フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
2 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2018年10月24日 |
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規格品番 |
PROC-2171 |
レーベル |
|
SKU |
4988031297810 |
※限定盤。世界初SA-CD化
※SA-CDハイブリッド盤
※歌詞対訳なし
※2018年最新マスタリング音源使用(独Emil Berliner Studiosにて本国のオリジナル・アナログ・マスターテープから192kHz/24bitでデジタル変換したWAVデータをマスタリングしSA-CD層用にDSD変換。アナログ・マスターテープはその経年劣化と保存状態に応じて、可能な範囲で入念な修復作業を行った後に変換作業を実施)
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用
※通常ジュエルパッケージ仕様
※盤印刷面:緑色仕様
※解説:山崎浩太郎氏(新規序文解説)、黒田恭一氏他、解説書合計36ページ
【書籍】『オペラ対訳ライブラリー ビゼー カルメン』はこちら>>>
豪華歌手陣と優秀な合唱を含め、アバドの軽快でバランスの良い響きが冴える名盤、「カルメン」を世界初SA-CD化として復刻。ベルカンサやドミンゴ、コトルバスを始めとした豪華歌手陣とのこの競演盤は、今聴いても決して色褪せない、名盤中の名盤として現在でも高く評価されています。特に、通常は激情型のカルメンが多いなかにあって、軽快でバランス良い響きながらも、決してラテン的情緒を失わないベルカンサの歌唱は見事であり、アバドの細かく神経の行き届いた明晰な指揮との親和性も素晴らしいです。さらに、DGのアナログ録音完成期ということもあり、当時の複雑なセッティングをものともしない優秀録音であることも名盤を後押ししています。アバドはこれ以前にもオペラ録音が複数存在しますが、まさに、作品にたがわず盤としても、いくつもの重要な要素を兼ね備えたオペラの中のオペラ、名盤中の名盤と言えるのがこの「カルメン」です。
この1977年から翌年にかけての録音は1966年の初共演後、75年の首席客演指揮者時代のロンドン交響楽団との収録(1979年に首席指揮者に就任)ですが、既に両者には強固な信頼関係があり、演奏にも反映されています。収録は元々エディンバラでの上演に端を発しており、本来は別の指揮者が「カルメン」を指揮するはずでした。この経緯は今回の山崎氏による序文解説に詳しいですが、本来代役であったアバドが、上演自体はどうであったかを除いて、結果としてこのDG盤では全て掌握し切っているというのは驚くべき点です。ロンドン交響楽団との深い信頼が根底にあったと思われます。
今回の復刻では本国オリジナルの16chのアナログ・マスターテープに遡り、あらたにリミックスを行った上で高音質のデジタル化を行いました。作業は非常に複雑で手間がかかったこともあり、製品化に至るには時間がかかりましたが、最上位のフラットマスターを使用したため、非常に優秀なプレゼンスを得ることができました。声の質や各定位が驚くほど明瞭・明確になり、DSD化の恩恵も加わったこれまでにない優秀な音質に気付くと思います。この盤では制作するにあたり、本国のオリジナル・アナログ・マスターテープの物理的なメンテナンスと修復を行った上で高品位(192/24)でのデジタル化(PCM)を行い、本国のレーベル専任エンジニアがこのシリーズ用に綿密な工程で時間をかけてマスタリング作業を行いました。SA-CD層では、高精細なマスターサウンドをお楽しみいただけます。CD層も2018年最新のデジタル化とマスタリングを施していますので、従来盤の音質とは一線を画しています。
このシリーズではオリジナル・ジャケット・デザインを採用し、山崎浩太郎氏による新規の序文解説を掲載しました。ブックレットには初出時のアートワークや黒田恭一氏による「このレコードの演奏について」の、13ページにわたる解説も復活掲載、資料としても価値が高いです(歌詞対訳は未掲載)。尚、今回の「ヴィンテージSA-CDコレクション」第13弾は、計3タイトルを発売いたします。
構成数 | 2枚
ジョルジュ・ビゼー:歌劇《カルメン》全曲
【演奏】
カルメン(ジプシー女):テレサ・ベルガンサ(メッゾ・ソプラノ)
ドン・ホセ(龍騎兵の伍長):プラシド・ドミンゴ(テノール)
エスカミーリョ(闘牛士):シェリル・ミルンズ(バリトン)
ミカエラ(村娘):イレアナ・コトルバス(ソプラノ)
フラスキータ(ジプシー女):イヴォンヌ・ケニー(ソプラノ)
メルセデス(ジプシー女):アリシア・ナフェ(メッゾ・ソプラノ)
スニーガ(龍騎兵の隊長):ロバート・ロイド(バス)、
モラレス(龍騎兵の士官):スチュアート・ハーリング(バリトン)、
ダンカイロ(密輸業者):ゴードン・サンディソン(バリトン)、
レメンダート(密輸業者):ジェフリー・ポグソン(テノール)、
アンドレス(中尉)/案内人:ジャン・レネ(バリトン)、
女の売り子:シャーリー・ミンティ(ソプラノ)、
ジプシー:レスリー・ファイソン(バリトン)、
リーリャス・パスティア(酒場の主人):ジョージ・メイン(バリトン)
アンブロジアン・シンガーズ/ジョージ・ワトソンズ・カレッジ・ボーイズ・コーラス
(合唱指揮:ジョン・マッカーシー、パトリック・クリスウェル)
ロンドン交響楽団
クラウディオ・アバド(指揮)
【録音】
1977年8月 エディンバラ、ジョージ・ワトソンズ・カレッジ、
1977年9月 ロンドン、セント・ジョンズ教会、
1978年6月 ミュンヘン、ヘルクレスザール
【原盤】
Deutsche Grammophon
【Remaster】
DSD Remastered by Emil Berliner Studios, 8/ 2018 2018年に16chの本国のオリジナル・アナログ・マスターより新規で2chにミキシング後、新リマスタリング
【Original Recordings】
Recording Producer: Rainer Brock、 Balance Engineer: Karl-August Naegler、
Recording Engineers: Joachim Niss, Gernot Westhaeuser, Wolf-Dieter Karwatky、 Editor: Joachim Niss
【First LP Release】
2740 192 (Bizet: Carmen)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
この頃のアバドが一番良かったと思います。音楽する喜びが在りました。
アバドの指揮だけでなく、チャーミングなベルガンサは素敵ですし、脇を固める歌手特にコトルバスが素晴らしいです。
この録音に比べるとカラス&プレートル盤は五月蝿く感じます。SACD化のメリットは人の声こそ強く感じますね。
対訳が付いて無いことにいちゃもんを告げる人も居ますが、音楽之友社のオペラ対訳ライブラリーを買えば良いです!その方が良いですよ!
音質、演奏共に新リマスターにふさわしいものです。
ダイナミックレンジも広く、艶、低音の迫力全て大変優れています。
5000円もするSACDで、この安っぽい装丁、粗いプリントのジャケット印刷、歌詞・対訳なし。演奏、録音の良さに免じて星3つ。
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