フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年04月28日 |
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規格品番 |
0301289BC |
レーベル |
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SKU |
885470012896 |
※タワーレコード限定販売
※世界初SACD化。SACDハイブリッド盤
※2019年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※ジュエルケース仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※日本語帯付(帯裏:鈴木 淳史氏の解説付)。解説書独文仕様
後の1970年代半ば収録した「トリオンフィ三部作」より以前の、ステレオ初期である1960年に録音されたケーゲル1回目の壮絶な「カルミナ・ブラーナ」がSACDで蘇りました!ケーゲル再評価のきっかけのひとつともなった超絶的なこの演奏のインパクトは絶大で、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからの新規制作により、一段と凄みが増しました。特にこの演奏の根本を成す熱気と、ソリスト、合唱陣の発音、そしてケーゲルの壮絶極まる指揮とオケの反応は必聴です。後年の1974/75年再録盤より評価の高いこの名盤が、よりダイナミックに再現されます。後の再録番と同様、この演奏は合唱が特に素晴らしく、当時の東ドイツの高い水準を物語っていますが、録音においても第一人者であるエンジニアのクラウス・シュトリューベンの収録である、ということも重要な意味を持ちます。この録音は旧東独のステレオ初期録音のため現代の物理的な水準にまで到達していないとは言えますが、楽器や声の質感とそのバランス感覚、熱気は他の追随を許しません。演奏と並び、このかつてないほどの熱演を現代にまで正確に伝える当時のエンジニアの仕事も、歴史的な遺産です。尚、今回の録音日のデータは、本国のアナログ・マスターテープの外箱に記入されていた日付を参照しています。
1960年当時の「カルミナ・ブラーナ」の主なセッション録音は、ヨッフムのDGへのモノラル録音(1952)、サヴァリッシュのEMI盤(1956モノラル)とストコフスキー盤(1958)、そして同じく1960年録音であるオーマンディのCBS盤くらいでした。その後、決定盤となったヨッフムの再録(1967)を経て、一気に各レーベルの録音が増え、人気曲になったことは記憶に新しいです。数ある同曲において、このケーゲルの1960年盤は未だに高い評価を得ています。ドイツの演奏者の底力を感じさせる合唱陣のレベルの高さは特筆すべきで、この曲の演奏評価に高い影響力を持っていると言えます。その意味でも、ヨッフムの1967年盤を西の横綱とするなら、このケーゲル盤は東の横綱と言っても過言でない位置にあります。ここまで真摯にこの作品に向き合った録音もそうそうないでしょう。かつての東ドイツだからこそ生まれた産物と言っても良いかも知れません。
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<マスタリング詳細>マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
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構成数 | 1枚
1. カール・オルフ:世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」
【演奏】
ユッタ・ヴルピウス(ソプラノ)、
ハンス=ヨアヒム・ロッチュ(テノール)、
クルト・リーム(バリトン)、
クルト・ヒューベンタール(バス)
ライプツィヒ放送合唱団、
ライプツィヒ放送児童合唱団
ライプツィヒ放送交響楽団
ヘルベルト・ケーゲル(指揮)
【録音】
1960年6月8-10, 13-17日 Heilandskirche、ライプツィヒ
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・スティッケル
【原盤】
Berlin Classics
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1.[SACDハイブリッド]
音質は素晴らしい。ケーゲル39歳の時のこの「カルミナ・ブラーナ」は、驚くほどの明晰さを有し、しかも各パートが非常に強いエネルギーを放射している。全体を通じて、やや早めのテンポで覇気と推進力に満ちた音楽を展開し、あっという間に聴き終えてしまったような感覚を与えてくれる。歌手陣も好演で、時に猥雑な雰囲気を醸し出すなど、聴きごたえ十分である。個人的には、ヨッフム盤よりも一層好ましい!!
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