フォーマット |
SACDハイブリッド |
---|---|
構成数 |
3 |
国内/輸入 |
輸入盤:国内流通仕様 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2018年11月29日 |
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規格品番 |
0301191BC |
レーベル |
|
SKU |
4560179139643 |
※タワーレコード限定販売
※世界初SACD化。SACDハイブリッド盤
※2018年最新マスタリング音源使用(マスタリング・エンジニア:クリストフ・スティッケル氏)、
※本国のオリジナル・アナログ・マスターテープを使用しダイレクトにDSD化。CD層も別系統で直接高品位でPCM化
※SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
※CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※豪華スリップ・ケース付(CDはマルチケースに収納)
※盤印刷面:緑色仕様
※オリジナルマスターから起因するノイズ等がございますが、ご了承ください。
※日本語帯付(帯裏面に平林 直哉氏の解説付)。解説書英文仕様
アナログ録音末期、1979年と1983年に旧エテルナ・レーベルに録音したクルト・ザンデルリングのマーラー作品全3作を、独本国にあるオリジナルのアナログ・マスターテープから世界初SACD化として録音順に輸入盤の3枚組で2018年最新復刻。当時の旧東ドイツの威信をかけたマーラー演奏を、音質を新たにし、最善の形でリリースします。ベルリン交響楽団の首席指揮者を退任した後に収録されたこれらの録音は周到な準備で進められたようで、当時としては演奏と共に録音に関しても完成度が高いアルバムでした。ザンデルリングはこの後、第9番はセッションで再録音も行いますが、他2曲は唯一の録音です。重厚長大のスタイルで貫かれたこれらの演奏は、発売当時より注目を集めました。特に、第10番のクック版第3稿の録音はまだ少なかったこともあり、このザンデルリング盤が一時期スタンダード盤として世界的に評価され、その後のブームの基盤となったことは記憶に新しいです。
これらの盤はCD時代においては何度も再発されていますが、元々のザンデルリングの流麗な表現が、CDでは音質的にやや平坦であることによって損なわれ、演奏として変化に乏しい、おとなしい演奏として評価されていた感があるかも知れません。しかし、今回の復刻では細部にまで精細な演奏と表現の幅を求めた、本来のザンデルリングの指揮が蘇っています。それにより、極めて繊細かつ大胆な表現も合わせ持ったマーラー演奏であったことがわかるでしょう。旧東ドイツ時代の質実剛健なサウンドはそのままに、より精密な演奏を堪能できます。
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<マスタリング詳細>
"ETERNAオリジナル・アナログテープからのピュア・アナログ・リマスタリング"
SACD層:新規で本国のアナログ・マスターテープから、アナログ領域でのマスタリング後、ダイレクトにDSD化
CD層:同様にアナログ領域でのマスタリング後、96kHz/24bitで高品位デジタル化後に44.1kHz/16bit化
それぞれのデジタルデータは伝送ではなく、光学ディスクで空輸
マスタリング・エンジニア(DSD化含む):クリストフ・スティッケル氏
~在ウィーン。ミュンヘン・フィル自主制作盤のマスタリングや、タワー企画盤JAZZのECM SACD企画(2017~)も担当。現在ヨーロッパでもっとも信頼の厚いエンジニアのひとり
<今回の製品化に際して>
今回の製品化では、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープをアナログ段階でマスタリングを行い、デジタル化(DSD & PCM)の段階では一切加工・修正を行っていないため、マスターテープのコンディションに影響されます。今回の方式は一番理想的なマスタリングを行い、それにより従来にない高音質を実現することができました。音質に関しての製品コンセプトとしまして、オリジナルテープの音質を極力損なうことなくデジタル化を行ったおりますため、一部にお聴き苦しい個所がございますことをご了承ください。尚、第10番に関しては、エンジニアのステッッケル氏より下記の追記があります。
We have a Tape Problem with Mahler 10.
The Tape seems to have a mistake during the storage.
I do not think it was recorded like this but the mistake is on the Tape.
But this release should be 100 % native so we are not able to fix it.
christoph
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構成数 | 3枚
グスタフ・マーラー:
<DISC1>
1. 交響曲 第9番 ニ長調
<DISC2>
2. 交響曲 第10番 (デリック・クック補筆完成版 第3稿) 嬰ヘ長調
<DISC3>
3. 大地の歌
【演奏】
ペーター・シュライアー(テノール)、 ビルギット・フィニラ(アルト) (3)
ベルリン交響楽団
クルト・ザンデルリング(指揮)
【録音】
1979年2月28日-3月2日 (1)、 11月29-30 & 12月13-15日 (2)、 1983年2月3-5日 & 6月2-4日 (3)
イエス・キリスト教会、東ベルリン
【マスタリング・エンジニア】
クリストフ・シュティッケル
【原盤】
Berlin Classics
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
-
3.[SACDハイブリッド]
9番が一枚に収まって、全楽章を通して聴けるのがいい。以前、購入したものは少し薄味で硬い印象があったけど、この度のはコシのある演奏に生まれ変わった印象。とはいえ、4楽章のバイオリンソロは好みじゃないなぁ。
10番に関していうと、自分では、少々、音質の悪い音源を楽しんできた方だと思うのだが、やはり終楽章の冒頭だけでどうにも受け入れがたい。「マスターテープのまま」をモットーにされているようだが、もし、SACDシングルレイヤーだったなら、ボーナストラックで現存する最良の若い世代のコピーを使って編集した第5楽章を収録することもできたかなぁと妄想したりします。
『大地の歌』は未聴だけれど、シュライヤーが歌っているので、楽しみです。
シュライヤーの伸びやかな歌が最高である。評論家が聞いていないのか評判に上らないが、私は通常CDで始めて聞いて余りの素晴らしさに仰天した。後にインバル盤でもシュライヤーは歌っているが、歌と録音の取り方に関する限りザンデルリンク盤にとどめを刺す。騙されたと思って手に取ってほしい盤である。アナログ後期の優秀録音盤でもある。
大太鼓が1発少ない件は解説書に「指揮者の判断で省かれた」との記述有り。ザンデルリングは生演奏でも1発しか叩かせていません。既発売CDに2発入っているのは、原盤製作者が指揮者の真意を確かめないまま1発目をコピー&ペーストしてスコア通りに修正したためだそうです(TOWER RECORDSからの回答)。それはともかく、チューバの間抜けな音は本当に残念。
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