フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年10月16日 |
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規格品番 |
TWSA-1065 |
レーベル |
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SKU |
4549767074627 |
※世界初SACD化。ステレオ録音。限定盤
※チェコ、スプラフォン社にあるオリジナル・アナログ・マスターテープから 2019年にDSDマスターにダイレクト変換した後、2019年にマスタリング
※DSD マスター制作::Jan Lzicar in his own studio
※マスタリング・エンジニア:毛利篤氏(日本コロムビア)
※オリジナル・ジャケット・デザイン採用(一部はブックレットにも掲載)
※通常ジュエルパッケージ仕様。盤印刷面:緑色仕様
※解説:渡辺和彦氏
※一部お聴き苦しい箇所がございますが、オリジナル・テープに起因します(元々のマスターに入っている欠落やノイズもそのまま収録)。ご了承ください。
チェコ・フィル黄金期の録音を最上の音質で最新復刻。世界初SACD化!
若きスークが、亡くなる約3か月前のコンヴィチュニーと共演した貴重な録音である1962年録音のベートーヴェンと、第一人者と言って良い圧倒的な解釈力と技術の結晶であるアンチェルとの1960年収録のドヴォルザークの、いずれもスーク最初のスプラフォンへのセッション録音を新規で高音質化。黄金期のチェコ・フィルとの優秀録音盤。今回の復刻のために本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから新規でダイレクトDSD化を行った音源を完全新規でマスタリング。最上の音質をSACDで再現。永久保存盤です。
ヨゼフ・スーク(1929-2011)はドヴォルザークの曾孫で、同姓同名の作曲家を祖父に持つ恵まれた環境だったこともあり、若い時より英才教育を受け、プラハ音楽院を卒業後はプラハ四重奏団の一員として活動を始めました。ドヴォルザークやヤナーチェクなど自国の作曲家の録音も多く、ソロを含めスプラフォンに多くの録音を残しています。ベートーヴェンはこの1962年録音のコンヴィチュニーとの音源の他に、セッション録音では1970年に旧EMIレーベルへボールトとの共演盤を残しています。当時はスークが西側で録音を行ったということでも話題となりましたが、演奏は随分と違っており、幾分ノーブルになった印象が強いとも言えます。一方、10年前のこのコンヴィチュニーとの共演盤では安定感の上でより活発的に気持ちを込めている感が強く、情感の濃い表現に感銘を受ける方も多いでしょう。ドヴォルザークはまさに水を得た魚のようで、この曲を演奏するために生まれてきたかのような体に染み入った演奏は見事です。後の風格あるノイマン盤と比較しても、リズムの切れや躍動感、フレーズの切り換えなど優れている点も多く、この曲を代表する録音のひとつと言えます。後の録音含め、スークはまさにこの曲の第一人者であることは間違いありません。バックを務めるチェコ・フィルも若きスークを盛り立て、ソロに瞬時に呼応する反応の良さは見事です。アンチェルの素晴らしい自在な指揮も特筆されるべきでしょう。
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今回の企画では、本国チェコのスプラフォン社が所蔵しているオリジナルのアナログ・マスターテープから、全くの新規で、ダイレクトにDSD化を行った音源を使用し、SACD化のためにマスターを制作。日本でDSDマスタリングを行った上で、SACDハイブリッド盤として発売いたします。昨今のデジタル化(A/D変換)の技術進歩は著しく、より高度かつ緻密にマスター音源を取り出せるようになりました。まさにマスターに極めて近い音質をSACDで堪能できます。尚、CD層も今回新規のDSDマスタリング音源を使用しました。スプラフォンによるダイレクトDSD化はこれまでと同様に定評あるものであり、分離や解像度が高いためヴァイオリンの細かなニュアンスやオケとの駆け引きなど、従来以上に音楽に没入できますので、これまで以上の感動を得られると思います。その効果は驚くべきもので、鮮明になった音質により、あらためて、音源の真価を再発見できる程の出来です。今回の第6回発売では、計3タイトルを発売いたします。
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構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:17:46
1. ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
2. アントニン・ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品53、B.96/108
【演奏】
ヨゼフ・スーク(ヴァイオリン)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
フランツ・コンヴィチュニー(指揮) (1)、
カレル・アンチェル(指揮) (2)
【録音】
1962年4月(1)、1960 年9月(2) プラハ、ルドルフィヌム
【原盤】SUPRAPHON
【Original Recordings】
Recording director: Miloslav Kuba (1), Ladislav Sip (2)、 Recording engineer: Miloslav Kulhan (1), Frantisek Burda (2)
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1.[SACDハイブリッド]
SACDって本当にいいですね。音が太くて聞き疲れしません。ジャケットはベートーヴェンよりドヴォルザークの方が美しいのでそちらを表にしております。
ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲もベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲も、わかりやすい印象を受けました。同時に、スークの力量は相当のものだなと再認識いたしました。
以前からSupraphon原盤のLPで愛聴していましたが、それらを超える音で蘇りました。スークの録音は他にたくさんありますが、かつてコンサートホールで、モーツァルトのハフナーセレナードの復活を期待しております。また、彼のモーツァルトのコンチェルト集もあるはずなので、ご検討下さい。
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