フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2019年06月19日 |
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規格品番 |
PROC-2205 |
レーベル |
|
SKU |
4988031327777 |
※限定盤。世界初SA-CD化。モノラル録音。歌詞対訳付
※SA-CDハイブリッド盤
※2019年最新マスタリング音源使用(英Classic Soundにて、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD変換とマスタリングを行い、SA-CD層用のDSDマスターを制作。CD層用にはこのDSDマスターから44.1kHz/16bitにPCM変換を行いCDマスターを制作。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:山崎浩太郎氏(新規序文解説)、マイケル・ケネディ(太田峰夫氏訳)他、解説書合計20ページ
1952年5月録音のワルター&ウィーン・フィルによるDEECAレーベルの「大地の歌」を、英CLASSICサウンド社で新規に本国のアナログ・マスターテープからダイレクトDSD化を行い、最新のマスタリングを施しました。もはや唯一無二の歴史的な名盤として説明不要なほどの有名な音源ですが、これほどの有名盤でありながらモノラル録音ということもあってか、これまで一度もSA-CD化はされていませんでした。今回のSA-CD化により、マスターテープに残されていた情報を従来以上に高品位で聴くことができます。初出時のLPと同様にオリジナル通り、「大地の歌」の後に、「リュッケルトリーダー」から3曲をカップリングしました。フェリアーの含みと深みのある声質、独特の声が曲に即して爛熟と退廃の雰囲気を伝えるパツァーク、そして当時のウィーン・フィルの木質的でありながらも重厚な音色が混然一体となって迫ってくる様は圧巻です。緊張感のあるワルターの迫力に満ちた表現と、時に悲痛なまでの響きもまた心を打ちます。リリース以来、多くのリスナーの心を捉えてきた真の名盤が、ここに蘇りました。
フェリアーとワルターは1947年のエディンバラ音楽祭で初めて共演して以来、何度か「大地の歌」を含め演奏を重ね、5年後の1952年に恐らく両者の希望で当時DECCAと専属契約にあったフェリアーとの録音のために、米コロンビアの専属であったワルターがイレギュラーでDECCAに収録を行いましたが、フェリアーはこの後癌を患い、1953年10月4日に41歳という若さで亡くなったため、両者の共演はこの録音が最後となってしまいました。「告別」におけるその重みのある声とテキストの内容、それに抗い、時には呼応するかのようなワルターとウィーン・フィルの響きは筆舌にし難く、聴く者に憧れと諦観を悲痛なまでに呼び起こさせます。
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このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、解説書には新規で山崎浩太郎氏による序文解説を掲載しました。尚、今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第17弾は、計3タイトルを発売いたします。
<制作ノート>
マスタリングに当たりましては、本体の解説書内にも表記してあります通り、今回の復刻のために、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープからダイレクトにDSD化した音源を使用し、音楽を最大限に生かすべく、物理的なアナログ領域を主にオリジナルのアナログ・マスターテープを尊重した上での最適なマスタリングを心がけております。一般的にマスターテープはあくまで製品前の段階での素材であり、収録年代や保存状況、原盤に対するレーベルの方針により状態や程度がそれぞれ異なります。そのため各最終製品形態に合わせ、程度の差はありますがほとんどの場合、基本的に必要最小限の整音が前提となっています。
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構成数 | 1枚
1. グスタフ・マーラー:交響曲《大地の歌》
グスタフ・マーラー:《リュッケルトの詩による5つの歌曲》から
2. 第3曲:私はこの世に捨てられ、
3. 第2曲:私は快い香を吸い込んだ、
4. 第4曲:真夜中に
【演奏】
キャスリーン・フェリアー(コントラルト)、ユリウス・パツァーク(テノール) (1)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ブルーノ・ワルター(指揮)
【録音】
1952年5月14-16日 ウィーン、ムジークフェラインザール 〈モノラル録音〉
【原盤】
Decca
【Remaster】
DSD Remastered by Classic Sound, 4/2019 本国のオリジナル・アナログ・マスターテープより2019年最新リマスタリング
【Original Recordings】
Recording Producer: Victor Orof、 Balance Engineer: Cyril Windebank
【First LP Release】
LXT2721/2
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1.[SACDハイブリッド]
演奏についてはレコード芸術の至宝なので書かない。中古店でこのハイブリッドが安くたくさん出ていたので軽い心配をもって購入した。前の「黄金のデッカ・サウンド」UCCD-6011のそれと比べてみた。前の通常CDは恰幅がよく一瞬ステレオになったかと錯覚するほど豊かな音。ハイブリットの方の最大欠点は音が細く痩せ細っていることだ。心配は的中した。SACDで安くたくさん出回っているものは注意が必要だ。
デッカレジェンズのCDとの差はほとんど無い。レジェンズもヒスノイズの除去をはじめとし、かなり化粧が施されていたので、同じ96-24データを用いている可能性もある。ソフトと機材の進化からか、より耳当たりの良い音になってはいるが、肝心な情報量はレジェンズと比べて全く増えていない。オリジナルのマスターテープには盛大なヒスノイズとともに、大量の演奏ノイズやホールの暗騒音が含まれているはずだが・・・
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