フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
6 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年09月18日 |
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規格品番 |
TDSA-115 |
レーベル |
|
SKU |
4997184107013 |
※SACDハイブリッド盤。世界初SACD化(3)
※歌詞対訳付(2,3,6)
※限定1,500セット。豪華デジパック仕様。クレンペラー年表付(別添付)
※シリアル・ナンバー付(シリアル・ナンバーは、本体の裏側に貼付しておりますため外から見えず、お選びいただくことはできません。ランダムでのお渡しとなります。ご了承ください)
※2019年最新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)。マスタリング・エンジニア:藤田厚生氏
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(中のジャケ面に他のオリジナル・ジャケット・デザインも使用)
※解説:川瀬 昇氏(新規解説)、解説書合計36ページ
クレンペラーが旧EMIレーベルにステレオで残した歌曲を含むマーラー録音全6作品は、ワルターと並び全てのマーラー録音のなかでも特別な位置にある至高の演奏です。ワルターの情感的表現とは異なり、極めて客観的な交響作品として扱ったクレンペラーのマーラーは、高音質でより真価を発揮します。最大の遺産のひとつと言える名盤が蘇ります。現況での最高音質を目指し、今回、あらためて英国にあるオリジナル・アナログ・マスターテープから96kHz/24bit(歌曲のみ192kHz/24bit)でデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。新規解説付。永久保存盤です。1,500セット限定のシリアル・ナンバー付。
クレンペラーはこれまで当シリーズでは不定期で計5点をリリースしてきました。大型復刻としてはモーツァルトの交響曲集に続く発売です。しかも今回は旧EMIレーベルのクレンペラー録音のなかでは最高峰とも言えるマーラーです。ご存じの通りクレンペラーは実際にマーラーの指揮に接しており、いくつかの初演にも立ち会っています。著名な中ではワルターとならんで、マーラー直伝の指揮者としてリスナーから絶大な支持を得てきました。しかしながらその作風はワルターとは正反対であり、クレンペラー独特の解釈が前面に出ているのは非常に興味深い点です。今回の6枚組はクレンペラーが旧EMIレーベルにセッション録音を行なったマーラー作品の全てであり、他にライヴ音源も多数存在しますが、それぞれの作品に対する考えや解釈が後の指揮者とも大きく異なる点があることは明白です。今回、最新復刻にあたっては、新規で本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから高品位のデジタル化を行いました。これまでも市販ではSACDを含むハイレゾ音源が存在していますが、マスターは良い状態で保たれており、極めて正統的にマスタリングができたと考えています。各曲は録音年代に関係なく、状態の優劣が多少ありますが、とりわけ第2番は現在の録音にも引けを取らないほどの高いクオリティであり、質感含め十分にその真価を発揮していると思います。それぞれ見通しが良くなったことで各楽器の音色や位置、特にクレンペラーは対向配置で収録していますので、オーディオ的にもより一層マーラーを楽しめるでしょう。ワルターの情感的表現とは異なり、極めて客観的な交響作品として扱ったクレンペラーのマーラーは、高音質でより真価を発揮します。
このシリーズでは、SACD層では伸びのある高域と柔らかなニュアンスと共に高い解像度と豊かな音場を、CD層はまとまったしっかりとした音と共に押し出される実在感ある音色を目指しています。CD自体のポテンシャルも高く、むしろ両方の良さを堪能できるSACDハイブリッド盤としてもお楽しみください。今回のDefinition Series第24弾は、計2タイトルを発売いたします。
構成数 | 6枚
グスタフ・マーラー:
<DISC1>
1. 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」
<DISC2>
2. 交響曲 第4番 ト長調
3. 5つの歌曲
私はこの世に捨てられて ~「リュッケルトの詩による5つの歌曲」より
真夜中に ~「リュッケルトの詩による5つの歌曲」より
この世の生 ~「子供の不思議な角笛」より
私は仄かな香りを吸い込んだ ~「リュッケルトの詩による5つの歌曲」より
美しいラッパが鳴りひびくところ ~「子供の不思議な角笛」より
<DISC3>
4. 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 第1-4楽章
<DISC4>
4. 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 第5楽章、5. 交響曲 第9番 ニ長調 第1楽章
<DISC5>
5. 交響曲 第9番 ニ長調 第2-4楽章
<DISC2>
6. 大地の歌
【演奏】
エリザベート・シュワルツコップ(ソプラノ) (1,2)、
ヒルデ・レッスル=マイダン(メゾ・ソプラノ) (1)
フィルハーモニア合唱団(合唱指揮:ウィルヘルム・ピッツ) (1)
クリスタ・ルートヴィヒ(メゾ・ソプラノ) (3,6)、
フリッツ・ヴンダーリヒ(テノール) (6)
フィルハーモニア管弦楽団 (1-3,6(第2,4楽章))、
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団 (4-6(第1,3,5,6楽章))
オットー・クレンペラー(指揮)
【録音】
22-24.XI.1961 & 15, 24.III.1962, Kingsway Hall, London (1)、 6-8, 10 & 25.IV.1961, Kingsway Hall, London (2)、
17-19.II.1964, Kingsway Hall, London (3)、18-21 and 24-28.IX.1968, Kingsway Hall, London (4)、15-24.II.1967, Kingsway Hall, London (5)、
19-22.II.1964, Kingsway Hall, London (6II,IV)、 7-8.XI.1964(6I,III,V) and VII.1966(6VI) No.1 Studio, Abbey Road, London
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
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3.[SACDハイブリッド]
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4.[SACDハイブリッド]
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5.[SACDハイブリッド]
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6.[SACDハイブリッド]
ブルックナー選集と同様、このマーラー選集も音のリアルさ、まろやかさで群を抜いています。しかしそれがゆえに、7番などは、かえって彼の表現に、今まで感じたことのなかった違和感を感じました。9番など美しすぎて涙ものです・・・EMIはシングルSACDを含めもう聴かないと思います
この復刻も素晴らしいです。
このコンビの「復活」がマーラーを好きになったきっかけでした。
見事各楽器が鮮明になりましたね。
「大地の歌」におけるフリッツ・ヴンダーリヒの甘美な声、クリスタ・ルートヴィヒの存在感もこの復刻でより鮮明になったと思います。
所持しているCD(オランダ製、西ドイツ製)との比較。CDは音が柔らかく、アナログ的で聴きやすい。今回のSACDはやや高域強調であるが、音の広がり、解像度が増し、各楽器のニュアンスが良く聴きとれる。購入する価値は充分にあると思います。クレンペラーのマーラー録音に固執しているのは私も含め、高老年のリスナーでしょうか。ただし、過去に販売されたWARNERのSACDは未聴です。
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