フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年09月15日 |
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規格品番 |
0301618BC |
レーベル |
|
SKU |
885470016184 |
※タワーレコード限定販売。輸入盤仕様
※世界初SACD化。SACDハイブリッド盤
※2020年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ジュエルケース仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ、ドロップアウト等が一部にございますが、ご了承ください。
※日本語帯付(帯裏面に平林 直哉氏の解説付)。解説書独文仕様、解説書内にオリジナル・アナログ・マスターテープの外箱写真をカラーで掲載
アナログ領域でのみマスタリングを行い、ダイレクトでDSD化!本国のETERNAオリジナル・アナログテープ最新復刻企画 SACDハイブリッド化第8弾
ヴァーツラフ・ノイマン(1920-95)が、コンヴィチュニーの後を継いだゲヴァントハウス管弦楽団の音楽監督在任中(1964-68)に録音を行った代表盤のひとつ、「わが祖国」全曲を本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから新規で復刻。「プラハの春」前年に残された名盤が鮮やかに蘇りました。この後ノイマンはアンチェルの後任としてチェコフィルの首席指揮者に就任(1968-89)し、「わが祖国」は1975年にSUPURAPHONにセッション録音(タワー企画SACDハイブリッド盤として2020年3月にTWSA1068で復刻済)を行い、後にライヴでも音源を残しているためこの1967年盤とよく比較されますが、ノイマンの各曲の対するアプローチの基本は同じとはいえ、演奏は別ものです。一番はオーケストラの違いと主に管の使用楽器による相違、そしてレーベルが異なるため録音面から来る音質の差ということが挙げられます。それ以外では、大きくはノイマンのスタンスにあるのではないでしょうか。他の指揮者でも見られるように、チェコの指揮者がチェコ以外のオケと共演した場合に起こる、一種の緊張感とテンションの高さがまずあります。当時のゲヴァントハウス管弦楽団の質の高さも間違いなく影響しており、望郷の念、とも言える姿勢と、安心・安定感との違いもあるかも知れません。録音的にもSUPRAPHONと違、いがっちりとした楽器重視の収録になっており、ここではエンジニアであるシュトリューベンによる名技が光ります。一般的にはSUPRAPHON盤と比較して知名度が異なりますが、ノイマンのもうひとつの回答、ともいえるこの録音もまた、この曲を代表する名盤と言えます。
今回使用した本国のオリジナル・アナログ・マスターテープは良い状態で残っていました。そのため、これまでのシリーズと同様、高音質で聴く価値が高い音源です。当時の演奏水準や使用楽器の音色をはっきり聴き取ることができます。このスタイルはその後も継承されているとは言え、録音史的な意味でも適切な復刻の必要性が求められるべきと考え再発を行っています。
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~解説文より抜粋 平林直哉(音楽評論家)"
今回の復刻に際して、マスターテープはレーベルからウィーン在住のマスタリング・エンジニアであるクリストフ・スティッケル氏のスタジオに空輸し、アナログ領域でのマスタリングを行った上で、デジタル化にあたってはSACD層用のDSD化とCD層用のPCM化を別系統で行い製品化。この企画では、現在考えられる限り理想的な方法でのマスタリングを実現しました。その効果は著しく、マスターテープに残されていたクオリティを極めて忠実に再現することが可能となり、さらにアナログ領域のみでのマスタリングとダイレクトDSD化が、より音質的に効果をもたらしています。従来と比較して驚くほど鮮明で解像度が高くなったことにより、演奏に対する更なる評価が期待できるほどの出来です。尚、解説書には今回使用したオリジナルのアナログ・マスターテープの外箱の写真も掲載してあります。
<マスタリング詳細>マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。 現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
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構成数 | 1枚
1. ベドルジハ・スメタナ:連作交響詩「わが祖国」
【演奏】
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
【録音】
1967/10/16-20 Leipzig, Heilandskirche
【Original Recordings】
Musikregie:Dieter-Gerhardt Worm、 Tonregie:Claus Struben
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Berlin Classics
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1.[SACDハイブリッド]
ヴァーツラフ・ノイマンはチェコ・フィルの指揮者として数々の名演を繰り広げ、令名が高いが、1960年代のゲヴァントハウス管弦楽団との演奏が忘れがたい。この「我が祖国」もETERNAのLPを大切に聴いているが、復刻SACDも、全曲が1枚に納まって良好な音質で蘇っている。LPよりも鮮鋭度が増し、反面、高域に癖がなくもないかなと感じるが、鑑賞を左右するものではない。ゲヴァントハウス管弦楽団の響きは素晴らしく、指揮者の曲への共感が乗り移って気迫に満ちた演奏が展開されている。チェコ・フィルとのLPやCDを持っている方々も、是非聴いてみることをお薦めする。
ノイマンが(チェコ・フィルではなく)ドイツの名門オケを振った録音というのがミソ。一流の指揮者は楽団のカラーを尊重しつつも、必ず自分の音を引き出す、という典型例で、実に立派な音楽が鳴り響く。ライヴのような高揚感もあり、各楽器のソロも実に上手い。
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