フォーマット |
SACDハイブリッド |
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構成数 |
6 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
デジパック |
発売日 |
2016年03月25日 |
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規格品番 |
TDSA-16 |
レーベル |
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SKU |
4997184964104 |
※ 限定盤
※ ACCディスク大賞受賞
※ モノラル録音(一部ステレオ録音(10))
※ 歌詞対訳付
※ デジパック仕様
※ SACDハイブリッド盤
※ 2016年新マスタリング音源使用(SACD層、CD層を個別にマスタリング)
※ オリジナル・ジャケット・デザイン使用(仏盤初出時のものを一部使用)
※ 解説:満津岡信育氏、解説書合計24ページ
シューリヒトがパリ音楽院管弦楽団と残した旧EMI音源の名盤を初SACD化。良質なマスターから新規で復刻を行い、稀代の名演が鮮明に蘇りました。全9曲に加え、ステレオ版の「第九」を別途収録。シューリヒトの至芸が凝縮された完全限定盤です。今回の復刻のために、本国のマスターから96kHz/24bitでデジタル化したマスターを用い、SACD層、CD層別々にマスタリングを新規で行いました。永久保存盤です。ウィーン・フィルと録音したブルックナー3曲とともに、シューリヒトが旧EMIレーベルに遺した偉大な録音。ブルックナーはこれまでSACDを含め何度も再発をされてきましたが、このベートーヴェン全曲はモノラル録音ということもあってか、これまで良質な復刻には恵まれてきませんでした。CD時代では初期から発売はされていたものの、ようやく2012年に海外リマスター盤が出るなど、演奏の素晴らしさに比較して、冷遇されてきたとも言える音源です。演奏は、数あるシューリヒトの録音のなかでも特に素晴らしいもののひとつであり、当時のパリ音楽院管弦楽団が持つ優美な音色は、現在では特に失われた響きを懐かしむ点も含め、評価されるべきポイントのひとつです。特に木管楽器やホルンは出色。このオケの特筆と、当時録音するにあたりシューリヒトがパリ音楽院管を選択したという点も、加えて興味深い要素でしょう(尚、録音にあたりウィーン・フィルではなくこのオケを選んだ理由は、ブックレットの満津岡氏による記述に詳しく掲載されています)。しかし当時のリリース時は多難な船出でした。EMIは当時モノラルからステレオの移行期であり、DECCAとの最後の録音となった「未完成」と「ハフナー」はステレオ録音だったのに対し、その後のEMIのこの録音はモノラル収録であったこともあってか、当時ドイツとアメリカでは発売されませんでした。イギリスでも「英雄」と第7番以外は廉価盤として発売されたという経緯があります。日本では全集として発売されながらも、当時の評論家には両者の組み合わせを疑問視する向きが一部にあり、正当な評価がされていなかったのではという疑念が残ります。しかし一方で多くのリスナーはこの音源だけが持つ特筆に早くから気付き、未だに多くのファンに愛されている名盤として長きにわたって支持されてきたことも事実です。これまでの喉の渇きを癒してもらうが如く、今回のSACD化はこの名盤の素晴らしさをあらためて発見することに繋がるでしょう。(1/2)
構成数 | 6枚
【収録曲】
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン:交響曲全集
<DISC1>
1. 交響曲第1番 ハ長調 作品21
2. 交響曲第3番 変ホ長調 作品55 「英雄」
<DISC2>
3. 交響曲第2番 ニ長調 作品36
4. 交響曲第7番 イ長調 作品92
<DISC3>
5. 交響曲第4番 変ロ長調 作品60
6. 交響曲第5番 ハ短調 作品67 「運命」
<DISC4>
7. 交響曲第6番 ヘ長調 作品68 「田園」
8. 交響曲第8番 ヘ長調 作品93
<DISC5>
9. 交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱」
<DISC6>
10. 交響曲第9番 ニ短調 作品125 「合唱」 <ステレオ版>
【演奏】
ウィルマ・リップ(ソプラノ)、
マルガ・ヘフゲン(コントラルト)、
マレイ・ディッキー(テノール)、
ゴッドローブ・フリック(バス)
エリーザベト・ブラッスール合唱団(9,10)
パリ音楽院管弦楽団
カール・シューリヒト(指揮)
【録音】
1957年4月30日&5月6日(7)、1957年5月7,10日(8)、1957年6月11,12日(4)、1957年9月25,27-29日(6)、
1957年12月18,20,23日(2)、1958年5月27-29,31日(9,10)、1958年9月23,25,26日(5)、1958年9月26,27日(3)、
1958年9月27,29日(1)、 サル・ワグラム、パリ
【原盤レーベル】
Warner Classics(旧EMI音源)
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1.[SACDハイブリッド]
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2.[SACDハイブリッド]
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3.[SACDハイブリッド]
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4.[SACDハイブリッド]
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5.[SACDハイブリッド]
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6.[SACDハイブリッド]
この全集、たしかに、今までにない鮮明な音となっていると思いますが、もともと重戦車のごとき、演奏であったことを感じさせます。やわなベートーヴェンでないので、一曲聴くとおなか一杯になるかも。揺るぎない名演であることは間違いないのですが
LP時代からの愛聴盤だが、今回のSACD化により素晴らしい音質に生まれ変わった。彫りが深くなり、モノラルとは思えない程の圧倒的な説得力を持つ。最新録音のネルソンス&ウィーンフィルの凡演とは月とスッポンの差がある。往年の巨匠のベートーヴェンは、現代のへなちょこ指揮者の演奏から見ると、神のようだ。シューリヒトのベートーヴェンは私にとって最高だ。
モノラルでどの程度SACDの効果があるか心配であったが杞憂。中低域の充実ぶりは見事。
LPは未聴であるが仏の輸入盤CDとは雲泥の差であると感ず。パリ音楽院の色気ある管楽器を
堪能。第九のステレオ盤もテスタメント盤より作為がなくて高音も美しい。迫力にも全く不足しない。満足。
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