| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2017年04月20日 |
| 国内/輸入 | 輸入 |
| レーベル | Naxos |
| 構成数 | 30 |
| パッケージ仕様 | ボックス |
| 規格品番 | 8503293 |
| SKU | 4562240283071 |
構成数 : 30枚
合計収録時間 : 11:51:00
【曲目】
[DISC1]
バッハ(1685-1750):
管弦楽組曲 第1番-第4番
ケルン室内管弦楽団
ヘルムート・ミュラー=ブリュール(指揮)
録音 1998年8月
NAXOSのドイツ作品と言えばミュラー=ブリュール(1933-2012)。
このバッハも伝統をきっちり踏まえながらも、テンポ設定も含めた"ピリオド奏法"を取り入れる柔軟な解釈による演奏を行っています。
[DISC2]
ベートーヴェン(1770-1827):
ピアノ・ソナタ 第8番「悲愴」、
第14番「月光」、
第23番「熱情」
イェネ・ヤンドー(ピアノ)
録音 1987年4月
初期のNAXOSを支えた立役者、ヤンドーが弾くベートーヴェンの三大ソナタ。
オーソドックスかつ味わい深い表現が長く愛されています。
録音から30年を経ても全く色褪せることない名演です。
[DISC3]
ブラームス(1833-1897):
チェロ・ソナタ 第1番&第2番、
歌曲編曲集
ガブリエル・シュヴァーベ(チェロ)
ニコラス・リンマー(ピアノ)
録音 2014年12月
1988年生まれの若手チェリスト、シュヴァーベのNAXOSへの初録音。
艶やかな美音による2曲のソナタと、チェロ独奏に編曲した「五月の夜」などの歌曲が収録されています。
[DISC4]
ブルックナー(1824-1896):
交響曲 第5番
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
ゲオルク・ティントナー(指揮)
録音 1996年4月
1994年、ティントナーと初めて会ったクラウス・ハイマンは、彼の演奏を聴いてすぐに「ブルックナーの全集録音をお願いしよう」と決意、そして最初に録音されたのが第5番でした。
アルバムは世界中で大評判となり、1998年に完成した全集は、結果的にNAXOSレーベルの名を飛躍的に高めることになったのです。
[DISC5]
ショパン(1810-1849):
ピアノ協奏曲 第1&2番
イディル・ビレット(ピアノ)
スロヴァキア国立コシツェ・フィルハーモニー管弦楽団
ロベルト・スタンコフスキー(指揮)
録音 1990年
膨大な録音を誇るトルコの女性ピアニスト、ビレットの代表作の一つに「ショパン作品全集」があります。
この協奏曲は彼女の歌心が遺憾なく発揮された名演です。2001年に37歳の若さでこの世を去ってしまった夭折の指揮者スタンコフスキーの伴奏。
[DISC6]
コープランド(1900-1990):
ロデオ、ダンス・パネルズ、エル・サロン・メヒコ、キューバ舞曲
デトロイト交響楽団
レナード・スラットキン
録音 2012年10月
アメリカの大作曲家、コープランドの管弦楽作品全集の第1弾となったアルバム。
スラットキンとデトロイト交響楽団という、まさにアメリカ音楽にはベストの組合わせです。溌剌とした「ロデオ」が聴き所。
[DISC7]
ドアティ(1954-):
メトロポリス・シンフォニー
デウス・エクス・マキナ
ナッシュヴィル交響楽団
ジャンカルロ・ゲレーロ(指揮)
録音 2007年5.6月
2010年のグラミー賞で3部門賞を獲得。スーパーマンをモティーフにした印象的なジャケットも含め、
現代アメリカで人気を博している作曲家ドアティの代表的作品を聞くことができます。
[DISC8]
ドビュッシー(1862-1918):
前奏曲集 第1巻&第2巻(ピーター・ブレイナー編曲オーケストラ版)
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団
準・メルクル(指揮)
録音 2011年6月
