ロンドンに本拠を置く期待の弦楽オーケストラ、ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパのデビュー盤登場!
SACDハイブリッド盤。近年、弦楽オーケストラの水準は、めざましい向上を遂げてきたといわれます。楽譜を響きのある音にする技術、なによりも重要な、楽譜の奥にある「作曲家の音楽」を表現する技術をもったアンサンブルが多く現れ、世界の音楽シーンを豊かなものにしています。BISレーベルは、こうした優れたグループの紹介に努め、カメラータ・ノルディカ、ムシカ・ヴィテ、オストロボスニア室内管弦楽団、オーストラリア室内管弦楽団、アムステルダム・シンフォニエッタといったアンサンブルのアルバムを積極的にリリースしてきました。BISが新しく紹介する「ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパ(United Strings of Europe)」(USE)は、ロンドンに本拠を置くアンサンブルです。ヨーロッパ連合とスイスの若いプロフェッショナルたちが音楽と文化の協力を最高度の水準で促進することを目標に集まり、「独創的なプログラムと『高度な技術による表現豊かな』演奏」(「ザ・タイムズ」)といった賛辞をすでに得ています。リーダーは、レバノン系イギリスのヴァイオリニスト、ジュリアン・アズクールJulian Azkoul。彼は、スウェーデンのカメラータ・ノルディカの客演ディレクターのほか、各国のオーケストラに客演しています。副指揮者のフランク・フォンクベルト Franck Fontcouberte は、打楽器奏者から転向、デーヴィッド・ロバートソン、ピエール・ブーレーズたちに指揮法を学びました。(1/2)
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2020/10/13)
『In Motion』(動いている)は、ユナイテッド・ストリングズ・オブ・ヨーロッパのデビュー・アルバムです。シューベルトの《四重奏断章》は、第2楽章をスケッチしたところで作曲が放棄されたため、「アレグロ・アッサイ」の楽章が単独の曲として出版されました。シューベルトの円熟期を告げる、劇的、表現的な音楽です。オーストラリアのマシュー・ハインドソン Matthew Hindson(1968-)の《マラリンガ》は、イギリスが大気中核実験を行い、アボリジニとオーストラリア軍兵士に放射線被害を与えた、現地の言葉で「雷」を意味する場所を曲名にした音楽です。このアルバムでは、ウェリントン管弦楽団のリーダー、ニュージーランドのアマーリア・ホール Amalia Hall がソリストを務め、オーストラリア室内管弦楽団の委嘱による「ソロ・ヴァイオリンと弦楽オーケストラ」の版を演奏しています。
ボッケリーニの《マドリードの通りの夜の音楽》は、彼の数少ない標題音楽のひとつ。弦楽五重奏のために作曲され、〈アヴェ・マリアの鐘(La campane de l'Ave Maria)〉〈兵士たちの太鼓(Il tamburo dei Soldati)〉〈盲目の物乞いたちのメヌエット(Minuetto dei Ciechi)〉〈ロザリオ(Il Rosario)〉〈流しの歌手たちのパッサカリア(Passa Calle)〉〈太鼓(ll tamburo)〉〈マドリードの夜の帰営ラッパ(La Ritirata di Ma-drid)〉の7曲で構成。アズクールの編曲では第1曲と第2曲、第5曲と第6曲がつづけて演奏されます。アルトゥーロ・コラレス(1973-)は、エルサルバドル出身。作曲家、指揮者としてスイスで活動しています。《Senores, les voy a contar…(殿方よ、あなたがたに話そう…)》は、母国エルサルバドルの人々が伝えるさまざまな物語、神話、
伝説、伝承歌を思い描きながら作られたという、約5 分の小品です。《Mondo Rondo(モンド・ロンド)》は、ニュージーランドの作曲家ガレス・ファー(1968-)のもっとも演奏されることの多い作品に挙げられています。〈Mondo Rondo(モンド・ロンド)〉〈Mumbo Jumbo(マンボ・ジャンボ)〉〈Mambo Rambo(マンボ・ランボ)〉の短い3曲の中に、エキゾティックなメロディと打楽器的なファンキーなリズムを組み合わせ、独特の音世界を作り上げた作品です。この作品とシューベルト、ボッケリーニの曲は、アズクールが「今日の」発想で取り組んだ、弦楽オーケストラのための編曲で演奏されます。(2/2)
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2020/10/13)