより遅く
16. アルト・サクソフォンと管弦楽のための狂詩曲
17. クラリネットと管弦楽のための狂詩曲第1番
18. バレエ音楽 『カンマ』
19. スティリア風タランテラ[ラヴェル編]

【演奏】
アラン・マリオン(フルート) (3)
ミシェル・サンドレ(ピアノ) (9)
ファビエンヌ・ブーリィ(ピアノ) (9)
マリー=クレール・ジャメ(ハープ) (12)
アルド・チッコリーニ(ピアノ) (14)
ジョン・リーチ(ツィンバロン) (15)
ジャン=マリー・ロンデクス(サクソフォン) (16)
ギイ・ダンカン(クラリネット) (17)
ファビエンヌ・ブーリィ(ピアノ) (18)
フランス国立放送合唱団(合唱指揮:マルセル・クーロー) (2)
フランス国立放送管弦楽団
ジャン・マルティノン(指揮)

【録音】
1, 2, 4, 6. VI, 21. IX (1,2), 30. I, 16. VI, 21, 22, 24, 28. IX (3-6)、12-14, 26-28. II (7,8)、30. I, 16. VI, 21, 22, 24, 28. IX (9), 1973
27-28. IX. 1973, 18-19. I & 4, 6, 9. IV. 1974 (10-13)、18-19. I & 6, 9-11. IV. 1974 (14-19), Salle Wagram, Paris

【Original Recordings】
Producer: Rene Challan
Balance Engineer: Paul Vavasseur

【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)

  1. 1.[SACDハイブリッド]
  2. 2.[SACDハイブリッド]
  3. 3.[SACDハイブリッド]
  4. 4.[SACDハイブリッド]

※SACDハイブリッド盤
※デジパック仕様
※シリアル・ナンバー・シール付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※本国のオジリナル・アナログマスターテープから192kHz/24bitでハイレゾ化したマスター音源を使用
※2022年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)。マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※解説:相場ひろ氏(新規解説)、解説書合計20ページ

作品の情報

商品の紹介

マルティノンによるドビュッシーの規範的演奏を最新復刻。
歴史的録音であり旧EMIの優秀録音盤でもある名演を最高品位でマスタリング!
新規で本国のアナログ・マスターテープより最新復刻。新規解説付。
シリアル・ナンバー付1,000セット限定盤

1976年に亡くなったマルティノンが、73年から翌年にかけてフランス国立放送管弦楽団と収録した歴史的遺産。同時期に同じく旧EMIレーベルに残したパリ管弦楽団とのラヴェル:管弦楽曲全集と並ぶマルティノンの偉業として評価される名盤を最新で復刻しました。元々優秀な録音であることに加え、まとまったドビュッシーの管弦楽曲集としても貴重な音源であることもこのセットの価値を高めています。現況での最高音質を目指し、あらためて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル化したマスターを用いてSACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。1,000セット限定のシリアル・ナンバー付。

今回、第50弾の発売となるDefinition Seriesは、2020年12月にリリースしましたラヴェルの管弦楽曲全集に続き、マルティノンが旧EMIレーベルに体系的に録音を行ったのもうひとつのフランス音楽録音の雄である、ドビュッシーの管弦楽曲集を復刻しました。録音時期もラヴェルと近いこれらの録音は、オーケストラがパリ管弦楽団から、音楽監督を務めていた言わば手兵のオケであるフランス国立放送管弦楽団と行っているのが相違点ですが、何と言ってもドビュッシーの管弦楽曲がまとまって聴けるという点においては発売以来、ある意味ラヴェルを超える評価を得てきたのがわかる音源でもあります。ラヴェルに関してはEMIにクリュイタンスの録音が存在しているのに対し、ドビュッシーに関しては単発でまとまったステレオ音源が無かったことも起因しているでしょう(アンゲルブレシュト盤がありますが・・)。とは言えこの評価は、フランス系指揮者による第一に推されるべき演奏であることに加えて、EMIによるアナログ録音の完成期としての録音的な価値が重なったことも無縁ではないでしょう。ドビュッシーはダイナミックレンジが広い作品も多く、さらに小音量での細かな動きや表現のニュアンスも豊かでもあることから、録音の良し悪しが盤自体の評価を大きく左右する要素のひとつであることも否めません。マルティノン盤は生まれるべくして生まれた演奏、でしょうか。
(1/2)
タワーレコード(2022/11/30)