リヨン管と準・メルクルのドビュッシー全集とは別に録音されたこのアルバムは、NAXOSが誇るアレンジャー、P.ブレイナーがオーケストレーションを施した前奏曲集です。
原曲を生かしながらも、虹のように多彩な響きが付加された素晴らしいアレンジです。
[DISC9]
ドヴォルザーク(1841-1904):
ピアノ三重奏曲 第3番&第4番
イリヤ・カーラー(ヴァイオリン)
アーロン・ゴールドスタイン(ピアノ)
アミット・ペルド(チェロ)
録音 2013年5月
ドヴォルザークの2曲のピアノ三重奏曲集。母の死の悲しみが反映された第3番、「ドゥムキー」の副題を持つ第4番。
どちらも中期の充実した作風を持つ名作です。イリヤ・カーラーを中心とした緊密なアンサンブルで。
[DISC10]
ドヴォルザーク:
交響曲 第9番「新世界より」
交響的変奏曲
ボルティモア交響楽団
マリン・オルソップ(指揮)
録音 2007年6月
名女性指揮者、オルソップによるドヴォルザーク・シリーズを代表する「新世界より」。
第2楽章での澄み切った美しさが話題となった演奏です。
[DISC11]
ドヴォルザーク:
チェロ協奏曲 ロ短調
エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調
マリア・クリーゲル(チェロ)
ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団
ミヒャエル・ハラース(指揮)
録音 1991年11月
1981年、ロストロポーヴィチ・コンクールでグランプリを受賞し「ジャクリーヌ・デュ・プレの再来」と言われたマリア・クリーゲルの名演。
彼女もまた初期のNAXOSを支えた重要なチェリストです。
[DISC12]
エルガー(1857-1934):
行進曲「威風堂々」第1番-第4番 他
ニュージーランド交響楽団
ジェームス・ジャッド(指揮)
録音 2003年2月
NAXOSにおける重要なレパートリーの一つに「英国音楽」があり、ジャッドのエルガーはこの分野を代表する名盤です。
誰もが知っている「威風堂々」第1番-第4番を中心に「戴冠式行進曲」などエルガーの知られざる作品も収録されています。
[DISC13]
グリエール(1875-1956):
交響曲 第3番 ロ短調「イリヤ・ムーロメツ」
バッファロー・フィルハーモニー管弦楽団
ジョアン・ファレッタ(指揮)
録音 2013年5月
ジョアン・ファレッタもNAXOSを背負って立つ指揮者の一人。レパートリーは驚くほど広く、常に珍しい曲の録音を行っています。
この「イリヤ・ムーロメツ」はグリエールの代表作で、重厚な響きと力強さを併せ持つ長大な作品。
知名度は低くても、良い曲をリリースするというNAXOSのポリシーが際立つ1枚です。
[DISC14]
グレツキ(1933-2010):
交響曲 第3番「悲歌のシンフォニー」
3つの古い様式の小品
ゾフィア・キラノヴィチ(ソプラノ)
ポーランド国立放送交響楽団
アントニ・ヴィト(指揮)
録音 1993年12月
爆発的人気を博したジンマン盤の2年後に録音されたヴィトによる「悲歌のシンフォニー」。
グレツキが活動の拠点としたカトヴィツェでの演奏は、この作品の持つメッセージを的確に伝えます。
[DISC15]
グリーグ(1843-1907):
ペール・ギュント 組曲第1番&第2番 他
インガー・ダム=イエンセン(ソプラノ)
マルメ交響楽団
ビャルテ・エンゲセト(指揮)
録音 2006年5月
グリーグの管弦楽作品全集を完成させたノルウェーの指揮者エンゲセト。中でもこの「ペール・ギュント」は特別な人気を誇る1枚です。
荒唐無稽な物語を丁寧に描き出した演奏は高く評価されています。
[DISC16]
ヘンデル(1685-1759):
水上の音楽/王宮の花火の音楽
アラディア・アンサンブル
ケヴィン・マロン(指揮)
録音 2005年1月
アイルランドの指揮者ケヴィン・マロンはNAXOSのバロック・レパートリーの録音に高く貢献しています。
