クラシック
SACDハイブリッド

販売価格

¥
3,490
税込
還元ポイント

在庫状況 について

フォーマット SACDハイブリッド
発売日 2015年02月21日
国内/輸入 輸入
レーベルBIS
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 BISSA2093
SKU 7318599920931

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:57:00

【曲目】
セバスチャン・ファーゲルルンド(1972-):
(1)ヴァイオリン協奏曲《光の中の闇》(2012)
(2)「点火する」(2010)

【演奏】
ハンヌ・リントゥ(指揮)、フィンランド放送交響楽団
(1)ペッカ・クーシスト(ヴァイオリン)

【セッション録音】
(2)2013年8月、(1)2013年12月/ヘルシンキ・ミュージックセンター(フィンランド)

  1. 1.[SACDハイブリッド]
    1. 1.
      Violin Concerto "Darkness in Light": 1. Energico -
    2. 2.
      Violin Concerto "Darkness in Light": 2. Lento intenso -
    3. 3.
      Violin Concerto "Darkness in Light": 3. Bruscamente
    4. 4.
      Ignite, for orchestra: 1. Presto, furioso -
    5. 5.
      Ignite, for orchestra: 2. Interlude 1. Espressivo -
    6. 6.
      Ignite, for orchestra: 2. Energico, molto ritmico -
    7. 7.
      Ignite, for orchestra: Interlude 2. Espressivo -
    8. 8.
      Ignite, for orchestra: 3. Lento misterioso, molto calmo -
    9. 9.
      Ignite, for orchestra: Interlude 3. Intenso -
    10. 10.
      Ignite, for orchestra: 4. Esaltato

作品の情報

商品の紹介

色彩的で洗練された音楽
フィンランドが生んだファーゲルルンドによる美しい世界

SACDハイブリッド盤。1972年フィンランド生まれのセバスチャン・ファーゲルルンドは、21世紀の世界にどう『存在』するかを管弦楽作品によって探る、精神的ポスト=モダニズム作曲家のひとりです。豊かな音と速い動き、多面的でありながらもモダニズムの激烈さは嫌い、よく響く、色彩的で洗練された音と、明快でエネルギッシュなリズムといったことが、彼の音楽の主要な要素として挙げられています。BISレーベルによるファーゲルルンドの作品集は、クラリネット協奏曲、パルティータ、管弦楽のための《島》を収めた(BISSA1707)、オペラ《デーベルン》(BISSA1780)に続く第3作目となります。

2012年のヴァイオリン協奏曲《光の中の闇》は、ペッカ・クーシストのためにタンペレ・フィルハーモニック管弦楽団がファーゲルルンドに委嘱した作品です。テューバ、バスクラリネット、ティンパニの「鼓動」を使った管弦楽の「漆黒の動き」に始まり、ソリストが「情熱的に」即興することを許されるカデンツァで閉じる第1楽章〈エネルジコ(エネルギッシュに)〉。タルコフスキーの映画『惑星ソラリス』をイメージ、「潜在意識下の存在(未知なる理性的存在)」を探る第2楽章〈レント・インテンソ(激しくゆるやかに)〉。「研磨するように耳障りな」主題を弾くソリストとオーケストラの楽器群を幅広い配置に対比させた第3楽章〈ブルスカメンテ(荒々しく)〉。《光の中の闇》の副題は、村上春樹の「とらえにくい叙述スタイル」を指してつけられたといいます。

2010年作曲の《点火する》は管弦楽のための作品です。「らせん状に進む」構造がとられ、外側の〈プレスト、フリオーソ(きわめて速く、熱狂的に)と〈エネルジコ、モルト・リトミコ(エネルギッシュ、きわめてリズミカルに)の2つの楽章から始まり、中央の〈レント・ミステリオーソ、モルト・カルモ(神秘的にゆるやか、きわめて穏やかに)を通り、〈エサルタート(意気揚々と)〉でふたたび外に出る。バッカナーレのリズムも現れる「旋回」・・・・・・「『ブレードランナー』牧歌」とでも言えそうなフィルム・ノワールのスタイルをもつSF的印象主義・・・・・・ダウランドの《悲しみよ、来れ》を想わせるメランコリー・・・・・・渦は広がり、音の聞こえない領域へ。4つの楽章は「エスプレッシーヴォ」(2曲)と「インテンソ」の3つの〈間奏曲〉により結ばれ、ヴァイオリン協奏曲と同様、切れ目なく演奏されます。《点火する》はフィンランド放送の委嘱により作曲され、サカリ・オラモに献呈されました。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2015/01/21)

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。