マルティノンのこれら録音は通常はなかなか収録されない定番曲以外も入っているのが特徴で、ドビュッシー以外が管弦楽編曲を行った作品も複数含まれています。録音当時としても網羅的に収録されることは稀でしたので、これら19曲がある程度まとめて収録されたこと自体が貴重です。マルティノン本来の明晰さが光る各演奏はどれも素晴らしく、過度に学術的な分析を行う方向ではない、あくまでフランス音楽を体現してきたマルティノン自身の集大成と言っても良い位極めて音楽的に生き生きと各曲が奏されています。遮ることが無い、流れるかのような自然な演奏であることにも好感が持てます。その音楽は、まさにこれぞ本流と言える響きであり、微妙なドビュッシー独特の感覚表現に秀でている点も重要でしょう。さらに特筆すべきは完成されたアナログ最盛期の録音だということです。弱音に埋もれがちな演奏もある一方、この録音では解像度が高く見通しやスケール感も豊かになっており、マルティノン自身が目指していたドビュッシー演奏がより説得力を増していることでも名盤の評価をより高めています。さらに今回使用した本国のアナログ・マスターテープの状態が非常に良く、管楽器のみならず弦楽器の音色も良質に再現されていました。演奏、録音含めドビュッシーの最上の名盤ではないでしょうか。また、今回の復刻では以前の市販でのSACDハイブリッド時の96kHz/24bitスペックでの変換ではなく、192kHz/24bitでマスターテープから新たにデジタル化しておりますので、従来より音を緻密に再現できていると思います。

今回、本国にあるオリジナルの2Chのアナログ・マスターテープから、192kHz/24bitでデジタル化を行ったフラットマスターを使用し最新でマスタリングを行っています。マスターは総じて整ったバランスであり、経年変化も少ない状態でした。そのため、極力オリジナルのバランスを重視し、音楽的な観点でのマスタリングを心掛けました。それにより楽器の距離感や奥行きなど見通しが良くなり、さらに定位が向上したことでストレスなく最上の演奏をお楽しみいただけます。尚、解説書には山崎浩太郎氏による新規文章を掲載しました。ジャケットは全集BOXのデザインを採用しています。

このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。
(2/2)
タワーレコード(2022/11/30)

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
4.7
67%
33%
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2012年発売のSACDハイブリッド盤(EMI)を所有していますが、音質が改善されているとの評判を聞いて購入しました。綿密な比較をしたわけではありませんが、音の明瞭度、立体感、華やかさ等の向上を実感できました。加えてスリップケース入りハードカバー型デジパックの重厚感。シリアルナンバー付きという粋なオマケ。愛着あるディスクがこのような形で継承されたことを大変うれしく思います。
文句無しの満点を付けたいところですが、小さな元画像を引き伸ばしデジタル処理で無理やり輪郭を整えたかのような粗いジャケット写真がどうしても気になり、星4つに留めました。レタリングは滲み、下地部分はノイズに覆われており、せっかくの仏盤LPオリジナルジャケットが痛々しい限りです。Definition Series でこういった例はほかに無いと思いますが・・・なぜこうなってしまったのでしょうか。
2025/06/07 z9999さん
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既出のSACDは持っていなかったのでUHQCDバージョンの2枚組選集と音質を聴き比べてみたが、やはり雑味が払拭されてクリアー感が際立っている。特に倍音を多く含む楽器の音色がよりインテグラルに響き、ハープの撥弦音やパーカッション・セクションは目の醒めるような鮮烈な音質が再生される。左右、奥行きだけでなく上下の音像もくっきりと浮かび上がり臨場感を高めている。半世紀にもなろうという古い音源だが、バランス・エンジニア、ポール・ヴァヴァスールは決して曖昧模糊としたサウンドを求めていたわけではないことが初めて分かった。この時代のEMIのエンジニア達の意気込みとレコーディング技術を見直したセットだ。
1
この全集は元々イギリスプレスのオリジナルLPで聴いていて、EMIミュージック・ジャパンから出ていたSACDハイブリッドも所有しているので購入を迷いましたが、旧SACDが若干不満だったので思い切って購入して、結果正解だったと思いました。やはり、旧SACDよりハイレゾということで音質が洗練されてきれいです。この際、オリジナルLPと聴き比べてみましたが、LPはSACDほど音にパワーがないけれど、自然で繊細できれいです。最近はSACDの出現であまりLPを聴く機会がなくなっていましたが、LPの良さを再認識する機会になりました。
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