フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年03月17日 |
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規格品番 |
0301779BC |
レーベル |
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SKU |
885470017792 |
<マスタリング詳細>
マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
※タワーレコード限定販売。輸入盤仕様。ステレオ録音
※世界初SACD化。SACDハイブリッド盤
※2021年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)
※本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書に他のジャケット・デザインも使用)
※ジュエルケース仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ、ドロップアウト等が一部にございますが、ご了承ください。
※日本語帯付(帯裏面に平林直哉氏の解説付)。解説書英文仕様、解説書内にオリジナル・アナログ・マスターテープの外箱写真をカラーで掲載
2023年1月7日、当CDの指揮者、ジークフリート・クルツ氏が故郷ドレスデンで亡くなりました。92歳でした。クルツ氏は1930年7月18日、ドレスデン生まれ。ドレスデン音楽大学で学び、ドレスデン国立歌劇場、ベルリン国立歌劇場の音楽総監督、首席指揮者などを歴任した旧東ドイツを代表する指揮者でした。1973年にシュターツカペレ・ドレスデンとともに初来日。1978年には再来日し、1981年のドレスデン国立歌劇場引っ越し公演で《ばらの騎士》《魔弾の射手》を指揮。1987年のベルリン国立歌劇場引っ越し公演では《後宮からの逃走》《サロメ》を指揮しました。録音は旧東ドイツのエテルナ・レーベルに残しており、このシュターツカペレ・ドレスデンとのチャイコフスキーの交響曲第5番が代表盤として知られています。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
日本でも人気が高い古参オーケストラ、シュターツカペレ・ドレスデンを支えた知る人ぞ知る同地出身の指揮者S.クルツが、1978年に旧東独のレーベルに録音したのがこのチャイコフスキーの交響曲第5番。クルツは、2023年1月7日に92歳で亡くなりました。日本には何度も来日をしていますが録音は少なく、この盤が代表的な音源として知られています。この盤は指揮者の独特な解釈ではなく、曲調を重視し、尚且つオケの自発性を引き出した暖かみのある演奏として評価されています。2021年にSACDハイブリッドの高音質盤として生まれかわったタワー限定盤がお勧め。 (C)商品開発部:北村 晋
没後10年となるザンデルリングの「ロメジュリ」も収録。
本国のETERNAオリジナル・アナログテープより新規で復刻。優秀録音盤。世界初SACD化!
アナログ領域でのみマスタリングを行い、ダイレクトでDSD化!
本国のETERNAオリジナル・アナログテープ最新復刻企画 SACDハイブリッド化第11弾
チャイコフスキーの交響曲第5番の知られざる名盤として一部では名高い、ジークフリート・クルツ指揮の1978年録音盤が何と高音質音源として生まれ変わりました。この音源は、まさにシュターツカペレ・ドレスデンの最盛期の音色を残す黄金のメンバーの元で収録された、このオケを愛する者にとってはかけがえのない録音とも言われています。第2楽章冒頭の有名なホルンのソロはもちろんペーター・ダムであり、オーボエのクルト・マーン、フルートのヨハネス・ワルター、そしてペーター・ゾンダーマンによるティンパニ含め、各首席の名技が光ります。演奏自体はいわゆるロシア情緒とは無縁の、近代オーケストラのレパートリーとしてスタンダードなスタイルによるものに近く、それがむしろオーケストラの安定感や基本の優秀さを推し量れるかのようです。落ち着いたテンポによるクルツの指揮はオケの自発性に委ねている要素が大きいとは言え、まさに玄人的に聴き込めば聴き込むほどに味わいが深くなる演奏と言えるかも知れません。ルカ教会での録音も均質な音で細部までオケの特色を感じさせる出来で、聴き応えがあります。尚、今回はカップリングに、2021年に没後10年となるクルト・ザンデルリングが1960年に同オケと収録した同じくチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」を余白に加えました。この音源は元々フランクの交響曲(今回、0301777BCで同時発売)と組み合わされてリリースされた音源ですが、本来はボロディンの2曲と同時に録音された曲です。今回、収録時間の関係により、クルツの後に加えての復刻となります。若き日のザンデルリングによる情熱的で尚且つ構成のしっかりとした演奏として、CD時代でも聴き継がれている名演です。
指揮者のジークフリート・クルツ(1930.7.18-)は存命しており、ドレスデン出身でその後もドレスデン音楽大学在学中にドレスデン歌劇場の指揮者として道を歩んだ、まさにドレスデンに根差した人物です。主にオペラ畑で活躍しており、その後1971年から75年まで同歌劇場の音楽総監督、75年から83年までは音楽監督を務めました。この録音当時は首席指揮者であったブロムシュテットの影に隠れてはいますが、多くの演奏会を受け持っていたようで、オケを影で支え続けたと言えるのではないでしょうか。尚、クルツは1973年にSKDと初来日しており、2度目の来日となる1878年にはこのチャイコフスキーの第5番を日本で振っています。録音はかなり少なく、他にSKDの首席奏者との協奏曲など数作しかありません。その意味でもこの録音は貴重です。(1/2)
構成数 | 1枚
エディション | Remaster
1. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:交響曲第5番 ホ短調 作品64
2. ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー:幻想序曲「ロメオとジュリエット」
【演奏者】
シュターツカペレ・ドレスデン
ジークフリート・クルツ(指揮) (1)
クルト・ザンデルリング(指揮) (2)
【録音】
1978年1月25-26,28-29日(1)
1960年12月12-15日(2)
ドレスデン、ルカ協会
【Original Recordings】
Musikregie:Heinz Wegner(1)
Musikregie:Dieter-Gerbardt Worn(2)
Tonregie: Horst Kunze(1)
Claus Struben(2)
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Berlin Classics
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1.[SACDハイブリッド]
タワーレコードほセンスは素晴らしい。確かに、例えばムラヴィンスキー(大好きな指揮者!)のような強烈な個性は感じない。しかしその代わりオーケストラの音がすごくいい!シュターツカペレドレスデン特にこのころのシュターツカペレの音は非常に美しいと思う。この演奏に何の不満があろうか。タワーレコードのセンスは大絶賛である。
