フォーマット |
SACDハイブリッド |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2020年03月25日 |
---|---|
規格品番 |
TWSA1069 |
レーベル |
|
SKU |
4549767088600 |
※世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※チェコ、スプラフォン社にあるオリジナル・アナログ・マスターテープから2020年にDSDマスターにダイレクト変換した後、2020年にマスタリング
※DSDマスター制作::Jan Lzicar in his own studio
※マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※オリジナル・ジャケット・デザイン採用(一部はブックレットにも掲載)
※通常ジュエルパッケージ仕様。盤印刷面:緑色仕様
※解説:斎藤弘美氏他、解説書合計12ページ
※一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。
チェロ協奏曲で最も人気の高い作品であるドヴォルザークのチェロ協奏曲、そしてやはりドヴォルザークならではの名作といえるヴァイオリン協奏曲のカップリング。ソリストはいずれもチェコの至宝フッフロとスーク、バックはノイマンとチェコ・フィルというこれ以上ない組み合わせの演奏です。今回の復刻のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから新規でダイレクトDSD化を行った音源を完全新規でマスタリング。最上の音質をSACDで再現。永久保存盤です。今回の企画では、ノイマン生誕100年、没後25年としまして、スプラフォンに残した録音の中から、代表的なアルバムをピックアップしていきます。
本作はスーク・トリオのメンバーでもあるチェロのヨゼフ・フッフロと、ヴァイオリンのヨゼフ・スークそれぞれドヴォルザークの協奏曲のソリストを務めた貴重な録音で、ノイマン自身も元々、スーク・トリオと共にチェコを代表するスメタナ弦楽四重奏団の創設時のメンバー(ヴィオラ)であったこともあり、ソリストの意向と指揮者、オケとのバランスが非常に良い演奏としても発売以来愛好家の多い録音です。本場、というだけではなく、チェコの伝統と格式、自然な表現やフレージングなど、今日でも第1線の音源であるばかりでなく、スーク2度目のヴァイオリン協奏曲は特に、決定盤として評価されてきました。コンヴィチュニーとの1960年収録の前録音(TWSA1065。2019年9月に同企画で復刻)では素晴らしい反応と熱情的なまでの表現が印象的でしたが、今作では技巧と音楽性はそのままで、よりスケールが大きくなっており、風格さえ感じます。それに対しフッフロのチェロも音楽性に富んでおり、その雄弁さは多くあるソリストによる名盤に引けを取りません。チェコ・フィルがバックのチェロ協奏曲の録音が複数ある中でも、この演奏はカザルスに続く名演と言えるのではないでしょうか。
(1/2)
録音はスプラフォン独特の、高域に艶が乗ったあたたかみのあるサウンドにさらに磨きがかかり、倍音成分と楽器の実在感が増した、細部まで見通しの良い響きが堪能できます。元々質感の良いスプラフォン・レーベルの音は、最新のDSD化でさらに真価を発揮します。ヴァイオリン・パートの統一感のある音色に加え、当時の木管・金管の特徴あるサウンドは今聴いても素晴らしいものがあります。
今回の企画では、本国チェコのスプラフォン社が所蔵しているオリジナルのアナログ・マスターテープから、全くの新規で、ダイレクトにDSD化を行った音源を使用し、SACD化のためにマスターを制作。日本でDSDマスタリングを行った上で、SACDハイブリッド盤として発売いたします。昨今のデジタル化(A/D変換)の技術進歩は著しく、より高度かつ緻密にマスター音源を取り出せるようになりました。まさにマスターに極めて近い音質をSACDで堪能できます。尚、CD層も今回新規のDSDマスタリング音源を使用しました。スプラフォンによるダイレクトDSD化はこれまでと同様に定評あるものであり、分離や解像度が高いためヴァイオリンの細かなニュアンスやオケとの駆け引きなど、従来以上に音楽に没入できますので、これまで以上の感動を得られると思います。その効果は驚くべきもので、鮮明になった音質により、あらためて、音源の真価を再発見できる程の出来です。今回の第7回発売では、計3タイトルを発売いたします。
(2/2)
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:11:46
アントニン・ドヴォルザーク:
1. チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 B.191
2. ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53、B.96/108
【演奏】
ヨゼフ・フッフロ(チェロ)(1)、
ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)(2)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァーツラフ・ノイマン(指揮)
【録音】
1975年10月13日、14日 & 1976年2月9日、10日(1)、1978年1月24-7日(2) プラハ、ルドルフィヌム
【原盤】
SUPRAPHON
【Original Recordings】
Producers: Pavel Kuhn (1), Jan Vrana (2)、 Engineers: Stanislav Sykora (1), Miloslav Kulhan (2)
-
1.[SACDハイブリッド]
他のスーク・トリオのメンバー(ヴァイオリンのスーク・ピアノのパネンカ)と比較して、弱いと思われがちのフッフロであるが、決してそんな事は無いと思わせてくれる快演。音は細身ながら端正で美しく品がある。スークの演奏も同様の雰囲気を醸し出しおり、アルバムとして統一感がある。
演奏は従来から定評のあるもので、指揮・ソリスト・オーケストラともドヴォルザークの最高の理解者。音質もすばらしい。ノーマルCD(スプラフォン・DENONのBluespecCD)と比較すると、SACDは柔らかく、音場も広く深い。明らかに良い感じに聞こえる。しかし、この録音は4チャンネル収録されていると思うので、なぜマルチチャンネルで発売しなかったのだろうか?
お早めのご注文で発売日前日にお届けいたします
山口県・四国・九州・沖縄県
フラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。
発売日前日
にお届けします発売日当日
にお届けしますフラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。