| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2022年01月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Sony Classical |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | SICC-10368 |
| SKU | 4547366536492 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:21:06
エディション : Remaster
【曲目】
マーラー:
1-4 交響曲 第9番 ニ長調
【演奏】
コロンビア交響楽団
指揮:ブルーノ・ワルター
【録音】
1961年1月16日、18日、28日、30日
ハリウッド、アメリカン・リージョン・ホール
ステレオ/SA-CDハイブリッド(SA-CD層は2ch)
[オリジナル・レコーディング]
ジョン・マックルーア(プロデューサー)
[オリジナル・アナログマスターテープからのトランスファー、DSDリマスタリング(2019年)]
アンドレアス・K・マイヤー、ジェニファー・ナルセン(マイヤー・メディアLLC/ニューヨーク、スワン・スタジオ)

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以前はグランドスラム盤とかSACDにこだわって、アンプはマッキントシュ、スピーカーはタンノイの同軸、プレーヤーはCDプレイヤーの老舗のマランツの高い奴…とかドイツのヴィンテージ・スピーカーとかいろんなものを試してみたが、結局、聴いているのは「自分の耳」。高いのを買っていい音がするように聴こえるのは、間違いなくプラセボ効果なのだ。
大事なのは、演奏に対して目利きになることだけだ。ふつうのオーディオ装置があれば十分に鑑賞し感動を得れる。評論家のいうことなんかも気にしない方がいい。どうせ「名曲漫談」程度のことを言ってるだけだ。
マラ9は交響曲の中でも深い深い曲だ。評論家は戦争末期のウィーンフィルとのものを奨めるが、私はこのコロンビア響とのものがワルター最期の大名演だと思う。
私は「復活」も8番も好きだが、これはエネルギーが外に向かって放出されている。
9番は違う。エネルギーはひたすら内側に向かっている。だからワルターのこの最後の録音のように深く静かに落ち着いてやるのがいいのだ。
たいていの有名指揮者は力んで最後に息切れしている。
私はマラ9をそういう風に聴いている。他の聴き方があってもちろんよい。聴き方は個人の自由だ。
私のような聴き方をするものにとっては、おそらくワルターの「白鳥の歌」であろうこの演奏が一番ピッタリくる。
私も一時はオーディオ通を気取って随分と大切な時間とお金を無駄にしたものだと今は思う。