クラシック
SACD

メンデルスゾーン: ヴァイオリン協奏曲、他<限定盤>

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フォーマット SACD
発売日 2022年04月10日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルKing International/Harmonia Mundi
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 HMSA0044
SKU 4909346027794

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00
日本語帯・解説付
エディション : Remaster

【曲目】
メンデルスゾーン(1809-1847):
・ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64
・序曲「フィンガルの洞窟」(ヘブリディーズ諸島)op.26
・交響曲第5番 ニ短調 op.107「宗教改革」
(2017年出版のブライトコプフ&ヘルテル社版を使用した世界初録音盤)

【演奏】
イザベル・ファウスト
(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「スリーピング・ビューティ」1704年製)
パブロ・エラス=カサド(指揮)
フライブルク・バロック・オーケストラ

【録音】
2017年3月19-22日
バルセロナオーディトリウム第1ホール、Paul Casals

リマスタリング技術監修:角田郁雄

  1. 1.[SACD]

作品の情報

商品の紹介

ファウストのメンデルスゾーンがSACDシングルレイヤーで登場!
日本独自企画・限定盤

現代最高のヴァイオリン奏者の一人、イザベル・ファウストが演奏するメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲が、SACDシングルレイヤー(STEREO)で登場。
ハルモニア・ムンディからハイレゾ・マスターの提供を受け、オーディオ評論家、角田郁雄氏の技術監修のもと、関口台スタジオでリマスタリングを施しました。このたびのSACD化により、ファウスト自身の存在がより近く感じられるようです。交響曲の演奏にもしびれます。日本独自企画・限定盤です。

指揮は1977年スペイン生まれの躍進著しいエラス=カサド、管弦楽は「ピリオド・オーケストラのベルリン・フィル」とも称されるフライブルク・バロック・オーケストラという注目の布陣。ファウストの光のような音色と管弦楽の見事なアンサンブルにより、屈指の人気曲に、またひとつ新鮮な名演が生まれました。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は、1844年に完成、その後も磨きをかけ、翌45年、メンデルスゾーンの盟友にして本作にも多大なアドヴァイスをした、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサートマスター、フェルディナント・ダーフィトによってライプツィヒで初演されました。初演時から大成功をおさめた本作は、続くヨーロッパ各地の初演も名手が手がけています。1845年のドレスデン初演は当時15歳のヨーゼフ・ヨアヒム、1846年ベルリン初演はベルギーのユベール・レオナール(フランクのピアノ四重奏曲第1番を献呈された人物で、フォーレのヴァイオリン・ソナタ誕生時にも重要な役割を果たした)でした。彼らが演奏しておそらく書き込みもされていたであろう実際の譜面はもう残されていませんが、それでも様々な資料が出版されており、それらを検証していくと、19世紀と現代とでは演奏スタイルに異なる部分があると考えられます。たとえば開放弦の多用。ポルタメントの多用。ボウイングのスタイルも現代とは異なっていました。
そして、ヴィブラートは、継続的にではなく、要所要所で装飾的に用いられていたと考えられます。ファウストももちろんこれらの資料につぶさにあたったうえでこの録音に臨んでいますが、ここに繰り広げられている演奏が呼び起こす実に新鮮な感動は、歴史的演奏や慣習、すべてを越えた域にあるといえるでしょう。
また、当盤が録音された2017年は、マルティン・ルターの宗教改革(1517)の500年記念にあたります。ここに収録された交響曲「宗教改革」は、ルターのアウクスブルクの信仰告白から300年にあたる1830年に完成されました。序奏で管楽器が奏でる「ドレスデン・アーメン」がなんとも痛切に響き、全体的に非常に引き締まった音づくり。管楽器が奏でるコラールも荘重になりすぎず、終楽章も鮮やかなデュナーミクで颯爽とかけぬけるような演奏となっています。同じく1830年に作曲された「フィンガルの洞窟」も、メンデルスゾーンがスコットランドに旅した時に感動した光景が鮮やかに眼の前に浮かぶよう。メンデルスゾーンの才能にあらためて感動し、エラス=カサドとフライブルク・バロック・オーケストラの力量にも圧倒される内容です。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2022/03/09)

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
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作品をよく研究し、その成果を活かした演奏を行うファウスト。満を持してのメンデルスゾーンの録音もまた、彼女の深い楽曲理解が窺われるピリオド・アプローチによる演奏である。ファウスト一流の透明度の高い音色、キレのある鮮やかな歌い回しを聴くと、往年の名演奏家たちによって歌い継がれてきた「メンデルスゾーン」が、良い意味でリセットされ、新たに生まれ変わったかのようにさえ感じられる。躍動感溢れる快演である。
2018/01/14 H. H.さん
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人気ヴァイオリニストの多くがCD化している「チャイコン」も「メンコン」も録音していなかったイザベル・ファストが、とうとうメンコンを出した。ピリオド系の先端を走るカサド指揮、フライブルク・バロック・オーケストラとの共演なので、これまでのファウストよりかなり「とがった」演奏になっている。突き抜ける高音、弱音と強音の対比など、聴きどころはたくさん。ポルタメントの多用も面白い。
2018/01/05 Yastakさん
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演奏は良いが,音質が悪い。ノイズが多すぎる。欠陥商品かと思えてしまう。
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