このアラディア・アンサンブルとのヘンデルは、入念にスコアを読み解き、ピリオド奏法にも配慮した名演です。
[DISC17]
ハイドン(1732-1809):
弦楽四重奏曲 Op.76第4番-第6番
コダーイ弦楽四重奏団
録音 1989年3.5月
こちらは最初期の録音。イギリスの音楽カタログ「ペンギン・ガイド」に最初に掲載されたNAXOSアルバムとしての記録を保持しています。
コダーイ弦楽四重奏団はハイドン、ベートーヴェン、シューベルトの弦楽四重奏曲を全曲録音し、どれもがベスト・セラーです。
[DISC18]
リスト(1811-1886):
ピアノ協奏曲 第1番&第2番死の舞踏
エルダー・ネボルシン(ピアノ)
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
録音 2007年9月
ウズベキスタンのピアニスト、エルダー・ネボルシンとロシアの指揮者ヴァシリー・ペトレンコ。
2017年現在注目の若手二人ががっちりタッグを組んだリストのピアノ協奏曲集。
ショパンの協奏曲がGramophone誌で高く評価されたネボルシンは、ここでも熱い演奏を繰り広げています。
[DISC19]
モーツァルト(1756-1791):
フルート協奏曲 第1番&第2番
フルートとハープのための協奏曲
パトリック・ガロワ(フルート)
ファブリス・ピエール(ハープ)
スウェーデン室内管弦楽団
カタリナ・アンドレアソン(指揮)
録音 2002年8月
このアルバムが登場した時「ガロワの素晴らしいモーツァルトがNAXOSで聴ける」と大変な評判となりました。
完成度の高い演奏であり、これ以降、ガロワは指揮者としても次々に古典派の作品を録音、NAXOSの看板アーティストの一人として活躍しています。
[DISC20]
北欧のヴァイオリン小品集
オールセン/アッテルベリ/ステンハンマル/シベリウス/ブル/ハルヴォルセン:作品集
ヘンニング・クラッゲルード(ヴァイオリン)
ダーラシンフォニエッタ
ビャルテ・エンゲセト(指揮)
録音 2011年5月
優れたヴァイオリニストであり、研究者でもあるクラッゲルード。シベリウスとシンディングの協奏曲で鮮烈な演奏を聴かせ人気を獲得しました。
このアルバムでは時に多重録音も駆使しながら、様々な北欧のヴァイオリン曲を紹介しています。
[DISC21]
ラフマニノフ(1873-1943):
練習曲集「音の絵」
楽興の時
ボリス・ギルトブルグ(ピアノ)
録音 2015年6月
2013年の「エリザベート王妃国際音楽コンクール」で優勝したイスラエル生まれのピアニスト、ボリス・ギルトブルグ。
このラフマニノフは彼のNAXOSへの初レコーディングとなった1枚です。瑞々しい感性と熟考に支えられた演奏は瞬く間に彼のファンを増やしました。
[DISC22]
リムスキー=コルサコフ(1844-1908):
組曲「雪娘」
交響的絵画「サトコ」
組曲「金鶏」 他
シアトル交響楽団
ジェラード・シュワルツ(指揮)
録音 2011年3月
ロシア音楽、なかでもグラズノフやリムスキー=コルサコフの珍しいレパートリーもNAXOSが得意とする分野です。
この管弦楽による組曲集では、敢えてロシアのオーケストラではなく、シュワルツ率いるシアトル交響楽団を起用したところが特徴。
絢爛豪華な音色に魅了される1枚です。
[DISC23]
ロドリーゴ(1901-1999):
アランフェス協奏曲
ヴィラ=ロボス(1887-1959):
ギター協奏曲
カステルヌオーヴォ=テデスコ(1895-1968):
ギター協奏曲 第1番 Op.99
ノーバート・クラフト(ギター)
ノーザン室内管弦楽団
ニコラス・ウォード(指揮)
録音 1992年10月
「アランフェス協奏曲」のカップリングにヴィラ=ロボスとカステルヌオーヴォ=テデスコを併せた"音楽の百科事典"を自負するNAXOSならではの1枚。
知らず知らずに20世紀のギター音楽に親しむことができます。名手ノーバート・クラフトの名技もたっぷり味わえます。
[DISC24]
ロッシーニ(1792-1868):
