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| フォーマット | SACDハイブリッド |
| 発売日 | 2020年02月19日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | Exton |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | OVXL-00100 |
| SKU | 4526977951009 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:00:00
【曲目】
ハイドン:
交響曲 第31番「ホルン信号」
交響曲 第72番
交響曲 第73番「狩」
【演奏】
ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン(指揮)
オランダ放送室内フィルハーモニー

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ハイドンの4本のホルンが活躍する双子の作品、第31番と第72番。それと、最後に狩猟ホルンの響きが輝かしい『狩』のあだ名のついた第73番が収録されています。
まずは双子の交響曲ですが、どちらも 4本のホルンを要して、それぞれの楽章で ホルン以外の楽器にもソロがたくさん現れる、合奏協奏曲の様な作品です。ただ 私としては終楽章のような変奏曲では、反復の度に 2回目は 積極的に聴く人を驚かせるくらいの遊びが欲しかったです。しかし、そうでなかったということは、ハイドンのスコアに忠実な演奏といえるでしょう。
最後は第73番『狩』
こちらは 典型的な古典派交響曲。第1楽章は ベートーヴェンの『運命』を感じさせる、刻みの音楽!
充実したソナタ形式が見事です。自身の歌曲から引用したテーマの第2楽章。メヌエット惹きでは、トリオの反復後のオーボエソロの装飾が素敵です。終楽章が『狩』です。歌劇『報いられた誠』の序曲の転用です。提示部と再現部にホルンのファンファーレがあるのですが、この演奏では オーボエのバックに隠れるようなバランスという、タイトルを覆すような「暴挙」に思わず笑っちゃいました。
最後の驚愕をどうとるかですが、それ以外では 古典派音楽の醍醐味を感じさせてくれる 好演です。
自信を持って推薦できるアルバムです!