クラシック
SACDハイブリッド

ベネヴォロ(ベネヴォリ): 16声のミサ~17世紀ローマの多重合唱~

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フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2018年06月28日
国内/輸入 輸入
レーベルAlpha
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 ALPHA400
SKU 4589538717780

構成数 : 1枚

【曲目】
オラツィオ・ベネヴォリ(1605-1672):16声のミサ「SI DEUS PRO NOBIS 神が私たちと一緒なら」
1.聖アンブロジウス:Aeterna Christi Munera et Martyrum Victorias
2.モンテヴェルディ:カンターテ・ドミノ SV293
3.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリエ
4.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリスト
5.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-キリエ II
6.パレストリーナ:モテット I「乙女マリアよ、御身は祝福されたもう」
7.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-グローリア
8.作者不詳:Et ne averta faciem tuam a puero tuo
9.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-クレド
10.フレスコバルディ:カンツォーナ
11.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-サンクトゥス
12.作者不詳:Benedictus qui venit in nomine domini
13.ベネヴォリ:Regna Terrae 地のもろもろのくによ
14.ベネヴォリ:16声のミサ「神が私たちと一緒なら」-アニュス・デイ
15.ベネヴォリ:16声のマニフィカト

【演奏】
エルベ・ニケ(指揮)
ル・コンセール・スピリチュエル

【録音】
2018年2月
EGLISE NOTRE-DAME DU
LIBAN(PARIS)

  1. 1.[SACDハイブリッド]

作品の情報

商品の紹介

イタリア初期バロック時代に活躍した作曲家ベネヴォリ。長い間、有名な「53声部のザルツブルク・ミサ」の作曲者として認知されていましたが、最近になってこの曲はビーバー(もしくはホーファー)の作品という説が有力になっています。ベネヴォリ自身はおよそ20曲のミサをはじめ、モテット、詩篇などの声楽曲を書き、そのどれもが複雑なポリフォニーを駆使した壮大な作品であり、演奏はなかなか困難です。エルヴェ・ニケは、このような作品を復活蘇演するのを好んでおり、このアルバムでは、2018年に結成30年を迎えた彼の楽団「ル・コンセール・スピリチュエル」を率いて、ベネヴォリのミサ曲「SI DEUSPRO NOBIS 神が私たちと一緒なら」に取り組みました。ニケは当時の様式を研究した上で、何人かの作曲家の曲や祈りの言葉をはさみ、ミサとしての形式が保たれています。実際の演奏は8組の合唱団と、4人の歌手、15人の通奏低音奏者を要し、合唱団は聴衆を囲むように配置されており、この臨場感を全て伝えるために、SACDハイブリッド盤での発売となります。 (C)RS
JMD(2018/05/31)

イタリア初期バロック時代に活躍した作曲家ベネヴォリ。長い間、有名な「53声部のザルツブルク・ミサ」の作曲者として認知されていましたが、最近になってこの曲はビーバー(もしくはホーファー)の作品という説が有力になっています。ベネヴォリ自身はおよそ20曲のミサをはじめ、モテット、詩篇などの声楽曲を書き、そのどれもが複雑なポリフォニーを駆使した壮大な作品であり、演奏はなかなか困難です。エルヴェ・ニケは、このような作品を復活蘇演するのを好んでおり、このアルバムでは、2018年に結成30年を迎えた彼の楽団「ル・コンセール・スピリチュエル」を率いて、ベネヴォリのミサ曲「SI DEUSPRO NOBIS 神が私たちと一緒なら」に取り組みました。ニケは当時の様式を研究した上で、何人かの作曲家の曲や祈りの言葉をはさみ、ミサとしての形式が保たれています。実際の演奏は8組の合唱団と、4人の歌手、15人の通奏低音奏者を要し、合唱団は聴衆を囲むように配置されており、この臨場感を全て伝えるために、SACDハイブリッド盤での発売となります。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2018/05/30)

メンバーズレビュー

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同レ―ベルから発売の『ANAMORFOSI ロ―マと北イタリアのバロック声楽芸術』[Alpha438/NYCX-10093]の解説の訳注に参照があったことから購入して鑑賞。実際にも、1630年2月に、G.アレグリの後任として、サッシアの聖霊教会に赴任したとwebの略歴にあった。ブリュッセル帯同後、フランドル楽派のジョスカン・デ・プレのポリフォニー作品が好きになり、フランドル楽派の集大成がロ―マ楽派とあるので、その流れの中で聴くことが出来たのは僥倖だった。
解説に於いて、指揮者エルヴェ・ニケ氏の言及があり、この録音は学者の仕事が起点にあることを知り得た。ヴェルサイユ・バロック音楽センター(CMBV)の研究者ジャン・リオネJean Lionnet氏のコツコツと丹念で膨大な労力の蓄積が結実してのこと。日本の聴き手の私は、自宅にてワンタッチで録音を楽々で聴くことが出来るが、ヴァティカン図書館での、手書きの楽譜の筆写があっての事と知り、落涙を禁じ得ないほど感無量となった。
もっと、当時の作曲状況から今の蘇演までの労力にも関心を払い、心を向けて、耳を傾けることを怠ってはならないのではないかと、改めて気づかされた。
故J.リオネ氏(1935年ヴェルサイユ生~1998年ヴィロフレ―歿)は、音楽業界に転向前の1962年~76年は、映画業界でM.アントニオ―ニ監督やL.ヴィスコンティ監督らと仕事をしていたこと、転向後の1977年から国際音楽資料目録の研究を開始、1990年からCMBVの研究員となり『Cahiers de musipue』コレクションを設立、1995年から古楽の学術雑誌『Early Music』の編集委員会の一員を務めた、とあった。
常々、古楽に於ける、自分の理解に疑問と不足を感じて来た。キリスト教信者でもないため、要となる基礎知識の不足で、長い間、殆んど感覚的に聴くより他なかったため、梗概もどこまで核心や真実を把握できているか忸怩たる思いがあった。しかも、邂逅と趣味嗜好のまま選択して聴くゆえに、音楽史も散見散在したものでしか入って来ない。
少しでも、的確な理解と鑑賞が深化することを期待している。
優れた企画と録音を世に送り出すαレ―ベルの弥栄を祈念して。
オラツィオ・べネヴォロOrazio Benevoloの祥月命日(1672年6月17日)に。
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