フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2021年01月20日 |
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規格品番 |
PROC-2314 |
レーベル |
|
SKU |
4988031409398 |
※限定盤。世界初SA-CD化。SA-CDハイブリッド盤
※2020年マスタリング音源使用(独Emil Berliner Studiosにて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル変換したWAVデータをマスタリングしSA-CD層用にDSD変換。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※「未完成」と「第5番」が初カップリングされたオリジナル・ジャケット・デザインを使用(ブックレットに他のジャケットも一部掲載)
※通常ジュエルパッケージ仕様(マルチケース)
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:山崎浩太郎氏(新規序文解説)他、解説書合計8ページ
intoxicate (C)板倉重雄
晩年にウィーン・フィルと単独で収録された至高のシューベルト2曲を世界初SA-CD化。
ベーム至高の名演!新規で本国のアナログ・マスターテープより最新復刻
カール・ベーム(1894-1981)が82歳の時にホーエネムスのシューベルティアーデ音楽祭においてライヴで収録された「未完成」と、亡くなる約2年前である最晩年の85歳時にウィーンのムジークフェラインでセッション録音を行った「第5番」を最新復刻。それぞれウィーン・フィルとの収録で、DGへのステレオ録音では1963年から71年にかけてベルリン・フィルと交響曲全集を完成させて以来のシューベルトの交響曲録音でした。尚、同時期の1979年1月にシュターツカペレ・ドレスデンとクルトゥーアパラストで「グレイト」もライヴで収録していました(2017年に同じくSA-CDハイブリッド盤のこの企画で復刻済(PROC2078))。尚、発売は「第5番」の方が先で、国内では1978年に録音されていた「シューマン:交響曲第4番」とのカップリングとして、ベームが亡くなった1981年に発売されました。「未完成」は亡くなった翌年に「モーツァルト:アイネ・クライネ」とリリースされていたため、この2曲の組み合わせは追悼盤として後に発売されたものです。
ベームは交響曲全集を録音しているとは言え、実際のレパートリーはこの2曲と「グレイト」が多かったようです。「第5番」は1954年にウィーン・フィルとDECCAに収録された音源を含めると、セッション録音を3度行っています。「未完成」も実況録音も含めると数が多く、ウィーン所縁のシューベルトを演奏し続けました。日本公演も製品化されている「未完成」含めベームのライヴは人気も高く、この1977年の演奏は普段見せるベームの厳格な表情というよりは幾分フォーカスが柔らかめであり、全体的に流麗な演奏になっています。一方、「第5番」はセッションを組んでじっくり取り組んだ感があり、高い集中度での的確な指揮はベームらしい堅牢な響きを重視しており、この曲の名盤のひとつとして今後も聴き継がれて行くでしょう。尚、音質はマイクの制限もあるライヴと、セッションではかなり異なっています。「未完成」では会場の雰囲気を伝える間接音も豊富に、「第5番」では当時のDGのアナログ録音の完成期に当たることもあって、解像度の高い美しいウィーン・フィルの音色が最高音質で再現されています。(1/2)
今回の復刻では本国オリジナルのアナログ・マスターテープに遡り、高音質のデジタル化を行いました。今回に限らず最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができています。質感や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質を再現。この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、ベルリンのエミール・ベルリナー・スタジオで、レーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、山崎浩太郎氏による新規の序文解説を掲載しました。今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第26弾は、計3タイトルを発売いたします。(2/2)
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:53:40
エディション | Remaster
フランツ・シューベルト:
1. 交響曲 第8番 ロ短調 D759 「未完成」
2. 交響曲 第5番 変ロ長調 D485
【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
カール・ベーム(指揮)
【録音】
1977年6月 ホーエンエムス〈ライヴ・レコーディング〉(1)
1979年12月 ウィーン(2)
【原盤】
Deutsche Grammophon
【Remaster】
DSD Remastered by Emil Berliner Studios, 12/2020
2020年に本国のオリジナル・アナログ・マスターテープよりリマスタリング
【Original Recordings】
Executive Producers: Michael Horwath (1), Werner Mayer (2)
Recording Supervision: Wolfgang Mitlehner (1), Werner Mayer (2)
Recording Engineers: Wolfgang Mitlehner (1), Gunter Hermanns (2)
【
First LP Release】
2531 279(Nr.5), 2531 373(Nr.8)
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1.[SACDハイブリッド]
ホーエネムスの未完成を初めて聞いたのは、確かベームが亡くなった後すぐにFM放送にて流されたものをカセットに録音しまして、以前よく聞いておりました。その後のLPとかCDではもっておりません。最初にFM放送にて聞いた印象としまして、音が良いということを含めてベームの未完成の決定版だと思いました。但しウィーンフィルの美質とともに、なにかこの曲独特のロマンチックさと反面ある種のどうしようもない虚無感みたいなものが混在した不思議な世界を感じたものです。今回SA-CDを購入いたしまして、音が極めて良いことを実感しました。ベーム・ウィーンフイルの実演をもっとも最良の音質で聞き取れる録音と言って過言はないと思います。このような鮮明な音で聞いた感想としまして、FM放送にて最初のイメージと相当違って聞こえてまいります。やはりベームの未完成は、骨格のがっちとした厳格な演奏である。二流のお涙頂戴ではなく、いかにもベームらしい情緒に流されない厳しさもある音楽しかしウイーン情緒も十分堪能できるなんとも魅力のある音楽です。ここがまさに巨匠の神業ですね。次に5番です。このかわいらしい交響曲 LP CD 今回のSA-CD と3枚目です。以前のCDより確かに音は良くなっている感じます。演奏はもちろんすばらしいです。特に2楽章ウイーン情緒たっぷりですね。今回の2曲につきまして録音エンジニアが別の人が担当しております。未完成はミルトーナーさんという方ですか、いい録音をとりました。但し、ホーエネムス宮殿におけるシューベルティアーゼのこの当日9番も演奏がありましたがなんらかのトラブルで録音が取れなったと記憶しております。これが非常に残念です。
何て美しいウィーンフィルの響きだろう。このアルバムを聴くと、ベームとウィーンフィルでシューベルトの交響曲全集を作ってほしかったとつくづく実感する。
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