90年代の音楽ムーヴメント<渋谷系>の中心的グループとして、日本はもとより海外のファッション・映画・音楽関係者から絶大な支持を得てワールドワイドに活動し、2001月に解散したピチカート・ファイヴ。そのバンドリーダーであり、現在は音楽プロデューサー/DJとして活躍する小西康陽のソロ・プロジェクト"PIZZICATO ONE"。『11のとても悲しい歌』(2011年)、『わたくしの二十世紀』(2015年)に続く5年ぶりの新作は、2019年10月にビルボードライブ東京&大阪で開催されたワンマン・ライヴを収録した初のライヴ・アルバム。 (C)RS
JMD(2020/05/13)
小西康陽のソロ・プロジェクト「PIZZICATO ONE」が初のライブアルバム『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』をリリース!
2019年10月のビルボードライブ東京&大阪におけるワンマンライヴの模様を収録。ステージでは小西康陽はヴォーカルに専念し、「この編成でやるのはきっと最初で最後」と語ったベスト・メンバーを集めたコンボがバックアップしている。
ピチカート・ファイヴ時代のレパートリーを中心に、1988年~2018年の30年の間に発表したナンバーを作家自身の歌声で聴かせる、小西康陽の長いキャリアにおいても初めての試みとなるシンガー・ソングライター色の濃い作品。
小西康陽(vo)
田辺充邦(g)
香取良彦(vib)
矢舟テツロー(p)
河上修(b)
有泉一(ds)
発売・販売元 提供資料(2020/05/11)
2019年10月のビルボードライブ東京&大阪における公演の模様を収めたライヴ盤。
小西康陽は歌に専念し、田辺充邦(ギター)、香取良彦(ヴィブラフォン)、矢舟テツロー(ピアノ)、河上修(ベース)、有泉一(ドラムス)というコンボの演奏が、合間のMCや会場の反応も相まって独特の親密な臨場感を生み出している。PIZZICATO FIVEを含む自作曲を作家が歌うという趣向もあり、かつてなくシンガー・ソングライター的な色合いが濃いのも興味深い。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.439(2020年6月25日発行号)掲載)
20年を経てここに一人のピチカート。
小西康晴が歌う自身の歌。
心に響く音楽が在った。
今年のベストアルバムになるのでしょうか。