100年単位で愛される伊福部昭の音楽の素晴らしさを伝えるために『百年紀』として2014年にスタートしたシリーズ。Vol.6のゲストは、1954年に『ゴジラ』で主演デビューとなった俳優の宝田明。<ゴジラは同級生>と語る宝田明が、オーケストラを指揮してあの「ゴジラのテーマ」を演奏しました。宝田明は、東宝の俳優養成所時代に、伊福部昭から音楽について指導を受けていて、今回の演奏は、伊福部先生への恩返しであった、とも語っています。ミュージカルでも活躍する音楽的才能に溢れた宝田明指揮による「ゴジラのテーマ」はダイナミックでゴージャス。記念碑的な録音となりました。また、宝田明出演、伊福部昭音楽による「緯度ゼロ大作戦」「コタンの口笛」「忠臣蔵」などをメドレーにした組曲も演奏、収録されています。 (C)RS
JMD(2019/07/13)
宝田明の指揮による「ゴジラのテーマ」を収録!伊福部昭百年紀Vol.6の伝説のライブがCD化!
100年単位で愛される伊福部昭の音楽の素晴らしさを伝えるために「百年紀」として2014年にスタートしたシリーズVol.6。伊福部昭の名作映画音楽を現代に甦らせるコンサートとして続いています。これまでに多くのゲストをむかえて、様々な側面から伊福部サウンドにスポットを当ててきました。
Vol.6のゲストは、1954年に『ゴジラ』で主演デビューとなった俳優の宝田明。
「ゴジラは同級生」と語る宝田明が、オーケストラを指揮してあの「ゴジラのテーマ」を演奏しました。
宝田明は、東宝の俳優養成所時代に、伊福部昭から音楽について指導を受けていて、今回の演奏は、伊福部先生への恩返しであった、とも語っています。ミュージカルでも活躍する音楽的才能に溢れた宝田明指揮による「ゴジラのテーマ」はダイナミックでゴージャス。記念碑的な録音となりました。
また、宝田明出演、伊福部昭音楽による「緯度ゼロ大作戦」「コタンの口笛」「忠臣蔵」などをメドレーにした組曲も演奏、収録されています。
樋口真嗣監督のリクエストによる映画版「わんぱく王子の大蛇退治」組曲!
2003年に交響組曲として再編された映画音楽「わんぱく王子の大蛇退治」。再編した折には、電気楽器をカットして通常の演奏会で取り上げやすく再編されていました。このバージョンも素晴らしいのですが、映画の原典版をと望む声も多かったのです。そのようなファンと同じ気持ちを持っていたのが伊福部昭百年紀の副委員長をつとめる樋口真嗣監督。
樋口真嗣監督に「百年紀へリクエストするならば?」と質問したところ。その返答が「わんぱく王子の大蛇退治」の映画版を聴きたい!でした。カットされた楽器を復活させて、交響組曲に使われなかった楽曲も含む25分近い大作として映画版の「わんぱく王子の大蛇退治」組曲を復元!エレクトーンを含むハイブリッド編成であるオーケストラ・トリプティークの底力を味わえるクオリティーの高い演奏となりました。
「怪獣大戦争」「ゴジラVSモスラ」など、人気作品の組曲も収録!
伊福部マーチ愛好者には絶対にはずせない「怪獣大戦争マーチ」はもちろん。映画の録音では、黒柳徹子の父・黒柳守綱が演奏したと言われるラモーの楽曲も加えた「怪獣大戦争」組曲。これまででも最高レベルのメーサーマーチ!と絶賛された演奏を含む「ゴジラVSモスラ」組曲も聴きどころです。
オーケストラ・トリプティークの常任指揮者水戸博之(北海道出身)による初のフルオーケストラ編成の百年紀となりました。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2019/07/01)
オーケストラ・トリプティーク
2012年、旧奏楽堂にて日本の弦楽オーケストラ曲を集めて第1回コンサートを開催して評価を受ける。第2回、第3回演奏会は、朝日新聞文化財団の助成を受け浜離宮朝日ホー ル(朝日新聞社内)で開催し、いずれもCD化され新聞、音楽誌他で好評を得た。2014年は伊福部昭百年紀の公式オーケストラとして、NHKや新聞の取材 も受け、3回の公演を成功に導く。2015年は、生誕90年の作曲家特集として、芥川也寸志と渡辺宙明の個展を開催して好評を得る。フルオーケストラ、弦楽オーケストラ、アンサンブル、小編成まで様々な形態で日本の作曲家の音楽をアーカイヴすべく活動している。リリースされたCDはタワー・レコードやamazonのチャートで1位も記録している。
トリプティーク(三連画)とは、前衛、近現代音楽、映像音楽という三本の柱を持ち活動する意思の表明でもある。
常任指揮者は水戸博之。これまでに齊藤一郎、松井慶太、髙橋奨、藤岡幸夫、渡辺宙明、渡辺俊幸、山崎滋、西田幸士郎らの指揮者と共演を重ねている。
指揮 水戸博之
1988年北海道出身。東京音楽大学、及び同大学大学院作曲指揮科(指揮)を卒業。これまでに指揮を広上淳一、汐澤安彦、田代俊文、加納明洋、三河正典各氏に、ピアノを奥山優香、北島公彦、米田栄子、野田清隆各氏に、音楽理論を伊左治直氏に師事。
在学中、サントリーホール主催レインボウデビューコンサート21に出演。千葉県東総文化会館「東総の第九」にて東京音楽大学シンフォニーオーケストラを指揮。また、井上道義指揮者講習会にて優秀者に選抜され、入賞者によるリレーコンサートにてオーケストラアンサンブル金沢、金沢大学管弦楽団を指揮。
これまでに京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニ交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、読売日本交響楽団、サンアゼリアフィルハーモニカに客演。副指揮として日生劇場、藤原歌劇団のオペラ公演に参加。 また、東京混声合唱団とも共演を重ねており、これまでにNHK交響楽団、東京都交響楽団、東京フィルハーモニ交響楽団の定期演奏会に同合唱団の合唱指揮者として出演する他、文化庁主催の巡回公演を指揮する。
現在、オーケストラトリプティーク常任指揮者、東京混声合唱団コンダクター・イン・レジデンス、八王子ユース弦楽アンサンブル副指揮者。
2016年よりNHK交響楽団よりパーヴォ・ヤルヴィ氏のアシスタントに任命され、ヤルヴィ氏が指揮する同団の公演に携わる。(2/2)
発売・販売元 提供資料(2019/07/01)
ラモーの「タンブラン」がなぜ挿入されているのかと曲の解説がほしい。