歌劇《セヴィリアの理髪師》
ハイライト
フランコ・デ・グランティス(バス)
ソニア・ガナッシ(メゾ・ソプラノ)他
ファイローニ室内管弦楽団
ウィル・ハンバーグ(指揮)
録音 1992年11月
NAXOSはオペラの録音も積極的に手掛けています。この《セヴィリアの理髪師》はオペラ全曲録音の最初期のアルバムですが、
当時注目され始めた歌手を起用した若々しい歌唱が魅力。ロッシーニならではの軽妙な音楽運びも存分に楽しめます。
[DISC25]
サラサーテ(1844-1908):
カルメン幻想曲
ホタ・デ・パブロ 他
楊天堝-ティアンワ・ヤン(ヴァイオリン)
ナヴァール交響楽団
エルネスト・マルティネス=イスキエルド(指揮)
録音 2008年11月
1987年生まれの楊天堝によるサラサーテ。彼女はピアノ伴奏とオーケストラ伴奏によるサラサーテの全集を録音。
その天性の技巧を余すことなく見せ付けた極上の演奏は、作品の珍しさも含め、大きな話題となりました。こちらには名曲「カルメン幻想曲」が収録されています。
[DISC26]
シマノフスキ(1882-1937):
スターバト・マーテル
聖母マリアの典礼 他
イヴォナ・ホッサ(ソプラノ) 他
ワルシャワ・フィルハーモニー合唱団
ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団
アントニ・ヴィト(指揮)
録音 2007年6月
ポーランドの指揮者ヴィトが得意とする作曲家の一人、シマノフスキ。
「スターバト・マーテル」は神秘的な響きと精緻な合唱が持ち味の美しい作品で、作曲家の特質が存分に表出されています。
[DISC27]
タリス(1505-1585):
SPEM IN ALIUM汝のほかにわれ望みなし-合唱作品集
オックスフォード・カメラータ
ジェレミー・サマリー(指揮)
録音 2005年1月
ルネサンス期からバロック期の音楽においても、独自のレパートリーを追求するNAXOS。
中でもオックスフォード・カメラータとジェレミー・サマリーは上質な演奏に定評があります。
このタリスもそんな1枚。40パートで構成されるモテット「汝のほかにわれ望みなし」は驚愕のアンサンブルとして知られています。
[DISC28]
チャイコフスキー(1840-1893):
マンフレッド交響曲
交響的バラード「地方長官」
ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団
ヴァシリー・ペトレンコ(指揮)
録音 2007年6月
ショスタコーヴィチの交響曲全集で高い評価を得たロシアの指揮者ヴァシリー・ペトレンコが振る、チャイコフスキーの隠れた名作「マンフレッド交響曲」。
物語性を帯びた交響詩に近い劇的な作品です。ロイヤル・リヴァプール・フィルとNAXOSとの初録音アルバム。
[DISC29]
チャイコフスキー:
ヴァイオリン協奏曲/
憂鬱なセレナード/
ワルツ・スケルツォ 他
イリヤ・カーラー(ヴァイオリン)
ロシア・フィルハーモニー管弦楽団
ドミトリ・ヤブロンスキー(指揮)
録音 2004年
パガニーニ、チャイコフスキー、シベリウス、この3つの国際コンクールで第1位を獲得するという驚愕の経歴を持つヴァイオリニスト、イリヤ・カーラー。
派手さよりも音楽的情感を重視した表現は、多くの愛好家の心を掴んで話しません。このチャイコフスキーも美しく温かい音色が持ち味。じっくり聴きたい1枚です。
[DISC30]
ヴィヴァルディ(1678-1741):
ヴァイオリン協奏曲「四季」
アラ・ルスティカ
西崎崇子(ヴァイオリン)
カペラ・イストロポリターナ
スティーヴン・ガンゼンハウザー(指揮)
録音 1987年
クラウス・ハイマン夫人の西崎崇子による「四季」は、NAXOSにおける最初の録音で、
オーケストラのメンバーが乗る予定だった最終電車の発車直前にセッションが終わったというスリリングなエピソードを持つ思い出深いアルバムです。
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