フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年09月22日 |
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規格品番 |
TWSA1104 |
レーベル |
|
SKU |
4549767133454 |
※世界初SACD化(2,4)。ステレオ録音。限定盤
※ドイツ本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから2021年にDSDマスターにダイレクト変換した後、2021年にマスタリング
※マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※オリジナル・ジャケット・デザイン採用
※解説:木幡一誠氏、解説書合計12ページ
※通常ジュエルパッケージ仕様。盤印刷面:緑色仕様
※一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。
2曲の五重奏曲以外は初SACD化。
今回の発売にあたりドイツ本国のオリジナル・アナロク・゛マスターテープよりダイレクトでDSD化。最新マスタリング。
名録音が最新で蘇る!
ウィーン・フィルの首席として活躍した名手プリンツとウィーン・フィルの中核を担った弦楽器奏者による名高いアンサンブルによるウィーンの響き。オイロディスクに残された2枚のアルバムを合わせてSACD化。オリジナル・マスターテープからのダイレクトDSDマスタリング。2曲の五重奏曲以外は世界初SACD化です。
日本でも人気の高いアルフレート・プリンツ(1930.6.4-2014.9.20)が残したソリストとしての多くの音源のうち、同じくモーツァルトのクラリネット協奏曲と共に親しまれているのが、1曲目にある、この「クラリネット五重奏曲」ではないでしょうか。1955年に師ウラッハの後を継ぎウィーン・フィルの首席奏者となって以降、伝統的なスタイルを継ぐ奏者としてウィーン・フィルの顔とも言える存在になっていましたので、録音当時49歳という円熟時にこの録音を残したことは録音史的にも大変重要です。更にこの録音ではゲルヘルト・ヘッツェル(1940.4.24-1992.7.29)率いるウィーン室内合奏団との共演ということもあり、全員が息の合った演奏を披露しています。ウラッハの流れを汲むというスタイルの演奏の中では、現在でもこのプリンツの演奏が多くの支持を得ているのは確かです。また、元々のオリジナル・カップリングである2曲目の「アイネ・クライネ」はコントラバスを加えた弦楽五重奏版の演奏となっており、こちらの演奏スタイルも聴く者をウィーンへと誘います。
2枚目のブラームスもまたこれらの曲の名盤のひとつであり、ウィーン情緒が溢れる演奏です。クラリネット三重奏曲ではデームスによる伴奏も彼らのスタイル通りに演奏されており、まさに全編を通じてウィーン・スタイルを高音質で聴くことができます。オイロディスクによるアナログ期最後の録音も当時の音色を存分に再現しており、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープに遡っての今回の復刻では、従来盤以上に情報量含め最上の音質で歴史的な名盤を楽しめことができます。(1/2)
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 01:54:02
エディション | Remaster
<DISC1>
1. ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
2. 同:セレナード第13番 ト長調 K.525「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
<DISC2>
3. ヨハネス・ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 作品115
4. 同:クラリネット三重奏曲 イ短調 作品114
【演奏】
アルフレート・プリンツ(クラリネット) (1,3,4)
イエルク・デームス(ピアノ) (4)
ウィーン室内合奏団
ゲルハルト・ヘッツェル(ヴァイオリン)
クラウス・メッツル(ヴァイオリン) (1-3)
ルドルフ・シュトレング(ヴィオラ) (1-3)
アーダルベルト・スコチッチ(チェロ)
ブルクハルト・クロイトラー(コントラバス) (2)
【録音】
1979年9月23~25日(1,2)
1980年4月(3)
1979年6月(4)
ウィーン、ポリヒムニア・スタジオ
【原盤】
eurodisc
【Original Recordings】
Musikregie :Oskar Waldeck,Homut Hanasch (Disc2)
Tonregie : Horst Lindner VDT (Disc1), Peter Grunewald (Disc2)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
モーツァルトとブラームスのクラリネット五重奏曲に関してはDENONからリリースされた日本盤を持っていたが、オイロディスクのレコーディングらしくない、やや薄い音質で音場の平面さにも不満があった。今回の新規DSDリマスタリングでは少なくともSACDを聴く限り解像度の向上は勿論、芯のある音質と音場のより立体的な空間が確保されている。これによって全体的な臨場感がアップされたことを評価したい。演奏表現に関してはこのアルバムの作品を普遍的な音楽として鑑賞するならば、特にウィーンの奏者に拘る必要はないと思う。しかしモーツァルト、ブラームス共に後半生をウィーンで生活し、その地で亡くなった作曲家である以上ウィーン流派の奏法は無視できない。その意味で彼らの演奏は最右翼と言えるだろう。
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