フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年10月28日 |
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規格品番 |
NCS88003 |
レーベル |
|
SKU |
4988002925155 |
※タワーレコード限定販売。限定盤
※SACDハイブリッド盤
※世界初SACD化
※ジュエルケース仕様
※2022年最新マスタリング音源使用。(マスタリング・エンジニア:山崎和重氏)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナル・ジャケット・デザイン採用(他のジャケット・デザインも解説書裏に採用)
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がある場合がございますが、ご了承ください。
※解説書:坂入健司郎氏(新規序文解説)、野島友雄氏(新規回顧録)、志鳥栄八郎氏、藤田由之氏による初出時解説を再録、解説書合計22ページ
「冷戦時代、日本ビクターのデジタル録音技術をモスクワに集結させ厳戒態勢の中で録音された『JVC・デジタル・モスクワ・シリーズ』第1弾!
重量感溢れる迫真的衝撃音。圧巻のオーケストラの咆哮がK2HDマスタリングで蘇る!
2022年に生誕90年を迎えたウラディーミル・フェドセーエフ(1932.8.5-)の記念企画としまして、この度ビクターが1981年から93年にかけて主にモスクワで収録したモスクワ放送交響楽団との全ロシア音楽録音を、3期にわけてSACDで復刻する運びとなりました。1981年当時、モスクワ放送交響楽団の創立50周年を記念して実現したのが今回の第1期で発売する3タイトル(アルバム数では6)です。
1981年、ロシアのレーベル「メロディア」と共同で録音したこれらの作品は、当時の最先端機器を東京からモスクワに持ち込んで録音されました。そして今回、当時のエンジニア服部文雄氏とディレクター野島友雄氏立合いのもとFLAIR Mastering works山崎和重氏によりビクターが誇るK2の技術を用いてアップコンバート。フェドセーエフとモスクワ放送響の奏でるダイナミズムに更なる磨きをかけ、原音を更に追求しました。フェドセーエフ生誕90周年にふさわしい、初SACD化アルバムです。今回の復刻では、ビクターが誇る当時のデジタル録音を、当時のディレクターとレコーディングエンジニア立合いの元、「K2」の技術を使い、CDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートすることで原音の追求を図りました。SACD層だけでなくCD層でもその差を感じることができます。「K2」テクノロジー(K2HD)を用い、最新でマスタリングを行った上でSACDハイブリッド盤として新規で復刻します。尚、今回の復刻では、各盤のカップリングは極力オリジナルを重視し収録しました。
このアルバムに収録された2曲は、初出時含め単独で発売されていました。「春の祭典」は記念すべき最初の収録曲であり発売時は優秀録音盤としても評価された音源です。「シェエラザード」は「ロシア管弦楽名曲集I」と同じく、このプロジェクトの最後の方で収録されたもので、音質の傾向は同じながらも安定感ある音も楽しめます。この最初の「春の祭典」収録時の模様は解説書に今回新規で掲載している当時のディレクター野島氏による記述が興味深いですが、演奏もこの曲本来の原始的な側面がとりわけ聴く者の心を強く捉えるでしょう。1981年当時のソヴィエト時代の、ある意味荒々しい音色がオーケストラにはまだ残っているのが良くわかります。その意味でも当時のビクターがデジタル録音で収録した事自体貴重で、以後ソヴィエト国内での様々なレコーディング環境に与えたインパクは大きかったと言わざるを得ません。そして、「シェエラザード」は彼らが得意とする曲のひとつであり、色彩感のある演奏は大変魅力的です。数年後の来日公演時にも披露され、日本の聴衆に大きなインパクトを残しました。
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<K2HDマスタリングとは>
「原音を追求したK2HDマスタリング」
「K2」テクノロジー(K2HD)では、失われた音楽情報を解析することで、それぞれに異なる倍音成分を持つ各楽器ごとの音色の復元や、演奏者の音楽表現の再現までを可能にしています。本作のマスタリングでは、当時のディレクターとレコーディングエンジニア立合いの元、「K2」の技術を使い、CDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートすることで原音の追求を図りました。SACD層だけでなくCD層でもその差を感じていただけるものと思います。
■「K2」とは
日本ビクターとビクタースタジオが共同開発した音源デジタル化における高音質化情報処理技術です。
■「K2」の理念
「元の状態に戻す・復元する」「変質させない・オリジナルのまま」、この2つの指針に基づき、「アーティストの拘りの音をオリジナルのままに再現する」これが「K2」の理念です。
■22.05kHz以上の復元(失われた情報の復元)
音は多くの倍音により構成されており、その倍音はデジタル化で失われてしまいます。「K2」は、失われた音楽情報を時間軸で解析し、デジタルマスターで失われた再生周波数22.05kHz以上の周波数を再現することにより、各楽器ごとの倍音の音色や、演奏者の表現を復元し、オリジナルマスターと同等の音楽表現を再現しています。
■本作独自のマスタリング
本作は、K2HDによりCDマスターを192kHz/24bitにアップコンバートし原音の追求を図りました。周波数領域ではなく時間軸で処理をする「K2」だからこそ実現可能な技術です。
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構成数 | 1枚
エディション | Remaster
1. イーゴリ・ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」
2. ニコライ・リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35
【演奏】
ボリス・コルサコフ(ヴァイオリン・ソロ) (2)
モスクワ放送交響楽団
ウラディーミル・フェドセーエフ(指揮)
【録音】
1981年6月9,10,11日(1)、6月30日&7月1日(2)
モスクワ放送大ホール
【Original Recordings】
[制作総指揮] 金子 秀
[制作担当] 野島友雄、マルガリータ・ホジュコーワ
[録音担当] 服部文雄
[カッティング] 中村公平
【マスタリング・エンジニア】
山崎和重(FLAIR Mastering Works)
【原盤】
ビクターエンタテインメント
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1.[SACDハイブリッド]
音質は過去のCDより厚みのある音で繊細な情報も増したようだ。ちょっと聴きCDの方が良さそうだが音量を上げたときはSACDがバラスが良い。それにしても最近は、このような個性のハッキリとした演奏が少ないな。
この「春の祭典」の初出時(LP)、当時高校生だった私は友人宅でこのレコードを聴いた。その時の強烈すぎる印象は40年経った今なお色褪せる事がない。大太鼓の強打で友人の部屋の壁がビリビリ音を立てて振動したのには仰天した。
あれから幾年月、久々にこの演奏を聴くと、単に「音響が凄い」だけではなく、この演奏がとてつもない名演である事に改めて気づかされる。冒頭のファゴットの何とも言えないネットリとした色っぽい歌い方に思わず身を乗り出すほどの感動を覚えるのだが、その後もマッチョで凶暴な響きと驚くような妖艶さが共存する演奏に、ただただ聞き惚れるばかり。
続く「シェエラザード」も、「お話の続きを聞きたくてたまらないシャーリアル王」の気持ちが実感出来るようなワクワク感を禁じ得ない名演奏。
指揮者とオケの底知れない凄腕ぶりには唖然とするばかり。「ケツの穴まで熟知している」つもりだったこの2曲を、こんなにドキドキしながら聴く事が出来たのは幸せだった。
とにかく必聴の逸品!
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