クラシック
CDアルバム
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ブルックナー:交響曲第8番[1990年東京ライヴ]

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フォーマット CDアルバム
発売日 2020年11月25日
国内/輸入 国内
レーベルSony Classical
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 SICC-40034
SKU 4547366471434

※高品質CD〈極HiFi CD〉(極HiFiCDとは:CD樹脂の形成技術を高め、レーザーの反射膜に新しい素材を使用することでジッター〈時間軸のゆらぎ〉を改善し、これまで以上に忠実に再現することが可能となった新技術です。CDレーベル面には、高音質盤で定評のある、レーザーの乱反射を吸収する特殊なコーティングを施す「音匠レーベル」を仕様採用)


構成数 : 2枚
合計収録時間 : 01:37:26

【曲目】
ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB108(1890年第2稿)
[DISC1]
第1楽章・第2楽章

[DISC2]
第3楽章・第4楽章

【演奏】
セルジウ・チェリビダッケ(指揮)
ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

【録音】
1990年10月20日、東京、サントリーホール(ライヴ)
DSDマスタリング

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      交響曲 第8番 ハ短調 WAB108 [1890年第2稿] 第1楽章 アレグロ・モデラート
      00:19:24
    2. 2.
      交響曲 第8番 ハ短調 WAB108 [1890年第2稿] 第2楽章 スケルツォ:アレグロ・モデラート-トリオ:ゆっくりと
      00:16:15
  2. 2.[CDアルバム]
    1. 1.
      交響曲 第8番 ハ短調 WAB108 [1890年第2稿] 第3楽章 アダージョ 厳粛に、ただしひきずらないように
      00:31:26
    2. 2.
      交響曲 第8番 ハ短調 WAB108 [1890年第2稿] 第4楽章 フィナーレ 厳粛に、急がずに
      00:30:19

作品の情報

商品の紹介

ルーマニア出身の巨匠指揮者セルジュ・チェリビダッケが晩年に最も得意としたブルックナーの交響曲。その中でも、その極大のスケールと微速前進のテンポ、そして極めて個性的な解釈で仕上げられていたのが交響曲第8番で、当ディスクには1990年10月の日本公演中、サントリーホールでライヴ収録された伝説的な演奏が収められています。この時期はまさにチェリビダッケと手兵ミュンヘン・フィルが最も密度の濃い演奏をおこなっていた絶頂期にあたり、いくら遅いテンポをとっても高い緊張感を失わず、ホールを揺るがすような大音響を奏でても決して濁らない透明感のあるサウンドを保持するという奇跡的な存在であったことを聴きとることが出来る空前絶後の名演です。 (C)RS
JMD(2020/09/17)

メンバーズレビュー

3件のレビューがあります
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ブル8は、大自然を追求し続けたブルックナーの壮大なスケールによる最高傑作です。
強烈キャラのチェリは、完璧主義で独裁的な気質ですから、妥協のない厳しいリハーサルでオケを磨き上げます。ミュンヘン・フィルも改革し、完璧に仕上げています。
哲学的な音楽解釈と冴えた感性で音のバランスを取るのが巧く、自然現象から発する様に美しく透明な響きをスケール大きく築き上げます。
テンポは晩年になるほど遅くなり、広がりのある和声でたっぷり響く歌わせ方が独特な魅力になっています。
※極HiFi CD音匠レーベル仕様。
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チェリビダッケは終生、クナッパーツブッシュを罵倒し続けた。
これはなにもチェリがクナを軽蔑したり、馬鹿にしていたのではないことは、同じミュンヘンフィルを振ったブル8を聴いてみればすぐに分かる。
クナはレンガを丁寧に積み上げていってやがて大伽藍になるという演奏を最初から最後まで徹底的にやっている。その根気と律義さとそこから出てくる宇宙的な巨大さは一体何に例えたらいいのだろう。「人格を持たない森羅万象の全ての創造神」といっても決して過言ではない。
これを聴いて人生観も変わらず冷静でいられるひとがいるのだろうか。
真の芸術とは人生変革の大事件であることをクナは身をもって教えてくれる。
チェリビダッケのブル8は、コップの水を次のコップにこぼさずに移し替えていく、これも気の遠くなるような運動である。
テンポというのは、哲学的・心的時間のことである。物理的な機械的な数量化される時間とは違うのだ。好きなことをやっているとき時間は短くなり、つまらない話を聞く時の時間は限りなく長い。こういう経験は誰もしているはずである。
そう思って聴くと、チェリの演奏は決して一般的な意味では「遅くはない。」いつでも丁度良い時間・テンポである。これはチェリがフルトヴェングラーから学んだ一番大きなことである。
30年という時代差はあってもチェリとクナの演奏はよく似ている。不思議なことである。
まったく音楽創造のフォルムが違う2人の偉大な芸術家が結果として、同じ業績に到達している。
クナはリハーサル嫌いという特性で、チェリは徹底的にリハをすることによって、演奏という大事件を起こしているのである。
チェリのクナに対する罵倒はこういう芸術創造の秘密から解くことができるような気がする。
チェリが日本を愛し日本のサントリーホールで臨むべき最高のブル8の録音を遺してくれたことを日本人として誇りに思う。
チェリは日本で一世一代の仕事を遺していったのだ。
2025/03/30 ゴジラさん
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