フォーマット |
SACDハイブリッド |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年11月20日 |
---|---|
規格品番 |
0301706BC |
レーベル |
|
SKU |
885470017068 |
<マスタリング詳細>
マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
※タワーレコード限定販売。輸入盤仕様
※世界初SACD化。SACDハイブリッド盤
※2020年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(解説書に他のジャケット・デザインと裏面も一部使用)
※ジュエルケース仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ、ドロップアウト等が一部にございますが、ご了承ください。
※日本語帯付(帯裏面に広瀬大介氏の解説付)。解説書独文仕様、解説書内にオリジナル・アナログ・マスターテープの外箱写真をカラーで掲載
本国のETERNAオリジナル・アナログテープより新規で復刻。優秀録音盤。世界初SACD化!
アナログ領域でのみマスタリングを行い、ダイレクトでDSD化!
本国のETERNAオリジナル・アナログテープ最新復刻企画 SACDハイブリッド化第9弾
ルドルフ・ケンペ(1910.6.14-1976.5.12)の最晩年の録音としても著名な「火の鳥」組曲を含む2曲と、今年生誕100年、没後30年にあたるヘルベルト・ケーゲル(1929.7.29-1990.11.20)の2曲をカップリングし最新復刻。ケンペのこれらの録音は亡くなる4か月弱前に収録された貴重な録音で、ETERNA単独のステレオ録音の発売は他にベートーヴェンの交響曲第7番他のリハーサル盤と、ワーグナーの神々の黄昏ハイライト(今回、0301707BCで同時発売)しかありません(共同制作では他に多数あり)。ドイツものの録音が多いケンペは、チャイコフスキー等のロシア音楽に対する適性もありましたが、ストラヴィンスキーの録音は稀少です。演奏はケンペらしい堅剛な構成力が見事で、どっしりとした響きと共にオケの力量も素晴らしいです。特にペーター・ダムのホルンソロは鳥肌もの。カップリング曲としてブリテンを選択した本意は不明ながらも演奏は心に響く出来で、ブリテンの自作自演盤と並び、この音源は今日でもこの曲を代表する録音のひとつと言って良いでしょう。曲の性質を奥深くまで探求した真摯な演奏として評価されています。尚、録音は名エンジニアであるシュトリューベンによって行われていることもあり、音質的にも当時のETEARNAの最高レベルであるため、今回の復刻では録音自体の素晴らしさも十分に伝えてくれます。
ケーゲルの2曲はオーケストラが別ですが演奏自体の質は高く、ケンペの力量にも劣らない名演です。今回、ブリテンとペンデレツキは日本に関係する曲が順に収録される形となっていますが、カップリング曲としは他の盤でも度々あるケースでしょう。続けての演奏は凄く、旧東独では現代音楽への理解と演奏頻度の高さにおいてはケーゲルの右に出る指揮者はいませんでした。この演奏における深い洞察力とテンションの高さには今聴いても驚かされます。最後の「プルチネルラ」組曲は調性音楽としてのわかりやすい旋律と古典的な構造で本来明るく聴ける作品ですが、全てにわたって実直なケーゲルの下では音楽自体の力と影響力を強く考えさせられます。2曲とも編成は小さいですが、出てくる音楽は雄弁です。録音も良く、今回の復刻ではより演奏の詳細や雰囲気が伝わってくると思います。(1/2)
~解説文より抜粋 広瀬大介"
今回の復刻に際して、マスターテープはレーベルからウィーン在住のマスタリング・エンジニアであるクリストフ・スティッケル氏のスタジオに空輸し、アナログ領域でのマスタリングを行った上で、デジタル化にあたってはSACD層用のDSD化とCD層用のPCM化を別系統で行い製品化。この企画では、現在考えられる限り理想的な方法でのマスタリングを実現しました。その効果は著しく、マスターテープに残されていたクオリティを極めて忠実に再現することが可能となり、さらにアナログ領域のみでのマスタリングとダイレクトDSD化が、より音質的に効果をもたらしています。従来と比較して驚くほど鮮明で解像度が高くなったことにより、演奏に対する更なる評価が期待できるほどの出来です。尚、解説書には今回使用したオリジナルのアナログ・マスターテープの外箱の写真も掲載してあります。(2/2)
構成数 | 1枚
エディション | Remaster
1. イーゴリ・ストラヴィンスキー:「火の鳥」組曲 (1919年販)
2. ベンジャミン・ブリテン:鎮魂交響曲 作品20
3. クシシュトフ・ペンデレツキ:広島の犠牲者に捧げる哀歌
4. イーゴリ・ストラヴィンスキー:「プルチネルラ」組曲
【演奏】
シュターツカペレ・ドレスデン (1,2)
ライプツィヒ放送交響楽団 (3)、
ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団 (4)
ルドルフ・ケンペ(指揮) (1,2)
ヘルベルト・ケーゲル(指揮) (3,4)
【録音】
1976/1/28-29 Dresden, Lukaskirche (1,2)
1978/4/27 Leipzig, Bethanienkirche (3)
1981/6/23-25 Dresden,Lukaskirche (4)
【Original Recordings】
Musikregie:Heinz Wegner (1,2)
Eckardt Schonberg (3)
Reimar Bluth (4)
Tonregie:Claus Struben (1,2)
Horst Kunze (4)
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Berlin Classics
-
1.[SACDハイブリッド]
火の鳥はアンサンブル的にも十全、羽音もテンポがハッキリわかるしカッチェイも狂ったような加速をしないので細部までしっかり弾かれている。それでいて流れが非常によくまた起伏も適切で一気に聴かせていただきました。ケンペにしては異色のレパートリーですが、やはり名匠の手になる演奏でした。(カッチェイのティンパニがトコトコ鳴るのは少しほほえましかったです)
ケンペとケーゲルの名演をセットにした楽しい1枚。シンフォニア・ダ・レクイエムは、日本政府から皇紀2600年奉祝曲の作曲を委嘱された26歳のブリテンが、当時、貧窮していた事情もあって、(奉祝とは相容れない)他の目的のためにほぼ作曲済みだった本作品を日本に送ったとされるもの。ペンデレツキの「広島の犠牲者に捧げる哀歌」というタイトルもまったくの後付けで、本来そのような意図のなかった作品。両曲とも深刻そうな外見を装っているが、そんなに深い音楽ではなく、たいへん愉しめる作品だ。「プルチネッラ」はケーゲルの面目躍如で、生気に満ち、すべての要素が明晰であり、非常に聴き映えがする。ペルゴレージらの原曲の美しさ、楽しさが活きている。ケンペの「火の鳥」は言うまでもない名演。
ケンペによる、再生音であることを忘れる程のまさに絹ごしの美音の後に、鼓膜を切り裂くような広島の鮮烈なサウンド!予想以上に衝撃的なカップリングだ!最後にプルチネルラが入ってなっかたら精神が崩壊したかも…装置と心に自信のある方にはお薦めできる。
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