フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
6 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
デジパック |
発売日 |
2019年12月26日 |
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規格品番 |
TDSA-128 |
レーベル |
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SKU |
4997184110839 |
※SACDハイブリッド盤。世界初SACD化(5以外)
※豪華デジパック仕様。クレンペラー年表付(別添付)
※2019年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)。マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(中のジャケ面、解説書に他のオリジナル・ジャケット・デザインも一部使用)
※解説:川瀬 昇氏(新規解説)、解説書合計28ページ
1960年から70年にかけて旧EMIレーベルに録音を行った、クレンペラーの全6曲のブルックナー音源をSACDハイブリット化!第6番以外は今回が世界初SACD化。ようやく演奏の真価が発揮される高音質で蘇りました。再評価されるべき重要な遺産です。虚飾されていない、真のブルックナー像は今でこそ重みがあります。今回、あらためて現況での最高音質を目指し最新の復刻を行いました。英国にあるオリジナル・アナログ・マスターテープから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリング。新規解説付。永久保存盤です。
クレンペラーの晩年の世界的名声はモーツァルトやベートーヴェンの成功によって得られた一方、ブルックナーの評価は決して現代でも確立しているとは言えないかも知れません。しかし演奏歴は長く、独墺圏においては1920年代半ばから30年代にかけて既にブルックナーは人気を博していたため、クレンペラーはフルトヴェングラーと共に多くの演奏を行い、独墺圏以外でも良く取り上げていました。一方、英国では人気が薄く、これらの旧EMI録音が行なわれた経緯には複雑なものがあったようです。フィルハーモニア管弦楽団時代では、セールス的に難航するとのウォルター・レッグの判断のため、第4番と第7番以外は録音を認めてもらえませんでした。ブルックナーをもっと収録したいと考えていたクレンペラーはレッグと対立し、特にある時期から突如録音を望んだ第6番に関しては、ニュー・フィルハーモニア管弦楽団が発足してすぐに録音したほどです。ブルックナーへの思い入れは強いものがあったのでしょう。(1/2)
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第26弾は、クレンペラーの名盤、計2タイトルを発売いたします。(2/2)
構成数 | 6枚
アントン・ブルックナー:
<DISC1>
1. 交響曲 第4番 変ホ長調 「ロマンティック」
<DISC2>
2. 交響曲 第5番 変ロ長調
<DISC3>
3. 交響曲 第7番 ホ長調
<DISC4>
4. 交響曲 第8番 ハ短調 第1-3楽章
<DISC5>
4. 交響曲 第8番 ハ短調 第4楽章
5. 交響曲 第6番 イ長調
<DISC6>
6. 交響曲 第9番 ニ短調
【演奏】
フィルハーモニア管弦楽団 (1,3)、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (2,4-6)
オットー・クレンペラー(指揮)
【録音】【Original Recordings】
第4番:Recorded : 18-20 & 24-26. IX. 1963, Kingsway Hall, London、 Producer : Walter Legge、 Balance engineer : Douglas Larter
第5番:Recorded : 9, 11, 14 & 15. III. 1967, Kingsway Hall, London、 Producer : Peter Andry、 Balance engineer : Robert Gooch
第6番:Recorded : 6, 10-12. X & 16-19. XI 1964, Kingsway Hall, London、 Producer : Peter Andry、 Balance engineer : Robert Gooch
第7番:Recorded :1-5. XI. 1960, Kingsway Hall, London、 Producer : Walter Legge & Walter Jellinek、 Balance engineer : Douglas Larter
第8番:Recorded : 29 & 30. And 2-4, 10, 11 & 14. XI. 1970, Kingsway Hall, London、 Producer : Suvi Raj Grubb、
Balance engineer : Christopher Parker
第9番:Recorded : 6-7 & 18-21 II. 1970, Kingsway Hall, London、 Producer : Suvi Raj Grubb、 Balance engineer :Martin Benge
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
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3.[SACDハイブリッド]
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4.[SACDハイブリッド]
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5.[SACDハイブリッド]
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6.[SACDハイブリッド]
ようやく、聴きたかったクレンペラーの音を聴けたというのが率直な感想。いままで輸入盤・国内盤を買ってきたのだろう。シングルSACDを含め、EMIはなぜこうも音質が悪かったのだろう。
ブルックナーの名盤、定盤と言われる中で、当盤のテンポは一番遅いか、それを競うものではないか?それだけに、悠然たる構えの中、山を築き上げる迫力はすごい。一方、メロディのきれいなうたわせ方に引き込まれた。ジャケットのいかつい顔に、ついそのような先入観を演奏に持ってしまうが、いやいや、クレンペラーのメロディの扱いはとても魅力的。SACDの奥行き感のある音もすばらしい。しっかり楽しませてもらった。
所持しているCD(4,5,6,7番:西ドイツ製、8番:ドイツ製、9番:オランダ製)との比較。聴きやすいのはCDだが今回のリマスタリングは音の厚み、解像度、各楽器の質感が高まり、成功している。特に4、7番で差が顕著。録音年代の新しい9番は少しこもった音で、CDとの差が僅差。
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