| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2019年05月21日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | King International |
| 構成数 | 6 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KKC4173 |
| SKU | 4909346018389 |
構成数 : 6枚
エディション : Remaster
【曲目】
[CD1]
(1)ベートーヴェン:交響曲 第1番 ハ長調 作品21
(2)マーラー:さすらう若人の歌
(2)アルフレード・ペル(バス)
録音:1952年11月30日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
原盤:Tahra(Furt 1076)(P)2002
この日の全曲目収録CDをターラが正規発売。後半のプログラム「英雄」はCD2に収録。ベートーヴェンの第1番はEMIへのスタジオ録音の2日後だけに基本的な解釈は同じだが、ライヴならではの凄みと音楽の流れの良さがある。「さすらう若人の歌」は5か月前のフィッシャー=ディースカウとのEMI録音が有名だが、フルトヴェングラーの指揮だけとれば、ウィーン・フィルを得てよりロマンティックな味わいの濃いこの録音が捨てがたい。
[CD2]
(1)ベートーヴェン:交響曲 第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
(2)ベートーヴェン:「エグモント」序曲
録音:(1)1952年11月30日 ムジークフェラインザール、ウィーン(ライヴ)
(2)1953年9月4日 ドイツ博物館コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
原盤:Tahra(Furt 1077/1091)(P)2003/2004
「英雄」はEMIの有名なスタジオ録音直後のライヴで、当然ながら解釈は酷似しているが、響きがいっそう生々しく暖かく、ライヴならではの緊迫感に満ちている。とくに第1楽章は緩急の振幅が大きく、内に秘めた燃える炎の表現が、聴く者の心をとらえて離さない。
[CD3]
(1)ベートーヴェン:交響曲 第4番 変ロ長調 作品60
(2)ベートーヴェン:交響曲 第5番 ハ短調 作品67「運命」
録音:(1)1953年9月4日 ドイツ博物館コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
(2)1950年10月1日 オッド・フェロウ・パレス、コペンハーゲン(ライヴ)
原盤:Tahra(Furt 1090)(P)2004
「第4番」は52年EMIへのスタジオ録音後のライヴで、気宇壮大にして、生命感に満ちている。「運命」は50年10月コペンハーゲンでのライヴ。同年、フルトヴェングラーは9月25日のストックホルムを皮切りに、ウィーン・フィルとの北欧楽旅を実施、「運命」はそのメイン・プロであった(このあと54年の有名なEMIへのスタジオ録音につながった)。冒頭と締めのアナウンス入り、終演後の歓声入りの実況録音で、臨場感たっぷりの音質。2曲とも正規盤としてTahraが初出。
[CD4]
(1)ハイドン:交響曲 第88番 ト長調「V字」
(2)ベートーヴェン:序曲「コリオラン」作品62
(3)シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」
録音:(1)1951年10月22日 シュトゥットガルト(ライヴ)
(2)(3)1951年10月29日 ドイツ博物館コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
原盤:Tahra(Furt 1087)(P)2004
「V字」は2ヶ月後ベルリン・フィルとのDGGへのスタジオ録音があるが、ここで聴かれる音楽の張りと流れ、そしてウィーン・フィルの柔らかい音色はすばらしい。「春」はフルトヴェングラー唯一の録音。巨匠ならではの緻密で雄弁なシューマンとなっており、音質が大幅にアップしたこのCDで聴くと、彼の呪縛のなかに取り込まれていくようである。
[CD5]
ブルックナー:交響曲 第4番 変ホ長調「ロマンティック」(改訂版)
録音:1951年10月29日 ドイツ博物館コングレスザール、ミュンヘン(ライヴ)
原盤:Tahra(Furt1092) (P)2004
51年10月29日ミュンヘンでのコンサートの後半のプログラム。早めのテンポ、細かいフレージングの第1楽章。ウィーン・フィルの弦の持ち味を生かしたアンダンテ。エネルギッシュな爆発力を示すスケルツォ。魂の訴求力をみせるフィナーレ。そして最後の絶叫のコーダまで、巨匠の自在な指揮ぶり、偉大な技が光っている。音も鮮明。
[CD6]
シューベルト:交響曲 第9番 ハ長調 D.944「グレイト」
録音:1953年8月30日、フェストシュピールハウス、ザルツブルク(ライヴ)
原盤:Tahra(FURT1095) (P)2005
<ボーナス・トラック>
ベートーヴェン:「レオノーレ」序曲第3番
録音:1950年8月5日、フェストシュピールハウス、ザルツブルク(ライヴ)
原盤:Tahra(FURT1086) (P)2003
「グレイト」は以前にリリースされた他社盤とは異なり、フルトヴェングラーの友人アルフレート・クンツ秘蔵テープを元にしていて、情報量は多く、まろやかなウィーン・フィルの音色を堪能できる。「ライヴだけに51年のスタジオ録音よりは、42年の表現に限りなく近い」(宇野功芳『フルトヴェングラーの全名演名盤』講談社α文庫より)ボーナス・トラックに、50年8月5日の《フィデリオ》歌劇上演ライヴから「レオノーレ」序曲第3番、魔力的ともいえる凄絶名演を壮大な拍手込みでカップリング収録。
【演奏】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

※ショッピングカートおよび注文内容の確認画面にてフラゲのお届けになるかご確認ください。
※各種前払い決済をご利用の場合、フラゲは保証しておりません。
※フラゲは配送日時指定なしでご注文いただいた場合に限ります。
読み込み中にエラーが発生しました。
画面をリロードして、再読み込みしてください。
